市場の支配構造(金貸し支配)
330910 借金経済の中に組み込まれる国民
 
真田俊彦 ( 26 会社員 ) 17/11/04 AM00 【印刷用へ
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「お金のしくみ」を正確にわかっている人は、ほとんどいないのが現実です。

なぜならば、世の中の矛盾の最大の原因が「お金のしくみ」の中に隠されているために、世界を支配している支配層は「お金のしくみ」をわざと複雑に見せて、国民の理解する努力を妨げて真実を知らないままにしようにしてきたのだろうと思われます。

今回はっきりわかったことは、「お金」は政府も個人も企業も作ることが許されず、中央銀行(株式会社なので民間銀行です)と民間銀行のみが独占的に作れるということです。

日本(中央)銀行はお札を 日本政府は硬貨を 民間銀行は預金(借金)を作ることができます。

すなわち、日本銀行と民間銀行だけに「信用創造」という特権がが与えられ、政府も個人も企業も民間銀行から「お金」を借りて利子を払って返金する「借金経済システム」の中に組み込まれている、ということです。

しかも民間銀行の「金貸し」行為は他人の資金をもとに利子をつけて他人に「お金」を貸す行為であり、今では合法化されていますが元をたどれば立派な「詐欺行為」だったのです。

▼『公共銀行を装った日本(中央)銀行』

1.「お金」は中央銀行と民間銀行のみが作る(信用創造)する特権を与えられている

2.民間の個人と企業は「お金」を作ることを禁止されている。

3.したがって、個人がマイホームを買ったり企業が設備投資や資金繰りで「お金」が必要なときは、民間銀行から利子つきの「お金」を借りる(借金)が普通である。

*すなわち国民経済は「借金経済システム」を義務付けられている。

4.国民は「借金経済システム」で借りた元本と金利を払うために懸命に働かされる運命になる。

*国民経済は常に「借金の利率」以上の経済成長立を達成するように仕向けられている。

5.「お金」の元の紙幣は、もともと中世ヨーロッパの「金細工職人」が持っていた丈夫な金庫に人々が「金」を「預かり料金」を払って預け、その代わりに渡していた「預かり証」が始まりである。

6.「金細工職人」は「金」を預けた人全員が一度に「金」の返却を請求すことはないことを経験的に知り、預かった「金」を基に、金額を明記した「兌換証書」を発行して金利をとる「金貸し業」を始めた。

*「人が預けた「金」を預けた人に内緒で他人に貸し付け利子をとる」という行為は、本来「詐欺行為」であり犯罪である。

*現在全ての商業銀行と投資銀行が世界規模で行っている「融資」という「合法的な行為」は他人の資金を使って「信用創造」し莫大な資産を形成しているが、もともとは「詐欺行為」であり禁止すべきでなのです。本来の意味で合法的に「融資」するのであれば、あくまでも自己資金の範囲内で貸し付けをすべきでなのです。  

7.この金額を明記した「兌換証書」が市場で流通するに従い「金細工職人」は「金貸し業者」となり「商業銀行」となった。

8.「金貸し業者」は万一取り付け騒ぎになった場合お互いに「金」を融通し合うために「融通ネットワーク」を作った。

*それが後に各国の「中央銀行」となり国際的にはBIS(国際決済銀行)やIMFや世界銀行となった。それらはすべて株式会社で民間銀行である。

8.「日本銀行」は紙幣を印刷し政府や民間銀行に供給するが、供給額や金利などの金融政策は「日本銀行」が独自に決めている。

9.なぜ「日本銀行」は政府から独立した機関なのか?なぜ政府は「日本銀行」に命じて政府の金融政策を実施させないのか?

*ロスチャイルド家の初代当主マイヤー・アムシェル・ロスチャイルドは以下のように言っています。
「私に一国の通貨の発行権と管理権を与えよ。そうすれば誰が法律を作ろうとそんなことはどうでも良い」
今やFRBやECB(欧州中央銀行)や日銀など世界各国の中央銀行を支配しているロスチャイルド国際金融資本は、常に「中央銀行」を政府から独立した機関になるように圧力をかけているのです。そして、それら公共銀行を装った民間銀行の大株主になっています。

10.各国政府は中央銀行を国有化し「信用創造特権」である「通貨発行権」を取り上げて政府の中に「通貨発行委員会」を新たに設置してここに移管すべきである。

*アメリカでこれを提唱した大統領リンカーンやケネディ等はなぜか、すべて暗殺されている。

11.各国政府は、民間銀行から「信用創造特権」である他人の資金を基にする「融資業務」を禁止すべきである。「融資業務」は社債を発行して自己資金を集めて自己資金の限度内で「融資業務」を行う民間の「貸付銀行」が行うべきである。
 
 
 
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