市場の支配構造
292167 「世界遺産」とは何か?(1)
 
THINKER・鶴田 HP ( 40代 自営業 ) 14/07/08 PM06 【印刷用へ
「世界遺産」を握る国連

 富士山、和食、それに続き、富岡製糸場まで世界遺産登録された。日本が世界に誇る自然や文化が世界で次々と評価されていくことに鼻を高くする日本人も多いだろう。また、これらの自然環境の保護や文化の継承が積極的に奨励されていく動きに日本の未来に安心を覚える方もいるかもしれない。

しかし、これらの世界遺産を握っているのは「誰か」という視点で考えてみると、まったく別の様相が浮かび上がってくる。それは想像もつかないようなことかもしれない。日本という国が世界で認められることを日本人として、素直に喜ぶ気持ちも大切であり、また素晴らしい自然や文化遺産を次世代に残していくのも大切なことだ。しかし、その一方で「世界遺産」を保護し、管理しているのは一体、どのような人達なのか? またそれは本当に世界のためなのか? このような視点から一考しておくことも、未来の子供達へ素晴らしい貢献となるかもしれない。その意図を持って、考えを進めてみたい。

この投稿を閲覧する人の多くがご存じの通り、世界遺産を管理するユネスコは、国連内の教育科学文化機関である。そして、その大元である国連は、ロスチャイルド・ロックフェラーに代表される金融権力が、大戦後に世界の紛争を管理するために設立した組織である。国連やその下部組織はいずれも国際組織の形態をしているが、実のところ、国連の上層部は金融権力と軍需産業につながる人脈で占められており、その動きはことごとく、金融権力と軍需産業の意向に沿ったものになっている。

そのおおまかな動きはこうである。
国連は、下部組織を通じて様々な形態の活動をしている。WHO(世界保健機関)によるワクチンの普及、安全保障理事会による国家紛争への軍事介入、またIMF(国際通貨基金)による破綻国の救済などである。ユネスコによる世界遺産保護もその一環だ。

金融権力の最終的な目標は、国連を世界政府へと移行させ、世界中の国家を一元管理することだ。その真の目的を隠すために、活動のスローガンには「慈善」「平和活動」「経済支援」「環境保護」といった耳当たりの良い言葉が掲げられる。しかし、すべての下部組織の活動がそれぞれ別の目的をもっている。

たとえば、WHOによるワクチンの普及活動の裏には、エイズの拡散や不妊処置により後進国の人口爆発を抑える目的があり、安保理による軍事介入には、紛争当事国が戦乱で乱れる中、国連軍を使って鉱物資源やエネルギー資源が埋蔵される土地を守らせ、手をつけておく狙いがある。その後で金融権力の多国籍企業が真っ先に乗り込んで、資源を収奪したり、暫定政府や新政府と資源を安値で優先的に契約取引するためだ。そして、紛争が解決された後には国連の指示の下、金融権力の傀儡政権が紛争国で樹立され、永続的な支配と搾取が行われる。

またIMFによる経済支援もその狙いは、破綻国のインフラ設備や資源や国家公務員の給料を担保に高い利子で資金を貸し付け、永続的に支配下に置くことである。IMFの原資は先進国が出資しているが、世界2位の出資国である日本に対しても、IMFは消費税を15%まで上げろと要求している。日本のような裕福な国には、経済アドバイスと称して内政干渉し、経済を悪化させた後で高利貸しの本性を見せる。悪徳コンサルによる会社の乗っ取りと同じ手口である。

同様に「世界遺産」のユネスコにも、表向きとはまったく別の目的があるのだ。

「世界遺産」とは何か?(2)に続く
 
 
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