脳回路と駆動物質
283498 中心体が共認機能の中核か
 
辻一洋 ( 48 企画 ) 13/11/18 AM02 【印刷用へ
著名な物理学者のロジャー・ペンローズは脳の神経細胞内の微小管が意識を発生させると主張しています。彼の主張を補足する面白い仮説があったので紹介します。細胞骨格たる微小管がアンテナの役割を果たし電磁波を送受信し他の細胞と情報交換しているという説です。

ペンローズの「量子脳理論」については、難解なので詳しくはこちら204134を参照してください。以下引用です。

> 詳細は非常に複雑なので極めて単純に要約すると、微小管を構成するチューブリンは分子中の電子の位置によってデジタル的変化(開くor閉じる)を取りうるので、それを束ねた微小管は、一つ一つがコンピューターのように機能でき、そのデジタル的変化こそが、ニューロンの発火=意識を呼び起こすとペンローズは考え、これを量子力学によって証明し、数式として提示しようとしている。

「意識は、脳内神経細胞にある微小管によって発生する」と言う仮説(ペンローズ・ハメロフ・モデル)が生み出された。

>引用ここまで


ペンローズ氏の仮説を補強するのが以下の中心体電磁気説です。
リンクから引用します。


・中心体電磁気説
 R.ペンローズ氏の「微小管意識仮説」を実証するためのキーワードが、「八木・宇田アンテナ」です。
 八木・宇田アンテナは、導電性の管がその長さに応じて特定の波長の電波を受信する装置です。微小管は中空の管で、弱導電性です。つまり、微小管がアンテナとなって電磁波を受信しているといえます。微小管の電磁力の向きは、コイル構造をしたチューブリンが、右ねじの法則に従う(右旋性)か逆向き(左旋性)かで規定されています。中心体は0.4μmの微小管がおよそ40度で交わっており、断面が車輪のような構造をしていることがわかっています。

 ところで、電子レンジの中にはマグネトロンというマイクロ波を発する金属体があります。板で仕切られた車輪のような管が、20世紀もっとも普及した設計です。

 つまり、中心体が受信した電磁波の波長を変換し、微小管が導波管となって細胞液中の各小器官に伝えていると考えられます。その波束が収縮したものが膜電位であると考えれば、ペンローズ説が生物物理的に強化されます。中心体の細胞内運動と細胞分裂、アメーバの移動、イオンチャネルの開閉、脳波の生成と睡眠など、生命現象を広く説明できる説です。  

>引用ここまで


ペンローズ氏は脳内の神経細胞に限定していますが、全ての細胞に微小管は存在し、微小管を含めた中心体原基は細胞分裂を始め様々な統合機能を果たしていると考えられます。全ての細胞に電磁波を送受信可能なアンテナがあるならば光や音などの膨大な電磁波情報を数多くキャッチできるだけでなく、テレパシーなど他者との交信も可能となります。
したがって、個体に限らず集団で情報を共有し、さらには意志を形成する共認機能の原器が中心体にあるのではないかと考えられます。
 
 
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288141 人の意識は「脳」ではなく、「微小管」にある 末廣大地 14/03/09 AM03
283822 細胞骨格はエネルギーや情報伝達の統合役か 辻一洋 13/11/24 PM11

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