心の本体=共認機能の形成過程
43749 言葉を話すことの原点は相手に対する「評価」、もしくは「応望」
 
北村浩司 ( 壮年 広報 ) 02/11/10 PM11 【印刷用へ
ミラーニューロンのお話を興味深く読ませていただきました。

おそらくミラーニューロンは相手の行動=視覚情報を受けて、自分の同一の体験記憶(運動記憶)を思い出させる、という働きをしているようです。それが相手の中に自分を映し出すという共認機能の原点であるという点に同意します。
>心の奥底=潜在思念の次元では相手と自分は同一だと認識していることを、ミラーニューロンの機能は示しています。(42811冨田さん) 
このニューロンが発見されるまでは、脳の各部位にそれぞれの機能が局在しているという学説が主流であったなようです。ミラーニューロン=相手同一視の機能それ自体が、脳内の一つの統合機能(感覚情報と運動機能の)であるということも注目されると思います。

さらにこのミラーニューロンが運動性言語野の中、すなわち話すという行為をつかさどる大脳内の部位に存在する、ということの意味について考えてみました。

これが意味するのは、まず「話す」と言うことが、まず相手の行動や仕草を前提としていると言うこと。かつそれが自己の体験記憶を思い出させると言う機能を付随させていると言うことは、
@「話す」と言うことの原点が、自己の体験と照らし合わせての相手の行動に対する評価が原点である、と言うことを暗示しているのではないか?
Aもしくは相手の行動や仕草を見て、自己の体験記憶を辿って相手に対して反応する。つまり相手の期待に(相手の行動や仕草の意味するものを自己の体験記憶と照らし合わせて、推測し)応答する、と言うことを原点としていたからではないか。

つまり言語=話すことの原点は相手に対する評価もしくは応望(応答)が原点であった、と言うことを意味するのではないかと思います
 
 
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