追求力を磨くためにはどうすればいいのか。
その一手は、追求力のある人=同化対象の真似をすることだろう。つまり、どれだけ同化対象と一体になれるか。
捉えている幹、思考過程、発想、思考のスピード、発言のタイミング、反応、表情etc…。どうしてその言動なのか想いを馳せたり、分からなくても同じようにやってみたり、その場その場が勝負。
自分自身に対して、また人材育成上で、素直にどんどん真似ていくにはどうしたらいいのか?、相手の「真似したい」という潜在的or顕在的な気持ちに火をつけるにはどうしたらいいのか?、何が壁になってるのか?と考えた。
赤ちゃんを思い浮かべると、娘(1歳4か月)が行動、言葉、全て真似をするようになったことが思い出された。それは「出来るようになりたい(適応)」「一緒がいい(一体化)」という気持ちからで、私もそれに便乗して「これ一緒にやろうよ」「(私の行動すごいでしょと言わんばかりに)見て見て」と促すとどんどん真似してくれる。
出来たときも嬉しそうだが、一緒に真似し合っているときも楽しそうだ。
そんな娘を見ていて、こんな風に素直にどんどん真似したくなる気持ち、赤ちゃんだけでなく、子供でも大人でもみんなにあるし、「真似したら出来るようになれそう」「憧れの人と一緒」という充足イメージをみんなで膨らませられれば、心に火が付くし、一緒に真似する人がいれば継続もできるのではないか。
壁になっていそうなのは、特に学生は、いつの間にか真似は「真似してる(=真似してはだめ)」「恥ずかしい」と言われるという意識になってしまいがちなところ(これも歪んだ同学年教育の中で生まれた気がする)。でもこれは「そんなことにこだわらなくてもいいし、真似した方がやる気になる、うまくいく」と思う真似仲間がいれば乗り越えられそう。
追求力もみんなの中で磨かれていく。赤ちゃんの気持ちになって、みんなで素直にどんどん真似していきたい! |
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