原始共同体社会
308240 中国の少数民族、モソ族は世界最後の母系社会
 
大越菜央 ( 25 会社員 ) 15/10/05 PM04 【印刷用へ
中国の少数民族、モソ族は1500年以上前から四川省南部の辺境で暮らしてきた人口約5万の民族で、現存する世界最後の母系社会といわれています。

この母系大家族制度は、祖母(おばあちゃん)が家庭の中心で、一族の資産を管理します(家長と財産は、代々女性に引き継がれていきます)。家族全員が祖母(おばあちゃん)の血を引き、結婚という制度をとらず、男は、妻を娶(めと)らず、女は嫁(とつ)がず(お嫁にいかず)、生まれた家で、母親、兄弟、姉妹と、生涯を一緒に暮らす女の国です。

以下、リンクより引用します。

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この母系大家族制度は、祖母(おばあちゃん)が家庭の中心で、一族の資産を管理します(家長と財産は、代々女性に引き継がれていきます)。家族全員が祖母(おばあちゃん)の血を引き、結婚という制度をとらず、男は、妻を娶(めと)らず、女は嫁(とつ)がず(お嫁にいかず)、生まれた家で、母親、兄弟、姉妹と、生涯を一緒に暮らす女の国です。

女の子は13歳で成人し、離れの2階に個室(花楼・かろう)が与えられ、18歳から20歳頃に、男性が夜、部屋に訪れる通(かよ)い婚が始まります。女性にとって男性は、アーシャ(阿夏)とよばれるパートナーで、必要なときだけ特別に造られた花楼に通(かよ)い婚(夜這・よばい・夜の営み)に訪れる存在です。アーシャは必ずしも一人に限らず、その相手と一緒に生活せず、子どもの養育義務も無く、父というよび方も無い存在です。

光源氏(ひかるげんじ・紫式部の物語「源氏物語」の主人公。女性遍歴が激しい。)を想像しますが、女性遍歴を重ねるような男性はいなくて、別れはあっても、頻繁に女性を替える行為は、恥ずべき事だと思われています。生まれた子どもは、母親の家族が育て、父親には責任は生じません。少数民族ゆえか、子どもは3人までです。

母系社会では、男と女の愛は、はかなく不確実なもので、母と子の絆こそが永遠だと信じられています。男も女も、時の経過とともに、異性を求めるものなのです。それを受け入れるには、母系社会が最適です。

ここでは、犯罪は、おろかケンカもありません。みんな仲良しで、行政は、トップの数人のみが男性で、あとは女性が取り仕切っています。

みんな、一夫一妻制度を知りませんが、この地に住むものにとって、何の疑いも無く女系社会は最高に良いといいます。女は自立するし、好きな母親、家族と生涯助け合って過ごすことが出来るし、子どもも全員で育てるから素直で良い子になるといいます。

<男脳社会・父系社会は、こうしてできた>

男脳は、成人すると、自分のテリトリー(縄張り・権力・食糧)を確保しようとします。そして、このテリトリー(縄張り・権力・食糧)の内に、女性を確保しようとします。このテリトリー(縄張り・権力・食糧)を犯す他の男は、自分の「DNA」を残すための「敵」とみなし、追い出すか、殺害します。これが戦争(男脳)の原点です。

また、おカネは、形を変えた、男脳のテリトリー(縄張り・権力)です。したがって、おカネがない男(オス)は、意気消沈し、戦力からはずれていきます。守銭奴は、このテリトリー(縄張り・権力)を守ろうとする、男脳の悲しい性(さが)なのです。

支配者は、この男脳のテリトリー(縄張り・権力・食糧)心理をうまく利用し、おカネや戦争へと誘導し、支配します。

戦争(偽旗作戦)は、男脳の闘争本能を利用した、略奪と支配のための、支配者の便利なツール(商売)です。この戦争(偽旗作戦)を維持するためにつくられたのが軍産複合体(軍事産業の維持・発展を推進するための利益追求集団)です。

こうして、自分の「DNA」を託す長男に、代々、テリトリー(縄張り・権力・食糧)、つまり、資産を移譲していくのが、父系社会です。それが現在の「国」の姿でもあります。

具体的にいうと、自分の子どもを特定しなければならないので、女性を家に閉じこめ、貞操を求め、他の男との不倫を禁じます。不倫というコトバも男脳がつくったものです。これを正当化するため、男尊女卑の思想がつくり出されていきます。

良くも悪くも、現代社会は、この男脳によって造られています。男脳には、(すべての)女を独占し、自分のDNAだけを残したいという強い性欲があります。しかし、矛盾するようですが、そんなに厳密性を要求しているわけではなく、スギ花粉のように、いっぱいバラまいた内、そのいくつかが妊娠にこぎつければいいや、というのん気な性欲でもあります。むしろ、射精することに意義あるといった具合です。大変無責任なのです。

ですので、女が妊娠を告げると、たいていの男は、「え?ウソ!」といいます。したがって、母系社会になっても、そんなに自分の子かどうかに、こだわらないともいえそうです。




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中国の少数民族、モソ族は世界最後の母系社会 「共同体社会と人類婚姻史」 18/08/21 AM00

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