引き続き、nueq labブログリンクより、紹介する。
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さて、ビットコインの登場は2009年だが、このエッセイのもう一つのテーマ:中央銀行の詐欺性が俎上に上がり始めたのが同じ時期。
僕は読んでないので内容を知らないが、安部芳裕「 金融のしくみは全部ロスチャイルドが作った 」が徳間5次元文庫から出版されたのが2008年9月。
リチャード・ヴェルナー「 円の支配者 」が2001年5月。
「 円の支配者 」の内容は衝撃的だ。
著者のリチャード・ベルナーはドイツ銀行から日銀に派遣されてきた人物。
日本経済のバブル崩壊の鍵が日銀にあることを嗅ぎつけ、関係者の証言を執拗に集めた記録だ。 これによって戦後高度成長の秘密と80年代バブルの仕掛け、そして崩壊の手口の全てが明らかにされた。 バブル景気を作るも潰すも「 失われた20年 」を創出するのもすべて日銀の匙加減一つであることがこの本によって暴露されたのである。
否、バブルだけではない。
景気の良し悪しを作り出すのが中央銀行の金融政策自体にあったことが暴かれている。
「 円の支配者 」は、日銀の詐欺性に特化した内容だが、
「 中央銀行 」自体の詐欺性が次々と暴露されたのが2000年代。
国家経済を乗っ取った、世界で実質的に最初に誕生した中央銀行のイングランド銀行( 1694年 )と設立直後の南海バブル詐欺事件、クリスマスで議員の大半がいないタイミングで成立させたアメリカの「 連邦準備制度( FRB:1913年 )」など世界中の「 中央銀行 」システムの詐欺性が広く知れ渡るようになった( と云っても大半の人はまだ知らないようだが。。。)。
簡単に( 中央 )銀行システムの信用通貨発行のメカニズム( 詐欺手法 )を記しておこう。
1)欧州に於ける通貨の基本はGOLDにある。
2)GOLDを安全に保管するのは大変。
3)セキュリティのしっかりした保管所( 金細工商 )にGOLDを預ける。
4)保管所は預り証を発行する。
5)一定の歴史の中で現物のGOLDを誰も引き出しに来ないことが判明。
6)GOLD保有者は売買に際して重いGOLDを渡すのではなく、
裏書きした紙切れの預り証で取引するようになる。
7)保管所( 金融業者 )は借り入れ需要に対して、
誰も引き出しに来ない所有者のいるGOLDを
勝手に担保にして融資を行うようになった。
8)これが慣習化し、やがて預かりGOLDの100倍の「 貸金 = 信用 」、
つまり預り証=通貨を発行できることが慣習化した。
これがシニョリッジ=通貨発行利得。
この「 信用創造 」システムによって、当時勃興した産業革命の
旺盛な資金需要に応え、産業・資本の拡大に寄与した。
9)通貨価値安定の見地( 建前 )から通貨発行権を「 中央銀行 」に集約し、
国家から発行権を取り上げ、中央銀行の「 独立性 」を確立する。
これにより国家は、借用証書としての「 国債 」を中央銀行に差し入れ、
中央銀行は金利を付けて通貨を国に貸し与える。
金利払いと元本返済は国の経済の基盤たる国民の税金で賄われる。
中央銀行から発行された通貨は、一般銀行に渡され、
一般銀行が「 信用創造 」で100倍の貸出を行う。
国民の税金を人質に取って( 借金のかたにして )通貨を発行し、更に100倍に膨らませて、尚且つ金利を上乗せして貸し出す。
これによって一般銀行は無から有を産み、中央銀行はその上前をハネる。 この金利の基準レートとなるのが世界の金融を支配するシティ( ロンドン )のイングランド銀行と18銀行によるLIBOR( 後述 )だ。
こうして株式会社である「 中央銀行 」は濡れ手に泡の利益を未来永劫手にすることとなった。 その世界190カ国の中央銀行の大株主がロスチャイルドである。
ロスチャイルド所有の中央銀行 165カ国 リスト
リンク
この内容が2011年にリリースされた映画「 スライブ 」にわかりやすくまとめられた。
この映画により、多くの人たちが中央銀行の詐欺性・犯罪性に気付くこととなった。
しかもその時期( 2012年 )LIBOR事件が発生。
LIBORとは、London Interbank Offered Rateの略。
LIBORはイングランド銀行が、世界的トッププレーヤーの銀行18行の金利を平均化して指標とするものだが、イングランド銀行指導の元、この金利が不当に吊り上げられていたことが暴露された。 LIBORを使って年間6京円のお金がやり取りされている。 そこに1%の上乗せをすれば年6000兆円、0.1%で600兆円、0.001%で60兆円が濡れ手に泡で転がり込む。
事件の発端はバークレー銀行の金利操作だったが、その後、米財務長官ガイドナーのイングランド銀行総裁宛のメールが曝露されることで、イングランド銀行が18銀行に操作を「 指導 」していたことが事実上明らかになってしまった。
これを受けてイギリス側は報復処置として、預金者の大半がアメリカであるイギリスのタックスヘイブン = カリブ海諸島他のマネーロンダリングをリーク。 なのか、或いは逆にアメリカのイギリス攻撃第2弾としてカリブ海のタックスヘイブンをリークしたのか?
その後の展開は後者を支持しているようにも見える。 当時はネバダ州、「 パナマ文書 」以降はワイオミング州、サウスダコタ州、デラウェア州などがバハマなどイギリス系カリブ海域のオフショア( タックス・ヘイブン )を遥かにしのぎ、世界最大のタックス・ヘイブンとなりつつある。 |
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