西欧科学は狂っている
290356 『蘇生回帰の科学』より@ 〜地球環境生物界は地圏、空圏、水圏の3つの圏に分けられ、水と微生物によってエネルギー触媒と情報触媒を基軸にそれぞれが相互依存の関係にある
 
14/05/18 PM07 【印刷用へ
高嶋康豪博士・『蘇生回帰の科学』より リンク 

<ポイント>
・地球環境生物界は地圏、空圏、水圏の3つの圏に分けられ、水と微生物によってエネルギー触媒と情報触媒を基軸にそれぞれが相互依存の関係にある。
・環境破壊は、水をあらゆる生物の苗床として見るという科学的視点が欠けていることから起きている。
・40億年前のエントロピー(汚染物質)の世界を快適環境として生きた微生物群のDNA(遺伝子)は今も全ての生物界に組み込まれている
・人間の生体内においても、約70%の水とともに約60兆の細胞と約100兆の微生物群が共存、共栄、共生している。
・微生物による物質的代謝と交代、またエネルギーと情報の置換と交換による転移、変位、昇華(消失)、分解と合成と融合、それらによる機能と基質と情報性こそが、地球生物界のロジカルな科学の原点。

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U.「環境」とは?

 最初に「環境」について述べることとする。
地球環境生物界は大きく分けて、地圏、空圏、水圏の3つの圏に分けられるが、水と微生物によってエネルギー触媒と情報触媒を基軸に、それぞれが相互依存の関係にある。
地圏は山野、大地の土壌そのものであり、空圏はすべての気体、ガス、大気であり、水圏は河川や海洋などを指している。
それぞれは地球生物界の環境を、太陽、大地、大気を基軸に、水を媒体にし、エネルギーと情報活動が相互に関連しあい、微生物を通じて情報の置換、交換(ハーモニー、共生、情報触媒)と、太陽や月の光及び大宇宙の素粒子(ニュートリノ等)や原子核から転移、変位、昇華(消失)するエネルギーの置換、交換(エネルギー触媒)と、すべての気体を培地とすることが、輪廻転生という地球生物の環境状態を創り上げ、そこには『蘇生回帰』という真理の法則が存在しているのである。

 しかし、このサイクルが矛盾を生じ、生物界全体の生命活動とエネルギー活動と情報活動が崩壊しつつあることに今日の問題のすべてがあるのだ。
今日の環境破壊は、水をあらゆる生物の苗床として見るという科学的視点が欠けていることから起きている。水を汚染することで生物の生体内において染色体及びDNAを傷つけ、生物界の情報接合に悪影響を与え、生態系を破壊するのである。

つまり「エコロジーとは、生物界そのものが自然であり環境である」ということの捉え方ができていないことに問題の本質があるのだ。
 

V.「環境」と「微生物」の関わりについて 

 そもそも、地球は50億年前に誕生した惑星で、それから10億年後、つまり今から40億年前には微生物の誕生が確認されている。
最初はDNAを所有しない生命体が現生し、それがDNAを獲得したことで微生物となり(化学光合成微生物、光合成細菌等)、この最初の微生物の誕生こそが、地球の生物界の原点であり、今日までの40億年間の生物の源である。
当時、地球の大気は600℃、大気中には酸素はなく、電子、熱エネルギー、放射線、γ線、X線が飛び交い、陸は鉱物マテリアル、無機物のみで有機物はほとんどなく、海は濃硫酸等々、今で言うエントロピー(汚染物質)の世界であった。
その時現生していた微生物群にとって、まさにこのエントロピー空間こそが快適な世界であった。今日までの40億年間のすべての生物界は、遺伝学的進化論においても、この原点の微生物群のDNA(遺伝子)が組み込まれており、それ以外の何ものでもないということをご認識、ご確認いただきたい。

 なお、人間の生体内においても、約70%の水とともに約60兆の細胞と約100兆の微生物群が共存、共栄、共生している。
また、南米のアマゾン川流域で、人間が片足を踏めば、その片足のスペース内には、地球上に存在する60億の人間より多くの数の微生物群が生存している。
従って、地球生物界の微生物群の数は、天文学的数字を上回る大宇宙的規模であり、その生命活動と情報活動は、無限に等しい情報性とエネルギー性を共有している。
なお、地球大陸の創生は、化学的風化の主人公であるすべての微生物であり、この肥沃な大地を創出したのである。
また、土壌微生物によって植物を生産し、また動物界等、全生物界においてすべての生命活動の司りは、この微生物群の共存、共栄、共生によるエネルギー活動と情報活動によって出来上がった世界である。
すなわち、これこそがエコロジーの原点のすべてである。
 
 今日まで40億年間の生物界すべてを物語るのに、単一生物及び単一微生物の世界では語り尽くせない、広大で深淵な世界である。
本来、地球生物界において、本能的に感応の世界を基軸に生物ラングイッジとDNAラングイッジを用いて、真の生命活動と情報活動を行っている。
この生物界の苗床において、微生物による物質的代謝と交代、またエネルギーと情報の置換と交換による転移、変位、昇華(消失)、分解と合成と融合、それらによる機能と基質と情報性こそが、地球生物界のロジカルな科学の原点である。
 
 以上のことから、地球生物界、地球環境問題は微生物群達抜きに語ることは不可能であり、この認識及び確認こそがエコロジーの出発点なのである。
つまり、地球生物の環境は、生物界全体の生命活動(エネルギー活動、情報活動)の循環とハーモニー(共生)の営みをエコロジーというのであって、環境問題は 即物的な物質及びインフラの問題ではなく、生命科学、生体科学であり、その中心をなすのは、微生物群達のエネルギー触媒と情報触媒なのである。

その法則は大きく分けて、 

1.太陽及び宇宙エネルギー(光、熱、光子、粒子、素粒子等)
2.水(すべてのエネルギーの媒体であり、有機と無機を結び、生物の誕生の苗床である)
3.大気及びガス(気体はすべての生物の培地である)
4.微生物(機能と基質と情報性によるエネルギーと情報触媒)
 
この4つのサイクルこそが、地球生物界全体のエコロジーと環境の根本と基軸であり、これ以外はあり得ないのである。
よって、エコロジーの原点は「環境と微生物」であり、そこで私は、「環境とエコロジーは『Bio−Culture』」と提唱した所以なのである。

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つづく
 
 
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290357 『蘇生回帰の科学』よりA 〜「敗者と劣者がエントロピーとして排出され、矛盾を生じさせ、蓄積してきた」のが環境破壊の本質であり、その原点はデカルトの「二元論」 14/05/18 PM07

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