人類は霊長類特有の体毛をうしない直立二足歩行を得ました。それは他の哺乳類にない同じ速度で走り続けられる能力を獲得した。
この人類の能力は原始時代は大きな獲物を狩ることを可能にしたのだ。
人類以外では、馬は人類同様に汗をかくことができるので長く走り続けられる能力をもっている。
汗をかくことができる人間は動物の中で最も長距離を早く走れる?
より以下引用です
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・動物は汗をかくのか
僕は結構汗っかきな方なので、Tシャツが汗でびしょびしょになることが多いのですが、実は、こんなに汗をかくのは人間だけだそうです。
いろいろ調べてみると、ほとんどの動物は汗をかかないようなのです。確かに、犬や猫が汗でびっしょりになっているのを見たことがありません。厳密には、犬は足の裏に汗をかいたりするのですが、人間のように体全体から玉のような汗が出るというようなことはないらしいのです。動物の中で唯一人間並みに汗をかくのは馬だけだそうです。
・汗をかくことのメリット
そもそも、人間はなぜ汗をかくのかというと、汗をかいて蒸発させることで気化熱により体温を下げ、体温を調節するためなわけです。人間のようにたくさん汗をかくということは体温調節機能が極めて高いということになります。
それに対して、ほとんどの動物は汗をかかないため、汗による体温調節をすることができません。動物は呼吸によってしか体温調節を行うことができないのです。そして、呼吸による体温調節は、体全身からの発汗によって行う体温調節と比べると極めて効率の悪い体温調節方法なのです。
そのため、動物は長時間運動をしてしまうと、自分自身から発生した熱をコントロールすることができなくなってしまい動きが取れなくなってしまうのです。いわばオーバーヒートの状態です。それに対して、発汗による体温調節機能が極めて高い人間は、動物よりも長時間の運動が可能になっています。空冷による冷却装置がついているようなものです。
実際、この能力を活かして、太古の昔には持久狩猟(Persistence Hunting)というのが行われていたそうです(現在でもアフリカ南部に住むサン族では持久狩猟がおこなわれているとか…)。持久狩猟というのは、獲物が体温調節ができなくなって動けなくなるまで、何十キロも追いかけるという持久力頼みのシンプルな狩猟です。
人間は走りながらも汗をかくことで、体温を調整できますが、動物は、走りながら呼吸で体温を調節することが難しいため、最終的には動けなくなってしまい狩られてしまうのだそうです。
引用終わり
参考:
>『体の熱の大部分を発汗によって発散する哺乳類は、われわれしかいない。世界中の毛皮に覆われた動物は、もっぱら呼吸によって涼をとり、体温調節システム全体が肺に託されている。汗腺が数百万もある人間は、進化の市場に現れた史上最高の空冷エンジンだ。』
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