一般的に、マスメディア、特にTV番組制作で最も重要な評価軸はおそらく視聴率。視聴率が高ければ、それだけ多くの人がその番組を見ていることになります。広告宣伝の費用対効果を考える上で、これほどわかりやすい評価指標は他に無いでしょう。広告費を出す各スポンサーは、この評価を元に出資額を決めていると思われます。
ところで、この視聴率は、「ビデオリサーチ」という民間会社によって調査集約されています。そしてこの会社の株主は、各TV局や電通・博報堂といった広告代理店です。リンク 業界内の調査を業界内で行うのは、それほど不思議ではありません。しかし、この視聴率調査会社が「ビデオリサーチ」1社(独占)というところが気になります。さらに>電通が同社の株を34%所有する大株主ということだろう。リンクという話もあります。真相はわかりませんが・・・。
少なくとも提供者と評価者がほぼ同一(同業界)である。常識的に考えて、圧力構造がどのように機能しているか?今一つ不明確なのですが、改めて「視聴率」とはどのような意味があるのでしょう? |
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