恋愛って、何?結婚って、何?
3750 Re:3743―規範とは
 
今井靖明 ( 29 営業 ) 01/04/29 AM03 【印刷用へ
 
>村落共同体における規範は、その規範に従わないと生きていけないという絶対的な圧力であったと思う。
>規範に従わない者は、異端視され排除された。
>たとえ、規範に従いたくなくても、生きるためには従うしかなかったのではないかと思う。
>少なくとも、愛や信頼といった綺麗事だけではなかったはず。
>もっと俗っぽくてドロドロしていたと思う。

 私は村落共同体の実態には詳しくありませんが、感じたことを少々コメントさせて戴きます。

 規範とは「絶対的な圧力」に呼応するものであろうと思います。観方によってその圧力は否応ない、苦しいものですが、その絶対的な避けて通れない課題を皆で共にし、更に充足をもってこれを克服していくための、文化的な叡智の結晶が「規範」というものではないか、と観じます。

 規範の示すものは目標であり(規範そのままの人間などいないだろうと思いますので)、そこに辿りつくのはとても難しいことでもあると思うのですが、某かそれを体現した人を、高く評価し存在意義を認めることでしょう。
 これが理論や論理とは違った、規範の充足性、規範の規範たる所以ではないかと思います。

 歴史上の具体的規範が、この観点からどのようなものだったのかは、勉強不足でよく判りませんが、少なくとも現在的な意味で「規範」というものを我々が考える上で、取り得る姿勢とはこのようなものではないかと思います。いかがでしょうか。

 現代は、規範というものを規制的な要因ばかりから捉え、全く骨抜きにした上で否定的に観る風潮があるように思えてなりません。
 謂いようによっては、人と人との関わりの中で、規範ほど思いやり・労わり合いの結実物であるものは、無いのかもしれないとさえ思います。
 
 
 
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