世界各国の状況
311687 プーチンと金貸しの闘い、第二段階:ドル・中央銀行制度の突き崩し
 
井上宏 ( 40代 建築コンサル ) 16/01/25 PM06 【印刷用へ
金貸しが構築した中央銀行制度。金貸しが国家からカネを吸い上げる栄養システムになっている。ここを絶てば金貸しはお仕舞い。プーチンはそこを狙っている。
まずは、ドルの裏づけとなっている石油、そのために中東を抑える。
・・・その一環としてのシリア介入。そして、中銀崩壊後の秩序構築のため、BRICS主導の開発銀行やAIIBの設立。(各国国内は国家紙幣をベースに、国家間は金・エネルギーを裏づけにした共通通貨構想か?)

リンク より
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●中央銀行を使って新世界秩序を推進している国際決済銀行

 新世界秩序の総本山は国際決済銀行(BIS)です。
BISは、日銀を始めとする世界の中央銀行をゆるやかに支配し、その下のゴールドマンサックスのような民間の投資銀行にアジェンダを実行させています。
 それは、完全なピラミッド構造です。
プーチンは、それを知り尽くしたうえで、彼らの面前で唾を吐きかけています。
(中略)
 世界の準備通貨として米ドルを確立した1944年のブレトンウッズ協定は、その結果として、米国を事実上、世界の警察にしました。
世界中の人々が、エネルギーを買うために連邦準備制度理事会からドルを購入する必要があったので、アメリカ人は経済支配を楽しむことができたのです。
 アメリカは、国際決済銀行に成り代わって、(国を超えて)中央銀行同士の連合を構築しようと、この制度を受け入れることに気が進まない国家にさえも強要してきたのです。

 また、リビアとイラクのような国家が、こうした銀行の借金奴隷化政策に抗して川上(金本位制によって強い通貨にすること)に行こうとしたところ、リーダーは殺害されました。

 アメリカが支払ったコストは、果てしなき戦争、巨額の負債、そして「大悪魔の国」であるとの評判でした。事実上、すべての国家は2つの顕著な例、ロシアと中国を除いてこの暴政に敗北を喫したのです。

●プーチンは第二段階で中央銀行を行き詰らせた

 プーチンは、第二段階で世界の中央銀行を打ち砕きました。
ひとつは、プーチンが世界の準備通貨としてのドルから世界を移しかえようとしている先導者となっているということです。

これには、シリア危機とイランの危機が関係しています。
たとえば、この二つの国は、オイルマネーを使わず、むしろ金のために石油を売ろうとしたからです。
さらに、今のプーチンには、ヨーロッパに送っている天然ガスの代金として、ドルで受け取ることを拒否する力があるのです。
オイルダラーが使われなくなって死んでしまえば、いったい米国経済に何が残るのでしょう。

これが人々の目にも分かるようになったとき、アメリカ人は、なぜ国土安全保障省(DHS)が、2700台もの装甲兵員輸送車と22億発の弾薬を購入したか、瞬時に分かるでしょう。
ロシア、中国を始め、決済の一部にドル以外の通貨や金を使うと決めたインドや他の国々によってドルの崩壊を招き、結果として米国経済が破綻した時、国民すべてが政府に騙されていたことを知るでしょう。そのとき、全米で起こると予想されている大規模な暴動を制止するための準備なのです。

 第二は、プーチンが地球上のエネルギーの主要な供給者になろうと西側を脅しているということです。
 最近、中国とロシアとの間で天然ガスの取引を決めたプーチンは、石油生産を監視するために、※サウジアラビアという国が建国された初期の頃から、中央銀行が我が世の春を謳歌してきたエネルギーのコントロールを阻害するようになったのです。
 (※サウジは、アメリカのためにオイルダラーを調節する役目を担って人工的に建国された国)

 プーチン大統領は、石油を売るに際して、金(ゴールド)で決済することをイランに促すことで、アメリカの連邦準備制度や他のG7諸国の中央銀行の面前で唾を吐いたのです。
 実際に、彼は、国際金融(ロスチャイルド財閥などの国際銀行家の牙城を突き崩すために)をひっくり返すようなことをやっているのです。
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(引用以上)
 
 
 
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