健康と食と医
284534 健康な和食のポイント(3)
 
THINKER・鶴田 HP ( 40代 自営業 ) 13/11/27 AM04 【印刷用へ
 食事を改善する順序として、油や塩、調味料から始めることを前投稿リンクで書いた。
今回は、お米や野菜の選び方について書いてみたい。私も自然食品店を回って、美味しいお米や野菜を探したり、自分でも育てたりといろいろ試したが、ポイントは調味料と同じで、ミネラルに富む美味しいものを選ぶことである。

【米】 −栽培法で異なるミネラル分と味
 お米にこだわる場合、どのようなものが良いか?
そもそも普段の食事から、パン食を減らしてコメ食を増やすだけでも健康度は上がる。スーパーのブレンド米でさえ、ポストハーベストで農薬まみれの輸入小麦で作られたパンより、ずっと体に良いだろう。
そこからさらに味と健康にこだわるのであれば、減農薬、無農薬の食材を選ぶに越したことはない。また、化学肥料でなく有機肥料や無肥料で育てられたものを選ぶに越したことはない。ただし、有機作物については使用する肥料(家畜の糞)によって、過剰なチッソ分と重金属を含むこともあるので気をつけて選びたい。

 お米だけでなく化学肥料で育てられた作物は、窒素・リン酸・カリの3種類のミネラル分だけが多く、それ以外の微量元素が少ない。その結果として、ビタミン類も不足し、食味も栄養価も低い食べ物になる。
一方、有機農法や自然農法リンクの作物は、土壌中の微量元素を豊富に吸収するため、栄養に富んだ作物(=人体を活性化する食物)になる。とくに無肥料で栽培された作物は土壌から養分を吸収しようと必死で根を長く伸ばす分、より多くのミネラル分を吸収する。一方、化学肥料が過剰に与えられるほど根の成長が衰えて、作物に摂り込まれる微量ミネラルが1種類ずつ減っていく。

 こだわりの農家が特別に育てた有機や自然栽培のお米は値段も高いが、食味も栄養価も高いので、その価値は十分にある。お米が美味しければ、おかずがシンプルでも食事の満足度は上がる。美味しい和食のポイントは、本物の調味料と品質の良いお米だろう。子供の味覚は特に鋭くて、無農薬や有機のお米なら、ご飯だけでバクバク食べる。しかし、ブレンド米では箸も進まず、おかずを欲しがるようになる。もし、子供がご飯嫌いで困っているなら、ケチらずに美味しいお米を食べさせてあげるとよいだろう。

 また食べ方についても玄米食、分づき米、白米とある。なかでも玄米食は、ビタミンB群や食物繊維を含む健康食のイメージが強い一方で、常食するのは良くないという見方もある。玄米中のフィチン酸が重金属を排出してくれるだけでなく、体に必要なミネラル分も排出してしまうからだ。この観点からみれば、玄米食は一時的な解毒作用をもつ病人食的な利用にとどめた方が良いということになるが、白米はビタミンB1が不足するので、分づき米や雑穀米にしたり、おかずで補う必要がある。
また玄米に関しては、酵素玄米(長岡式)にすれば、消化も良く酵素も多量に摂取できるという。玄米か分づき米か白米で食べるかは好みの問題もあるので、いろいろなお米の食べ方ができるように家庭用精米機を一台持っておくのも良い。

【野菜】 −味で野菜の質を見分ける
 野菜選びもお米選びと同じである。有機栽培や自然栽培された作物はミネラル分が多く、味も良い。また、化学肥料に慣れた作物は、土壌中の微量元素を摂り込む力も衰えているので、品種改良されたF1種より、在来種、固定種の野菜が手に入ればベストである。
ちなみにスーパーで売られている野菜はほぼすべて、農薬と化学肥料で育てられたF1種で、自然食品店で売られている有機や自然栽培の食材とは大きく違う。最近はオーガニックブームで、有機作物を大手スーパーでも見かけることもあるが、量販店の契約農家は害虫が出たときに内緒で農薬を使うこともある。地元の自然食品店やオーガニック・マーケット、もしくは信頼できる生産者から購入した方が賢明だろう。

【アミノ酸調味料を避ける】−子供とお年寄りを神経毒から守る
 和食イコール健康のイメージがあるが、スーパーの漬物や明太子、かまぼこなどは添加物だらけである。これらの加工食品も自然食品店で買うか、自前で作るかしないと良い品質のものは手に入らない。特にほとんどの食品に添加されている「アミノ酸調味料」は、グルタミン酸ナトリウムが主成分である。「原料がサトウキビだから自然」とメーカー側は主張しているが、遊離グルタミン酸なので興奮神経毒性を持つ。ごく少量なら問題ないが、ほぼすべての安物調味料と加工食品に入っているので、過剰摂取しやすい。
成人であればさほど問題なくても、脳血液関門の弱い子供やお年寄りには大きなダメージを与える。できるだけ摂らせないように普段から心がけたい。
ガムやお菓子、ダイエットドリンクや漬物、マッコリなどにも添加される人工甘味料のアスパルテームも同様に興奮神経毒であるため、厳禁である。

以上、僭越ながら食のポイントを書かせていただいた。私自身も100パーセントの健康にこだわっているわけではないが、小さな子供がいるので、家庭ではこのような食事を基本にしている。小さな子供のいる家庭で、参考にしていただければ幸いである。
 
 
  この記事は 283568 に対する返信です。
 この記事に対するトラックバックURL  http://www.rui.jp/tb/tb.php/msg_284534

 この記事に対する返信とトラックバック
296195 「かつおだし」に満腹感を高めたり、情動を抑える効果があることが判明(京大研究) 瀬部倫一郎 14/10/04 PM11
285203 便秘に効く食事法 - 和食に含まれる秘密とは? 太刀川省治 13/12/17 PM03
シリーズ「自給期待に応える食と医と健康」(5)日本人に適した食材と料理を陰陽学から考える! 「新しい「農」のかたち」 13/12/14 PM10
【コラム☆感謝の杜】『お漬け物と菌のおいしい関係』 サプリ不要☆ミネラルもビタミンも乳酸菌も「お漬け物」から頂きます! 「感謝の心を育むには」 13/12/09 PM05
”インフルエンザワクチン”は打ってはいけない! 「にほん民族解放戦線^o^」 13/12/01 PM09

  [戻る]  


◆実現論本文を公開しています。
 実現論 : 序  文
 第一部 : 前  史
 第二部 : 私権時代
 第三部 : 市場時代
 第四部 : 場の転換
 参考文献

 必読記事一覧
01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28
大転換期の予感と事実の追求
実現論の形成過程
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(1)
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(2)
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(3)
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(4)
自考のススメ2.現代の不整合な世界(問題事象)(1)
自考のススメ2.現代の不整合な世界(問題事象)(2)
自考のススメ2.現代の不整合な世界(問題事象)(3)
自考のススメ3.自考力の時代⇒「少年よ、大志を抱け」(1)
自考のススメ3.自考力の時代⇒「少年よ、大志を抱け」(2)
1.これから生き残る企業に求められる能力は?
2.私権圧力と過剰刺激が物欲を肥大させた
3.市場の縮小と根源回帰の大潮流
4.共認回帰による活力の再生→共認収束の大潮流
5.自我と遊びを終息させた’02年の収束不全
6.同類探索の引力が、期応収束を課題収束に上昇させた
7.情報中毒による追求力の異常な低下とその突破口
8.大衆支配のための観念と、観念支配による滅亡の危機
9.新理論が登場してこない理由1 近代観念は共認収束に蓋をする閉塞の元凶となった
10.新理論が登場してこない理由2 専門家は根本追求に向かえない
11.学校教育とマスコミによる徹底した観念支配と、その突破口(否定の論理から実現の論理への転換)
12.理論収束の実現基盤と突破口(必要なのは、実現構造を読み解く史的実現論)
近代思想が招いた市場社会の崩壊の危機
新理論を生み出すのは、専門家ではない普通の生産者
現実に社会を動かしてきた中核勢力
私権時代から共認時代への大転換
市民運動という騙し(社会運動が社会を変えられなかった理由)
民主主義という騙し:民主主義は自我の暴走装置である
統合階級の暴走で失われた40年
大衆に逆行して、偽ニッチの罠に嵌った試験エリートたち
新理論の構築をどう進めてゆくか

『るいネット』は、43年の実績を持つ起業家集団・類グループが管理・運営しています。るいネットワーク事務局(Tel:0120-408-333, E-mail:member@rui.ne.jp