次代の活力源は?
44391 これからの活力源は、『みんな期待』に応える充足
 
四方勢至 ( 60代 編集 ) 02/11/23 PM08 【印刷用へ
これまでの集団や社会は、誰もが私権(地位やお金)の獲得に収束することによって統合されてきた。逆に言えば、人々は私権を確保する為に、会社や学校や家庭という私権(によって統合された)集団に収束し、それらの集団の中に閉じ込められてきたとも言える。
しかし、'70年、貧困が消滅して以降、私権への収束力は衰弱し続け、至る所で活力の衰弱が進行して、社会は全面閉塞状態に陥ってしまった。今や、国家も企業も家庭も、全てが迷走状態にある。

これは、おそらく人類の適応不全、つまり、個人や集団や国家という枠を遥かに超えた、種としての『みんな』不全である。そうである以上、人々の意識が、個人や集団を超えた『みんなの期待』に収束してゆくのは必然である。実際、若者のマスコミ志向や芸能人志向、あるいはメル友300人等の現象が象徴しているように、人々の意識は集団を超えた人(誰でも)収束や、『みんな期待』に応えるやりがい志向に向かっている。
もはや私権集団は活力を失って閉塞を深めてゆくばかりであり、人々はそんな集団の中では満たされず、新たな可能性を求めて集団の外へ向かい始めた。例えば、離婚や未婚の増大も、フリーターや引き篭もりの増大も、不正に対する内部告発の急増も、全ては私権集団からの離脱現象である。

おそらく次代では(むしろ現在すでに)、『みんな不全』⇒『みんな期待』に応えることが、一番の活力源になる。
では、現在のみんな不全⇒みんな期待の中身は、何か?
それは、出口が見えないということであり、答えが欲しいということだろう。しかし、出口が見えないということは、これまで一方的に発信し続けてきた学者や芸術家やマスコミ等、発信階級たちの旧観念が全く役に立たない(現に、彼らは未だに何の答えも出せないでいる)ということであり、旧観念を全否定した全く新しい認識が必要だということである。それは、これまで彼ら発信階級が撒き散らす観念をただ受信するだけであった『みんな』の協働によってしか生み出せない。

とすれば、答えを求めて誰もが集まり語り合う場(認識サロンや認識サイト)を作ってゆくことこそ、皆の期待に応える最も充足できる活動であり、それこそが集団(の成員)や社会の活力を再生してゆく、真の「社会貢献」の道ではないかと考えている。
 
 
 
 この記事に対するトラックバックURL  http://www.rui.jp/tb/tb.php/msg_44391

 この記事に対する返信とトラックバック
話す(聞く)力が無いと、介護をしてる意味が無いじゃん! 「††喜☆怒★哀☆楽††」 11/01/18 AM10
242764 『国民の幸福度』を測る取り組み開始? 火中の栗 10/12/24 PM11
新シリーズ「活力再生需要を事業化する」〜活力源は、脱集団の『みんな期待』に応えること〜 「金貸しは、国家を相手に金を貸す」 10/03/30 AM01
「共同体の挑戦7」みんな不全⇒みんな収束の大潮流 「これからは共同体の時代」 10/03/05 AM01
218977 対面期待から社会の期待へ 加賀見香苗 09/11/05 PM09
217266 みんな期待を顕現させるために 小松由布樹 09/10/15 PM05
211275 『みんな期待』に応える⇒社会を再生する 衛藤信義 09/07/22 AM10
210954 約6年半たった今、顕在化してきた R 09/07/17 PM01
194487 企業に求められているのは『リストラ』ではなく『答え』 末廣大地 08/12/10 AM01
181602 失敗は成功のもと。 倉田慈満 08/07/19 PM04
173936 インターネットで答えを探すことが増えてきた。 チウエ* 08/04/11 AM08
173866 「自分の力を伸ばして欲しい」若者たち 田中素 08/04/10 PM02
173796 新しい仲間をむかえて リンゴヨーグルト 08/04/09 PM05
173048 充たされること 角まゆみ 08/03/26 PM08
173045 序列原理崩壊の一例 桑村佳直 08/03/26 PM08
173044 現代に求められること 佐々木尊一 08/03/26 PM08
171190 問題は場所 旅人。 08/02/20 AM09
167825 共認形成へと向かう意識潮流はさらに加速 わっと 07/12/26 PM05
国民の過半数が生活苦!?それって、お金の問題か?? 「これからは共同体の時代」 07/05/31 PM08
148216 自分発で認識を捉えると、頭でっかち 根木貴大 07/03/29 AM01
みんながいるから元気になれる みんなありがとう みんなに感謝。 「ブログ de なんで屋 @東京」 07/03/06 PM02
あと2時間あったら何したい?? 「毎日のありがとう☆.。.:*・゜」 07/02/28 PM08
戦略ミーティング@NY 〜会議室の名前で、活力UPって・・・?〜 「これからは共同体の時代」 07/01/26 AM00
130147 子どもたちの販売体験(供給者になること=同化能力を獲得すること) 匿名希望 06/09/06 PM10
129609 社会活動(副業)へ参加は必然 村田頼哉 06/08/31 PM09
127158 活力再生には認識形成の場が不可欠 匿名希望 06/08/01 AM01
127140 新理論の必要に至るかどうかは「脱集団」が分岐点 麻丘東出 06/07/31 PM10
125452 答えが必要なのは何で? 丸一浩 06/07/10 PM11
125304 「みんな期待」=「適応欠乏」 西谷文宏 06/07/08 PM11
115128 旧観念を捨てるだけでホントにフリーターやニートは減るの?? 中北千奈美 06/05/21 PM01
115050 『みんな不全』⇒『みんな期待』 匿名希望 06/05/21 AM00
113984 なかなか事業化しないのはなんで? base 06/05/16 AM11
109855 ごまかしは旧観念の仕事、供給発は次代の仕事 三浦弘之 06/04/25 PM07
108972 メール問題って何だったの? あいうえお 06/04/13 PM11
108600 活力再生需要=役割需要 野田雄二 06/04/06 PM08
108001 特定の期待に応えるのではなく、みんなの期待に応えることが活力再生になる 匿名希望 06/03/25 PM04
107673 人から感じ取る期待の強さ 岸良造 06/03/19 PM07
106511 共同保育を事業化するためになにが必要なのか? 門奈津子 06/02/28 PM11
次代の活力源 「新しい「農」のかたち」 06/02/23 PM09
105263 活力再生事業が社会不全を解消する 村上祥典 06/02/06 PM10
105215 今こそ時代の転機では マー 06/02/05 PM11
104729 経営成績低迷の突破口も、みんな期待に応えることにある 小松由布樹 06/01/28 PM09
104182 塾も活力再生事業 匿名希望 06/01/18 PM01
103635 フリーターと兄弟姉妹の関係 峯川満章 06/01/05 PM04
老人の役割 「なんで屋−驀進劇−」 05/12/22 AM01
102940 システムよりまず出かけていくこと magarimame 05/12/21 PM00
102099 世田谷地域風景資産〜みんなで創る地域風景〜 小林有吾 05/12/06 PM06
101638 期待を受けると・・・ ふうらいぼう 05/11/29 PM00
101280 個人発からみんな発の悩み相談へ 大嶋洋一 05/11/22 PM11
101197 潜在思念と観念回路の断絶 矢野悟 05/11/21 PM02
101040 充足(可能性)発の仕事は無限にある 芝田琢也 05/11/18 PM11
101016 本格コースの可能性 匿名希望 05/11/18 PM01
『トルコ軍艦エルトゥールル号』の話 「GREEN HORNET」 05/11/12 PM06
98754 きたい 匿名希望 05/10/08 PM07
98707 個人評価より、集団評価の方が人々は活性化する 今井勝行 05/10/07 PM10
98528 学校に活力再生を! 匿名希望 05/10/05 PM02
98525 ニーズに応えるということから 匿名希望 05/10/05 PM00
96393 諸外国の公共事業民営化はなぜ失敗したのか? 竹村誠一 05/08/24 PM07
96383 「ブルーマンデー症候群」 峯川満章 05/08/24 PM01
96293 この先 田中令三 05/08/21 PM08
96003 みんな期待に応える社会活動から活力が再生する。 石川笑美 05/08/14 PM05
95494 圧力に同化すればするほど、みんなが繋がってゆく 中瀬由貴 05/08/03 AM01
95433 「ある集団の評価」を「社会全体の評価」に再構築するのが新概念 匿名希望 05/08/01 PM09
仕事には喜びが満ち溢れている 「開放空間「THE ROTEN」」 05/07/28 PM08
94965 迫り来る私権社会からの離脱―団塊の世代も! あずみ 05/07/23 PM00
94952 みんな期待を実現できる 白子佳世 05/07/22 PM10
94270 活力源は、脱集団の社会空間から生まれる 村田貞雄 05/07/10 PM10
93880 私権集団からの離脱 ベーカー 05/07/04 AM11
93736 カード売りも活力再生事業 浅野信夫 05/07/01 PM09
93363 国が掲げる次世代産業 岸良造 05/06/25 PM11
93144 農業の再生も「脱集団のみんな期待」から 鈴木隆史 05/06/22 PM06
欲しいのは、活力 「お役に立ちます☆」 05/05/26 AM00
90169 「事業化」とは、みんなの意識=社会を変えていく具体的な方法 浅見昌良 05/05/07 AM02
90166 品質・安全・そして創造力を生む活力の再生 細田卓司 05/05/07 AM01
90152 実現は身近にある。 田野健 05/05/06 PM10
活力源って。 「Modern Science Critique」 05/04/30 PM01
89105 期待封鎖世代の活力源とは・・・ 門奈津子 05/04/18 PM09
88640 目先の答えでは充足できない 走馬灯 05/04/10 PM09
88426 男は闘争存在 岡本誠 05/04/05 PM10
公務員志向が強まってきたのは、なんで? 「なんで屋<男塾>梅田」 05/03/23 PM09
若者は『Dr.コトー』を目指す?僻地での臨床研修希望者倍増 「あ!なんで屋だ!」 05/03/16 PM10
86964 供給者にするための媒体(システム)を供給することが、活力再生事業の一形体 蘆原健吾 05/03/08 AM00
86886 みんなで子育て 山名宏明 05/03/06 PM09
2月25日(金)なんで屋やってきました。 「なんで屋@奈良」 05/02/28 PM10
85000 「親元収束」からの反転のキッカケは親? 麻丘東出 05/02/01 PM10
84628 「みんな期待」が事業化の羅針盤 松本幸二 05/01/26 AM00
84407 『みんな期待』を感じにくい社会 中野泰宏 05/01/22 PM01
84359 私達の役割そして元気な力の使い方 後藤美奈子 05/01/21 PM05
83630 るいネットの活動意義を再認識しました 磯貝朋広 05/01/05 PM04
83138 “目先の収束先”は、所詮「とりあえず」のことでしかない 蘆原健吾 04/12/25 AM04
82904 『みんな期待』に応える活動事例 佐藤祥司 04/12/21 AM00
82694 古い集団、組織では活力が出ない。 星埜洋 04/12/17 AM03
82376 みんな期待に応える場を作っていきたい 喜多雅子 04/12/11 AM11
82374 るいネットは本当に大切なサイトです 木村明子 04/12/11 AM08
82367 活力源はどこから 斎藤裕一 04/12/11 AM00
82326 新しい学校の存在 琵琶湖 04/12/10 PM01
82283 みんな期待に応えることが、一番の活力源 大西敏博 04/12/09 AM11
82214 路上で元気をもらっている素人が主役なる日は近い 馬場康一郎 04/12/07 PM10
64758 『みんな期待』って。 浅田祥幸 03/11/23 PM11
52079 ゆっくりと「みんな期待」に応える 池田直子 03/03/22 AM00
50486 みんな期待に応えてみたい 関谷啓太郎 03/02/25 AM00
45344 普通の人は新しい認識の必要に気付いていることを実感。 田原康夫 02/12/08 PM07
44683 認識営業の基本を頭に入れて るぎあ 02/11/29 PM01
44639 みんなで築けばいい 土井誠也 02/11/28 PM11
44596 新しい活力源への転換の場 浅野雅義 02/11/28 AM00
44559 人収束に対する実感 匿名希望 02/11/27 PM02
44555 市場を越える 匿名希望 02/11/27 PM01
44545 誰にでも出来そうなところに可能性を感じる 松下直城 02/11/27 PM00
44507 行きずりの他人同士が話し合う共通項 吉原徹 02/11/26 PM08
44504 本当の社会貢献とは、次代を形成すること 石野潤 02/11/26 PM02
44500 発信階級 匿名希望 02/11/26 PM01
44495 認識サロンへの期待 マー 02/11/26 PM00
44493 社会に出た、みんなが期待しているもの。 宮川悠子 02/11/26 AM03
44490 新しい認識は皆の協働によって作り上げるもの 山田孝治 02/11/26 AM01
44477 種としての『みんな』が期待し求める新機能 越見源 02/11/25 PM11
44474 求められているのは縄張りの獲得を超え出た活力源 笠原光 02/11/25 PM10
44469 「みんな期待」に応えること=共通課題として捉える 衛藤信義 02/11/25 PM09
44461 『みんなの期待』に気づくこと 森政子 02/11/25 PM01
44460 「縄張り」ではない「場」の必要 藤岡聖子 02/11/25 PM01
44456 「みんな共認」の欠乏は「特定の関係」を無意味化させる。 北村浩司 02/11/25 AM04
44439 私権集団から完全に離脱できる場 大河明日 02/11/25 AM00
44438 同じように場づくりをしている人に出会いました 矢野聡子 02/11/24 PM11
44437 認識営業の基本スタンス 原田昭雄 02/11/24 PM11
44426 「みんな期待」を感じるのに耳を澄ます 志水満 02/11/24 PM06
44417 『みんな不全』は充足発の活力源 阿部紘 02/11/24 PM02
44416 普遍(=みんな)課題をめぐる多様な「場」の活力に導かれて 麻丘東出 02/11/24 PM01
44411 「当事者欠乏」の正体は、「種としての適応不全」だったんだ 中野恵 02/11/24 AM01
44401 場をつくるという実践課題 岩井裕介 02/11/23 PM11

  [戻る]  


◆実現論本文を公開しています。
 実現論 : 序  文
 第一部 : 前  史
 第二部 : 私権時代
 第三部 : 市場時代
 第四部 : 場の転換
 参考文献

 必読記事一覧
01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28
大転換期の予感と事実の追求
実現論の形成過程
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(1)
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(2)
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(3)
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(4)
自考のススメ2.現代の不整合な世界(問題事象)(1)
自考のススメ2.現代の不整合な世界(問題事象)(2)
自考のススメ2.現代の不整合な世界(問題事象)(3)
自考のススメ3.自考力の時代⇒「少年よ、大志を抱け」(1)
自考のススメ3.自考力の時代⇒「少年よ、大志を抱け」(2)
1.これから生き残る企業に求められる能力は?
2.私権圧力と過剰刺激が物欲を肥大させた
3.市場の縮小と根源回帰の大潮流
4.共認回帰による活力の再生→共認収束の大潮流
5.自我と遊びを終息させた’02年の収束不全
6.同類探索の引力が、期応収束を課題収束に上昇させた
7.情報中毒による追求力の異常な低下とその突破口
8.大衆支配のための観念と、観念支配による滅亡の危機
9.新理論が登場してこない理由1 近代観念は共認収束に蓋をする閉塞の元凶となった
10.新理論が登場してこない理由2 専門家は根本追求に向かえない
11.学校教育とマスコミによる徹底した観念支配と、その突破口(否定の論理から実現の論理への転換)
12.理論収束の実現基盤と突破口(必要なのは、実現構造を読み解く史的実現論)
近代思想が招いた市場社会の崩壊の危機
新理論を生み出すのは、専門家ではない普通の生産者
現実に社会を動かしてきた中核勢力
私権時代から共認時代への大転換
市民運動という騙し(社会運動が社会を変えられなかった理由)
民主主義という騙し:民主主義は自我の暴走装置である
統合階級の暴走で失われた40年
大衆に逆行して、偽ニッチの罠に嵌った試験エリートたち
新理論の構築をどう進めてゆくか

『るいネット』は、42年の実績を持つ起業家集団・類グループが管理・運営しています。るいネットワーク事務局(Tel:0120-408-333, E-mail:member@rui.ne.jp