現代意識潮流を探る
303144 180万年前の老人が、歯が抜けても生きていたワケ
 
月あかり HP ( 33 OL ) 15/04/17 PM11 【印刷用へ
人が生きる意味や理由というものは、
「役に立つこと」という言葉に集約されると思います。

生まれた時から死ぬまで、その役割は一直線上にあると思います。

ただ、ここまで先が見えない世の中になった場合、当然、若輩者ではなく経験豊富で様々な生き抜く知恵を備えた高齢者こそが、可能性を持った存在と言えるでしょう。

これは本当に年代に変わりはありませんが、どれだけ自分を捨てて、対象へ目を向けられるのかが生き残りの分かれ道となります。

「自分」という個人の単位ではなく、
全てを「集団」として考える本源収束の時代が来たのだと思います!

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今、日本は世界に先駆けて高齢化社会に直面しています。これは誰でも理解していることです。ところが、それが一体どういう意味を持っているのか、ということを根本から考えようとしている人はそれほど多くありません。

だから、メディアが「大変だ」「若者が損をする社会だ」などと騒ぎ立てたりします。

これから、「明るい終活」というテーマで、日ごろ、私が考えていることをしようと思います。そこでまず、年寄りは何のために生きているのか、ということを、こんなエピソードから考えてみたい。

黒海沿岸のグルジアで約180万年前の原人化石が発掘されたのですが、この原人、歯がすべて抜け落ちていた。しかも、歯をなくしてから数年は生きたことが分かった。

歯がなかったらご飯は食べられないはずです。それなのに生きていたのは、つまり、誰かが食べ物をすりつぶして食べさせていたということになります。

では何のために、歯が全部なくなった老人を生かしておいたのか。動物だったら歯をなくした瞬間にすぐ死んでしまいます。なぜなら食べられないから。われわれの先祖は、その自然の摂理に反して、歯を無くした人をケアしていた。それはなぜだろうか。

学者たちが議論しました。その結果、現在、最も正しいであろうと思われる説は、群れが生き残るのに役に立つからである、ということになっています。

「地鳴りがしたら異変が起こる」とか、年寄りはいろいろな経験を経てきています。食物をすりつぶして食べさせる手間をかけても、その方が、群れが生き残る可能性が高いと知っていたから、すりつぶして食べさせて、ケアをしていたのではないかと。それが多数説です。

われわれの先祖は、高齢者を助けていた。それは若者が生き残るためなのです。

結局、年寄りは何のために生きているのかといえば、次の世代を守るために、あるいは次の世代が生きやすくなるために生きているんだ、と。だいたいそういうふうに、今は考えられているのです。

ベストセラー『ゾウの時間ネズミの時間』を書かれた本川達雄さんの『生物学的文明論』という本にも、同様のことが書いてあります。年寄りは生殖ができない。動物はみな、次の遺伝子をコピーするために生きているわけですから、生殖ができなくなるとみな死んでしまう。でも、人間の年寄りは、生殖はできないけれど生きています。それは、若い世代が生きやすくするためにいろいろな知恵を授けるためなのです 年寄りは若者にいい世界を残すために生かされているんだよと、本川先生はおっしゃっている。

これが生物学的にみた高齢者が生きる意味だと思います。要するに、高齢者は次の世代のために生かされているのです。

リンクより引用

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