子育てをどうする?
286182 陰謀から子供を守る子育て(4)テレビより絵本を!
 
THINKER・鶴田 HP ( 40代 自営業 ) 14/01/14 PM02 【印刷用へ
陰謀から子供を守る子育て(4)テレビより絵本を!

 子育てにおいて、テレビの与える影響は驚くほど大きい。それは食事や医療との関わり方と同じほど重要である。場合によってはそれ以上かもしれない。
テレビの害は、偏った情報や価値観、キャラクターの刷り込みなど精神面だけでなく、電磁波、液晶ディスプレイのLEDによる青色光網膜障害など肉体面までおよぶ。

中でも、テレビが子供に与える一番の害は何だろう?
それは子供の言語力の発達を阻害する点ではないか。
テレビは強烈な画像と音声の連続で子供を圧倒する。考えたり、想像したり、言葉を発する余地を一切与えない。受動的な状態に置かれた子供の脳は委縮し、言葉の獲得や人間らしさに関わる前頭葉の成長が阻害される。言葉の豊かさこそ、動物と人間を区別するものだ。言語力が乏しければ、それだけ人は動物に近いものになる。このような子供の家畜化、低俗化を望まない親には、テレビの視聴を厳しく制限するか、排除することが求められる。それに代わるものは、絵本の読み聞かせや親の語り部である。

小さな子供が成長し、学校に上がったときにまず必要とされるものは、人の話をじっと聞くことである。学校の授業は、先生の話を聞くことが大部分を占める。生徒には年相応の忍耐力、注意力、集中力、想像力が求められる。長時間のテレビ視聴はこれらの能力を低下させ、子供によっては学習障害を起こすこともあるが、絵本の読み聞かせは、子供にこれらの能力をしっかりと身につけさせることができる。

絵本には、テレビでは得られない数々のメリットがある。

・日常的に繰り返し読み聞かせることで親子の絆が深まる。
→楽しい時間の共有、愛情の確認、親の権威を認知する

・語彙力が上がる。
→自分の気持ちを言葉で表現できる、親子のコミュニケーションがしやすくなる

・感性が身につく。
→ストーリーに感情移入して、人の気持ちがわかる子供になる

・人の話を聞ける子供になる。
→忍耐力、集中力が身につく

・子供は親に繰り返し読むことを求め、ストーリーを記憶している 
→記憶力、暗記力のアップ

・ゆっくり繰り返し読む本は、絵の細部に新たな発見をする。
→注意力、認識力のアップ

・何度も読み聞かせた絵本は、文字が読めなくても一人読みを始める 
→親から自立して自分で遊ぶようになる。その後の読書習慣につながる

・絵と絵の間の情景は、子供が想像力でつなげる。
→その子独自の世界観、想像力を養う

以上、教育上のメリットが多い絵本の読み聞かせだが、親にも子にも経験値が必要である。それまで絵本を読んだことのない5歳児にいきなり5歳向けの絵本を読んでも理解できない。段階を経て簡単な絵本から始めることが必要になる。小さいうちから、時間の許す限り、ぜひ家庭に取り入れたい習慣である。
言語の習得が早ければ良いというものでもないが、我が家の場合、1才前より子どもへ絵本の読み聞かせを習慣にして、2才半で日常会話がほぼ完成した。

 絵本といっても、どれでも良いわけではないので絵本選びのポイントを紹介したい。

・絵本の質にこだわることが重要!(絵の質とストーリー構成)
・版を重ねて、長年愛されている名作を中心に選ぶ。
・絵は子供に合わせた幼稚なタッチや漫画風のものでなく、感性に訴えかけるものが良い。
・図書館で借りてから、気に入ったものを後で購入する。

絵本選びに迷ったり、名作を中心に絵本を揃えたい人には、1歳前後から8歳まで年齢ごとにお勧めの名作絵本を定期便で送り届けてくれるサービスもある。
●絵本とこどもの本の童話館グループ 
リンク

【参考】
●テレビが人間を愚鈍にさせるというのが科学的に証明された
リンク
●「テレビのない生活」−アニメ・キャラクターから子供を守る
リンク
 
 
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7.情報中毒による追求力の異常な低下とその突破口
8.大衆支配のための観念と、観念支配による滅亡の危機
9.新理論が登場してこない理由1 近代観念は共認収束に蓋をする閉塞の元凶となった
10.新理論が登場してこない理由2 専門家は根本追求に向かえない
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