日本を守るのに、右も左もない
85374 観念機能を作動させる共認充足
 
岡本誠 ( 51 経営管理 ) 05/02/09 AM00 【印刷用へ
>観念機能が作動しなければ、人類は絶滅するしかない。だが、人類最大の危機が迫っているにも拘わらず、危機圧力が働かず、観念機能が作動しないというこの現状こそ、もはやいかなる言い逃れも通用しない、市場社会の絶対的欠陥を明示するものである。(実現論3_5_05

現代、人類絶滅の危機という、ある意味では人類最大の外圧は存在している。しかし、外圧に直面しても観念機能が作動しないところに危機の本質がある。つまり「私権にしか収束しない様に囲い込まれた脳回路(同上)」が究極のガンとなっている。観念機能の作動を回復するヒントは、私権時代の中にもあり、それが藩や農村共同体。

>つまり、誰もが私権の確保を第一義課題として生きてきた。とは言え、農業生産の時代はまだ自然圧力も働いていたし、頭を使うべき自らの生産基盤も持っていた。何より、藩や村落という共同体が強い力を持っており、それら集団の課題や規範に応えてゆかなければ、私権を確保することも維持することも出来なかった。従って、己の私権を超えた超越課題=考えなければならない課題はいくらでも残っていた。(実現論3_5_02

ここから言えるのは、己の私権を超えた超越課題を考えなければならない圧力を形成していたのは、外圧の存在に加えて、藩や村落という共同体の存在。共同体が成員の内圧(=活力)を生み出し、己の私権を超えたみんなの課題に向かって観念機能を作動させていたと言える。

とすれば、現在肝心なのは、「私権にしか収束しない様に囲い込まれた脳回路」に代わる観念機能を作動させられるだけの内圧(=活力)を如何にして生み出すか。結局それは、共認充足しかないのだと思う。

かつての村落共同体の活力も、課題や規範を支える共認充足が根底にあったからこそ活力足りえたと考えられ、また、潜在思念を導く答えだからこそ共同体を統合しえたとも言える。

市場社会の中で、共認充足の場を如何に実現するか。本源収束している潜在思念が開かれキャッチボールできる場。このような場でしか活力は再生されないし、目先の秩序にからめとられる流れを押し止めることもできない。何よりも危機を突破できる有効な観念機能が作動する場は他にない。
それが、るいネットであったり、なんでや露店であると思う。
 
 
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