次代の活力源は?
323022 【実現塾報告】第六期第5回★〜「役に立ちたい」を充足させるには、【課題共認→役割共認→追求】の構造を持ってる集団が一番強い〜A
 
森明幸美 ( 26 会社員 ) 16/12/31 PM11 【印刷用へ
@の続き♪

***

★現在の企業に役割欠乏を充たしてくれる役割はあるのか?
=課題共認は成立しているのか→役割共認・充足は成立しているのか→その役割に応える追求力がどの程度あるのか

☆それがあるのと、無いのの違いは何なのか?
今の企業と江戸時代を比べてみるとどうか?
◯江戸時代は村落共同体が母体となる集団。
生産・生殖(子育て)・集団全体の統合=組織課題全てが、村全体・集団全員の役割
=村全員がみんなの課題を知っている=非常に豊かな課題共認・役割共認の世界が広がっている。
→役割・課題が全て内発的な欠乏としてある。

◯現代の企業はもっぱら役割も課題も強制圧力として与えられる。
強制なのか内発なのかで大きな違いがある。
部や課のような肩書は役割のように感じられるが、上から細分化した与えられる強制圧力。→全体が見えなくなる。
昔は田植え歌に象徴されるように、おしゃべりしながら働いていたが、今は労働時間の短縮⇒おしゃべり禁止という狂った事になっている。
●強制圧力の本質は「嫌なものを無理矢理やらされる」のではなく、【本来いろいろやりたいものを禁止・制約していくこと】

内発喚起・転換して仕事をしている人と、強制圧力で仕事をしている人は成果が違う
⇒★どうしたら内発的動機で働けるのか?
本来人類が持っている内発的なものをいかに封鎖するか=強制圧力・権力の本質
現代の支配権力を脅かすこと=大衆が追求力をもつこと
大衆が頭を使って追求する→たちまち権力は崩壊する(⇒学校教育from権力側)

⇒強制圧力からの脱却⇒【枠(ex.気になる追求したいことを言っても「今はそんな時間じゃない、今はそれは関係ない」と言われる、テストで出るところだけを勉強したら評価される)】を超えていくこと
⇒強制の構造を見抜く
→点数を取るための勉強をやめる

●「役に立ちたい」を充足させるには、【課題共認→役割共認→追求】の構造を持ってる集団が一番強い。
そしてそれは、大企業ではなく、町工場・農業・漁業・調理師etc...中小企業

大企業もなんの充足もないんじゃ持たない⇒ミーティングと称してグループ追求をしている。
それぞれ部門ごとに小会議を通して会議の範疇での課題共認、ある程度の追求充足で最低限の活力を維持しているのが実態。

中小企業、職人・手に職の世界は小規模集団ということもあって、その企業全体にかかってる外圧⇒課題をほぼ全員が共認できてる→役割共認もできてる。
「少しでも良いものを作りたい」という気持ちで仕事をしてる→追求心もある

江戸時代に比べたら劣るかもしれないが、【課題共認→役割共認→追求】の構造が一通り揃っている。
反論があるとしたら、追求心・追求力だけは東大京大卒が集まってる大企業の方が上回っているのではないかという点
★実態はどうか?
大企業になったら追求力▼=東大京大卒=暗記脳ばかりだから
テスト勉強ばっかりやってたって暗記脳ばかり作って追求力がつくわけがない。実際東大・京大卒は使い物にならない。

オープンイノベーション=大企業では新しいモノが生み出せない⇒ベンチャー企業取り込むためのもの
社会で求められる力は創造力。それと勉強は連動しない。と言うよりむしろ反比例する。
技術開発で求められるのは、答えの無いところに答えを出す力⇒人々の期待を掴む

頭の中だけで新しいものを考えても答えは出せない。現場で工夫して働いている人から新しいものは生まれる。

●追求力を形成する条件−
@強制圧力からの脱却
強制圧力下で新しい発想は生まれてこない。どこまで強制圧力から自由に内発的なものに転換できるかにかかってる。点を取るための勉強をやめるとかなんとかによって強制圧力から少しでも脱却することによって、自分の本来持っている内発的な追求心で働く・勉強する事ができる。

A人々の期待を掴む。
自分の役割・使命はなんなのかを見つける
−−−−

日本は老舗大国。実は大企業より中小企業がずっと勝ってきている。
老舗は何で老舗かというと、
売り上げ上がった→拡大へとカジをきっていった新興企業と違って、これ以上拡大しないという決断をした。
あくまでも「良いものを作る」⇒これ以上大きくなれない。

大企業の時代は特殊な時代。高度成長期の特殊な戦略でしか無い。
                       ||
     規模のメリット=資本・占有力で勝っていく=お金第一という価値観が生きてる時代にのみ有効

もうそんな時代は終わった。今後大企業になる企業はないのではないか。
 
 
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10.新理論が登場してこない理由2 専門家は根本追求に向かえない
11.学校教育とマスコミによる徹底した観念支配と、その突破口(否定の論理から実現の論理への転換)
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