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314215 日本最古の医学書「医心方」 〜セックスは快楽ではなく健康法〜
 
匿名希望 16/04/16 PM08 【印刷用へ
本来のセックスとは、健康法の一つであった。

以下転載です。

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平安時代に書かれた日本最古の医学書『医心方』。全30巻にもわたるこの書は、内科や外科はもちろん、婦人科、小児科など…多岐にわたった分野の病気の原因や治療法を述べたものです。現在は、国宝とされ、東京国立博物館が所蔵しています。
医心方(いしんぼう)とは平安時代の宮中医官である鍼博士・丹波康頼撰による日本現存最古の医学書である。

そんな『医心方』のなかで今回、注目したいのが『巻二十八 房内篇』。房内とは性行為をする部屋を指し、この巻ではセックスの技巧や悩みの他、良い子を生み育てるためのバイブルまで描かれています。
医心方第二十八巻に「房内編」という項目があり、そこには男女の夜の営みについて、事細かに記されています。中には「女性を“倡女”のように嬉戯させる法」「交接で得られる長寿の秘訣」のようなことや、「房中術」という現代でもHow to sexのテクニックとして引用される方法も載っています。

ちなみに房内とは部屋の中の意味で、いわゆるベットルームを指す
性行為を「房事」といい、房事の養生方法を「房中術」という。

古くから伝わる本当のセックス定義・意味とはいったいどんなものなのでしょう?現在のセックス観を見直すことにもなりそうな、『医心方』の奥深いその内容をお教えします。

■ セックスは快楽ではなく健康法

まず第一に、現在と最も違うのがセックスは快楽目的ではなく、健康法だということです。いまの世の中にはAVなどが蔓延していて、「欲望を満たすこと」がセックスととらわれがちです。また、女性も「抱かれる=愛されている」といった勘違いをすることに。
そういった欲望を満たすだけのセックスは、体の老化とともにセックスレスを導くことになるとも言われています。
いくら食生活が完璧でも知らず知らずのうちに間違った性癖から健康を損ねることもある。

では、体に良いセックスとはどういったものなのでしょう?

『医心方』には、なんと体の各部故障に応じて、それを治すための体位が紹介されています。10分、20分で終わらせるだけのものにせず、自身と相手の体の調子を整えていくイメージでゆっくりとセックスを楽しむことが大切。スローセックスというのも、もしかしたらこの古来の考えが見直されたから出てきたスタイルなのかもしれません。
性行為自体は陰陽の調和でありより積極的な気の交流が促される。
気が巡っている状態を健康と捉える東洋医学的視点では性行為はした方が、双方の健康につながる。

アダルトビデオ(AV)のような男性本位のセックス、男女ともに絶頂に達するセックスといった結果を求める行為ではなく、過程を大事にするスタイルがあってもいいという提案は反響を呼び、女性誌などでも特集された

■ 射精をする=生命を削り放出すること

さらに、驚くことに男性は射精しないことが良いとまで書かれているのです。「生命のエネルギーとなるもの=精力」という考えから、精子はエネルギーそのものなんだそう。射精をして、エネルギーを放出していくことは生命を削ることにつながると説かれています。
東洋医学での「精」は精子や精液を指しているのではなく全身を巡る気・血・津液の大本のエネルギーを指している。

つまり、射精すればするほど、生命を削り放出することになるので、控えたほうがいいというのは当然の理である。

しかし、ずっと射精をしないというのも無理な話。書には年代別に適度な回数も載っています。健康のためにも長寿のためにも、彼に少し回数を意識させてみるのも良いかもしれません。
二十歳は四日に一回
三十歳は八日に一回
四十歳は十六日に一回
五十歳は二十一日に一回
六十歳以上は閉じてもらしてはいけないとしている。

■ 女性への配慮を大切にするべき

男女のオーガズムに関する違いも的確に捉えているのが『医心方』の凄いところ。女性は水で男性は火。男性は自身が熱していても、女性の水が温まるまでサポートをしてあげるのが優しさです。

また、前戯と後戯の重要性まできちんと書かれているのだとか。男性中心の社会だった平安時代でも、セックスのときは女性への配慮を大切にしていたのですね。
女性は水、男性は火に例えられ、そのため男性はすぐにでも自身の火を燃やせるが、女性の水が温まるまでに時間がかかる。そのため、男性は燃やす薪を節約しながら、徐々に女性の水を温めなければならないと。

「セックスの時、ペニスを膣内に挿入して射精しようとする際には女性がすでにオーガズムに達していることを確認してからにしなさい。そして、二人が同時に“イク”ように心がけるべきです。そのあとは、女性への優しいサービスとして、愛のスキンシップを忘れないようにしなさい」といった件があります。

■ "互いの心の高まり"が最重要

そして、いつの時代も忘れてはいけないのがセックスは「互いの愛情」があってこそのものであるということ。欲望だけに駆り立たれたセックスからは、なにも生まれません。昔もいまも、相手を愛し、思いやることがセックスにおいて最重視されるものなのです。
更には、男女の心の融合の大切さを説いてもいました。

セックス本来の意味が、少し見出せたような気がしますね。愛情をもって古代から伝わる正しいセックスを行うことが、現代のセックス問題を解決することになりそうです。

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聞くだけで、慈しみに満ちたセックスが想像できますね。
 
 
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