西洋医療と東洋医療
296585 現代の小麦粉は『中毒性のある毒物』
 
北村浩司 ( 壮年 広報 ) 14/10/14 PM10 【印刷用へ
今私たちが普段口にする小麦粉製品は半矮性種という、品種改良という名のもとに行われた遺伝子操作された小麦だ。
遺伝子組換えという言葉が一般消費者に根付く前から、もうすでに小麦は遺伝子操作がされてしまっていた。
その半矮性種には元々の古代小麦にはなかった(もしくは少なかった)グリアジンというたんぱく質が含まれている。
この半矮性種の小麦が開発された背景には、「緑の革命」がある。
緑の革命とは農業革命の一つであり、
1940年代から1960年代にかけて高収量品種の導入や化学肥料の大量投入などにより穀物の生産性が向上し、穀物の大量増産を達成したことを指す。
在来品種といって1960年代以前に食されていた小麦は背が高く、生産量をあげるために肥料を沢山あげても、倒伏という状態になってしまい、逆に生産量が下がってしまう。そこでボーローグらによって開発され導入されたのが、高収量品種という、人工交配や遺伝子操作を繰り返して作られた、古代小麦よりも背が低いため穂に影響が出ないという半矮性種の小麦だった。

ロックフェラー財団が主導したこの「緑の革命」は大規模な自然破壊をもたらしたと同時に、土地の持つ許容量を超える生産を強いたために、土地が疲弊し、過剰な肥料や農薬による大規模な汚染や、地下水をくみ上げ過ぎたために井戸が枯れたり、水中に含まれる塩分が濃縮されたことによる塩害の発生、高すぎる設備や運営維持によりやがて維持をすることができなくなってしまった農地が放棄されたりといった深刻な問題があとになって発生した。地域の農業が破壊され、遺伝子組み換えの種子に依存せざるを得なくなった後進国にたいする農業支配が進んだ。詳しくはリンク

しかし、緑の革命の問題はそれだけではない。人々の健康にも重大な問題があると指摘する声がある。
遺伝子組み換えの結果「元々の古代小麦にはなかった(もしくは少なかった)と言われる、グリアジンというたんぱく質の問題が指摘され始めている。
そのグリアジンの問題を訴え始めたのは、Wheat Belly(「小麦は食べるな」という邦訳も出版されている)ベストセラー本の著書、循環器専門医のウィリアム・デービス医師。
このグリアジンを多く含む小麦は精製された砂糖よりも血糖値を急激に上げ、その代謝物が血液脳関門をすり抜け、モルヒネ受容体にくっつき、麻薬と同じ反応を起こす事が研究の結果分かっているそうだ。
さらにグリアジンには、腸内粘膜細胞の破壊、免疫刺激、腸管壁の浸透性の悪化(リーキーガットを促進)、炎症促進という作用もあるそうだ。

デービス医師は(現代の)小麦粉を『中毒性のある毒物だ』と言い切る。
彼自身が患者2000人に「小麦抜き生活」を実践させたところ、病気、疾患の全快など、著しい改善がみられたという。

緑の革命は肉体破壊をも、もたらしたのだ。
参考リンク 「なぜ小麦を食べちゃいけないか」
 
 
 
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