政治:右傾化の潮流
286062 金貸しによる政治支配の構造
 
冨田彰男 ( 50 経営管理 ) 14/01/10 PM11 【印刷用へ
国権の最高機関と言われるのが議会だが、行政の実権は官僚機構が握っており、議会は名前だけのお飾りになっていることは周知の事実である。
議会がやってきたことは、中央銀行制度をはじめ、第一次・第二次大戦、バブル経済等、すべての主要な局面で、金融勢力の暴走にお墨付きを与えてきただけである。 現在も、TPP・消費増税法・秘密保全法・国民総背番号制をはじめとして、金貸しが好き放題に国民から収奪し抑圧できる法律にお墨付きを与え続けている。

しかも、国政選挙では不正集計がまかり通っている。米ブッシュ政権下での大統領選の不正疑惑や日本でも、'12年末衆院選や'13年参院選の自民党圧勝劇は不正集計によるものと考えて間違いない。
∵過半数を超える大衆が原発・TPPには反対という世論の中で、真っ当な選挙で自民党が勝てるはずがないのであって、実際に地方選では自民党は惨敗の連続であった。国政選挙だけ自民党が圧勝する理由は不正集計しか考えられない。

にもかかわらず、国政選挙で壊滅的敗北を喫した小沢の生活の党をはじめとする反原発政党が不正選挙を告発しないのは、右も左もグルであることの間接的証拠である。
金融勢力が官僚と学者とマスコミを支配し、彼らを通じて大衆を近代思想に染脳した上で(不正集計さえ行使して)その大衆に選ばせたものが議員である。左も右も金貸しの操り人形ばかりとなるのは必然である。議会とは金貸しの操り人形たちの演舞場、そこで演じられる左右対立は金貸し支配を隠すための茶番劇に過ぎない。従って、国権の最高機関たる議会の役割は、金融勢力の暴走行為にお墨付きを与えることだけとなるのである。

議会だけではない。明治維新もロシア革命も、日本の戦後の左右対立も、現代のアラブの民主化運動も、政治世界全体が金貸しが裏で糸を引く茶番劇である。
例えば、幕末には幕府と薩長の両方にロスチャイルドが金を貸したように、対立する両勢力をけしかけ金を貸すことによって、どちらが勝っても必ず儲けるというのが金貸しの常套手段である。そのようにして金貸しは世界中の国家の支配権力を握ってきた。
 
 
 
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