人工物質の脅威:大気・水・食品
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◆実現論本文を公開しています。
 実現論 : 序  文
 第一部 : 前  史
 第二部 : 私権時代
 第三部 : 市場時代
 第四部 : 場の転換
 参考文献

◆新概念の定義集
●収束と統合(しゅうそくととうごう)
収束とは、一点に収斂してゆくこと。全ゆる存在は、外部世界に適応しようとして先端可能性に収束する。先端可能性への収束とは、与えられた状況の中で最も可能性のありそうな対象とそれに対応する機能に収束すること。各機能がその時々の先端可能性に収束することによって個体の意識は統合され、各人が先端可能性に収束することによって集団や社会は統合されている。

●性闘争⇒縄張り闘争(せいとうそう⇒なわばりとうそう)
性闘争とは、メスの獲得を巡るオス同士の闘い。淘汰適応の一形態で、メスには強者選択本能に基づく選択権(力)が与えられており、オスがメスに受け容れられる為には、メスが安全に出産・子育てができる縄張りを確保しなければならず、従って縄張り闘争も勝ち抜かなければならない。 性闘争本能⇒縄張り本能は、雌雄に分化したすべての動物に備わっているが、とりわけ哺乳類は(胎内保育中は淘汰されないので)性闘争本能をとことん強化して、淘汰適応を成体後の激しい性闘争に委ねた動物である。

●序列原理(じょれつげんり)
集団動物の性闘争には、相手を殺すまで闘ったのでは種が絶滅してしまうので、敗れた方が勝者に従う敗従本能が付帯している。とりわけ、サル・人類集団では、性闘争と敗従本能に基づく評価共認の結果として、1位・2位・3位…の序列が形成される。これは、徹底した力の原理の貫徹であり、力の追共認であるとも言える。 サル・人類集団は、この序列によって秩序化され統合されており、人類集団の肩書や人類社会の身分制度も、この序列原理に基いている。

●同類闘争(どうるいとうそう)
一般に動物は外敵闘争を第一義課題としており、同類集団同士が闘うことはない。しかし、サルは、樹上に棲むことによって栄養価の高い果物など最高の生産力を手に入れ、その上外敵が殆どいないという最高の防衛力をも手に入れたことによって、樹上という限られた空間の食糧限界まで繁殖し、その結果、サル集団同士の縄張り闘争が第一義課題となった。これが、サル・人類に固有の同類闘争であり、サルと人類はこの同類闘争の外圧を最大の圧力源=活力源にしている。 なお、原猿集団は家族集団であり、オスは首雄だけなので性闘争=縄張り闘争であるが、オスが複数居る真猿集団では性闘争(個間闘争)と縄張り闘争(集団闘争)は切り離されている。従って、真猿集団や人類集団における序列は、もはや性闘争ではなく、もっぱら縄張り闘争での評価共認に規定される。

●不全と解脱(ふぜんとげだつ)
不全とは機能不全のこと。本能が機能不全に陥ると、飢えや怯えなどの不全感に恒常的に苛(さいな)まれることになる。この不全感を麻痺させる麻薬回路が解脱(げだつ)充足回路(主な伝達物質としては、オキシトシンとβエンドルフィンとドーパミンがある)。サルや人類は、不安や苦痛など何であれ不全感を刺激されると、その不全感を和らげてくれる解脱回路に収束する。解脱充足の中心は、スキンシップを原型とする親和充足と性充足。人類の解脱充足にはその他に、涙や笑いなど(一般的には娯楽)がある。

●共認機能 (きょうにんきのう)
共認とは、共に認め合うこと。人類の集団や社会は、互いに課題を共認し、評価を共認し、役割や規範を共認することによって統合(=秩序化)されている。  共認機能は、元々は不全から解脱する為に形成された機能で、相手の不全→期待と自分の不全→期待を重ね合わせ同一視することによって安心感や癒やしなどの充足を得る機能(=上記の充足回路)。つまり、相手(=自分)の期待に応えることによって、正確には期待と応合のやり取りによって充足を得る機能である。なお、この共認充足は、サル・人類の最大の充足源・活力源となっている。

●自我(じが)
一般の動物には見られない、共認動物たるサル・人類に固有の欠乏である。その正体は、みんなの評価共認によって(自分には)与えられなかった評価の欠乏であり、従って他者否定と自己正当化に向かい、常に己に都合の良い幻想(妄想)に収束してゆく。むしろ、自我は妄想によって成り立っているとも言える。  従って、自我は共認機能の派生物であるが、みんなの共認を破壊する敵対物でもあり、言わば共認機能が生み出した鬼っ子である。

●私権(しけん)
私権とは、私的権益あるいは私的権限のこと。具体的には、財(金)や地位や女などの私有権のこと。ひとたび私有権が共認されると、社会に存在する全てのものが私有の対象となり、その結果、私権を獲得しなければ生きてゆけなくなる。従って、誰もが私権の獲得(→私権闘争)に収束し、それによって統合された私権統合の社会(省略して私権社会)が出来上がる。いわゆる文明社会とは、私権社会に他ならない。この私権闘争は巨大な私権圧力を形成するが、それらは飢餓の圧力に晒されている以上、従わざるを得ない否も応もない強制圧力として機能してきた。  しかし、’70年貧困が消滅して以後、私権欠乏や私権圧力は衰弱し続けている。


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