対面会議の欠陥は、誰もが薄々心底では感じていたんだろうけど、「会議は絶対。」という強い思い込みがあって、ここに全く気付く事が出来なかった。「民主主義」=「会議」という固定観念も、そうだったなぁ。と、頷けた人が多かったのではないかと思う。
「これまでの対面会議を全てネットへ!!」という考え方には、最初驚いた。何故なら、インターネットに可能性は確かにありそうだけど、「劣化共認の巣窟」という意識の方が強かったから。まともに話をしたくても出来ない場所だと思っていた。
でもその意識って、実は自分の考えを解ってもらえないっていう所から来てた気がする。対面会議は、表情や曖昧な言葉を使って言い換えれば、言い訳も誤魔化しも利く。つまり、内容はどうであれ共認形成をし易い。でもネット上だとそんな誤魔化しが出来ない。だから、不安があったとも言えるのではないかと思った。
形だけの民主主義を脱し、これからは全ての会議をネットへ移行することで、無駄を省き、より本質に近づいた話し合いが出来るのだろうと感じる。 |
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