西洋医療と東洋医療
290879 ワクチン接種と学校教育の未来
 
THINKER・鶴田 HP ( 40代 自営業 ) 14/06/02 PM09 【印刷用へ
 先日、子供の三歳児検診で保健所を訪れ、その際、ワクチンを打っていないということで、脅しにも似た厳しい説教を受けることになった。

診察を待つ保健所内の待合室は、泣きわめく子や、不安げな表情で身をこわばらせる子供たちであふれ、不穏な空気に満ちている。今回の検診では注射などないのに、これまでの恐怖体験から、また痛いことをされると思い泣いているのだろう。うちの子だけが、おもちゃ片手に笑顔で歩き回っている。よく観察すると半裸で待つ子供のほとんどが、まだオムツも取れていない。
これまでの3か月検診や1歳半検診の時と様子が明らかに違う。ワクチンを打っていないことが大問題のようだ。保健士数名もバタバタし、「この子は打っていない」とひそひそ声で医師に伝言している。医師もこれまでの検診と違う人物が派遣されていた。

「ワクチンを打っていない子を久々に見ました」老年の女性医師が言う。
当然のことである。ワクチンを打たせない親は保健所の検診など行かないことを知らないのだろう。私の周りにも子供にワクチンを打たせない自然派のママが多いが、初めの3か月検診で医師に厳しくとがめられた後、保健所の検診には二度と行かなくなる。医師は続ける。「お隣の韓国では、ワクチンを打っていない子は小学校へ通えません。日本もそうなります。お子さんが小学校へ行けなくなっても良いのですか?アメリカに留学させたり、入国もできなくなります。医療関係の仕事には一切就けませんよ。あなたは親であるのに、子供の将来を狭めることをしています。この子の将来が心配です」
善意からの助言のようだ。こちらが無知と自分勝手なこだわりから、子供の将来の可能性を潰す悪い親であることを深く反省し、ワクチンを打つように改心してほしいのだろう。しかし、いずれの指摘も医師が自ら考えたものではなく、マニュアルに書かれた上からの命令をそのまま繰り返していると感じた。

この老年医師が、断言する日本のワクチン行政の未来は、その口ぶりから医療界の内部ではすでに決定事項だと推測できるが、今現在、日本において、予防接種は義務ではない。感染症の患者が激減する一方、副反応による訴訟を多く抱える国が予防接種法の大改正を実施したのは1994年。以来、現行の予防接種法では、国民に課されるのは接種義務でなく、努力義務であることが明文化されている。現時点では、ワクチンを打っていない子供でも義務教育を受ける権利を持つ。彼女が言うように、ワクチンを打たせないと小学校に行けなくなるというのは、現時点では実現するかわからない未来だ。

ただ、現在のワクチン行政に暗い影が差しており、多数の被害者を出した子宮頸がんワクチンの被害者会が結成された後でも、ワクチン推進の動きは加速している。とくに、神奈川県では知事自ら、ワクチン推進派の研究者を集め「神奈川県予防接種研究会」が設置された。同研究会では「ワクチンを受けない者の大学入学を断ってもよいのではないか」という意見も出ており、高等教育を餌に接種の義務化を進めようとしている。

その一方で、教育改革も国家戦略特区で推進されている。初等教育の民営化が進めば、小学校の多くがワクチン接種を入学条件に課していくことは十分に考えられる。また、政府もワクチンの接種義務を生徒に課すことを学校法人の「設置要件」に加えると推測される。

このような未来が実現すれば、賢い親はますます代替教育に流れていくだろう。未来は、ワクチン・フッ素・ゲーム・ジャンクフード・砂糖・テレビ・早期教育・義務教育漬けの子供とケミカルフリーでオーガニックを食べ、代替教育を受ける子供に二分化していくことが予想される。
 
 
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