次代の活力源は?
291339 高齢者の仕事がない?全員参加型起業の事例〜ワーカーズ・コープ〜
 
田村正道 ( 52 建築士 ) 14/06/15 PM08 【印刷用へ
高齢者の仕事がないとよく言われますが、確かに会社を辞めた後の再就職は難しいものがあるようです。

そんな中で、高齢者が企業に雇われるのではなく、仲間で資金と労働力を持ち寄り、参加者全員が経営者として働く「ワーカーズ・コープ」の活動が広まっており、注目されます。2005年の段階で参加者数4万人だそうです。

以下、「国民生活白書」から引用です。
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近年、ワーカーズ・コレクティブ、ワーカーズ・コープでの働き方が注目されている。これは、企業に雇われるのではなく、仲間で資金と労働力を持ち寄り、参加者全員が経営者として働く新しい働き方である。こうした働き方は、地域社会活性化の担い手としても期待されている。
ワーカーズ・コレクティブは、生活協同組合の組合員の女性が働く場として始まり、93年には164団体だったのが2003年には580団体まで増加し、事業高合計は127億円となっている。活躍する分野は多岐にわたり、「家事・介護生活支援」が最も多く、「子育て支援・託児・塾」、「生協業務委託」が続いている(コラム図1)。また、ワーカーズ・コープは、失業者・中高年齢者の仕事作りを目指した事業団から発展し、2005年度の参加者数は4万人以上、事業高215億円に達しており、「介護・福祉関連」を始め幅広い分野で活動している(コラム図2)。近年、女性中心に活動してきたワーカーズ・コレクティブにおいても定年退職した男性の参加が見られるようになり、高齢者がこうした働き方に活躍の場を広げる可能性がある(付図3ー2ー4)。
北海道のあるワーカーズ・コープは、「第二の人生は、やりがいがあって社会や地域に貢献できる仕事がしたい」と同じ職場を退職した有志で2000年に設立された。現在は、軽貨物引越や庭仕事、屋根の雪下ろしなど様々な作業を幅広く手掛け、高齢者を始め、住み慣れた地域で自立した生活を送りたいという人々の要望に応えている。現在11名のメンバーで活動し、週5日間労働で平均月20万円程度の収入を得ている。
こうした事例に見られるとおり、現在の活動的な高齢者にとって、その自由な働き方は大きな可能性を持っているのではないだろうか。

〜引用終わり〜
 
 
 
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