試験制度と暗記脳
283479 国語力とは思考力 国語力を高める第一歩は難しい文章を繰り返し読むこと
 
松下晃典 ( 34 kozo大工 ) 13/11/17 PM06 【印刷用へ
「国語力を高める」といった方法は世の中にたくさんあるのに、どれを試しても向上している感覚がありません。

そもそも国語力とはなんなのか?よってどうすれば向上するかを探求してみたところ、「国語力とは思考力」とスッキリする答えを出しているサイトがあったので紹介します。

このサイトによると、国語力を向上させるには
第一は、難しい文章を繰り返し読むこと
第二は、自分の好きな本をたくさん読むこと
第三は、関心のあるテーマについて家族や友人と対話をすること
第四は、すぐれた内容の文章を音読したり暗唱したりすること
第五は、構成を意識した作文を書くこと

この反対の勉強法が、易しい文章を読むこと、問題を解くことです。
ついでに言うと、最も悪い勉強法が、易しい文章を繰り返し読むことということになります。

国語力はすべての勉強の基礎(リンク)より引用

-------------------------以下引用-------------------------

 国語力は、あらゆる学力の基礎であると言われています。数学や英語の勉強は、たとえ遅れていてもて比較的短期間で取り戻すことができます。しかし、国語力を取り戻すには、きわめて長い期間がかかります。

 国語力の中心は、文章を読む力と文章を書く力です。その中でも特に文章を書く力に、日本語力の本当の実力が表れます。

 作文力を高めるためには、作文の勉強だけをしていても限界があります。書く力を高めるためには、書く力の土台となる読む力をつける必要があるからです。

(中略)

 英語や数学は、たとえ苦手であっても、必要性を感じてから本気でやれば、数ヶ月で得意になるというレベルまでの勉強ができます。しかし、国語の差は、いったんつくと埋めがたい差になります。

 国語力は、現在の日本では、小説の読み方のような教科と考えられている面がありますが、実は思考力そのものです。

 国語力の本質は考える力ですから、あらゆる勉強の基礎になっています。読解力は、多様なものできるだけ早く理解し読み取る力です。作文力は、様々に異なるものの関連性を見つけそれらを創造的に結びつける力です。

 国語の力をつけるためには、書く勉強としての作文の勉強が欠かせません。子供たちの国語力を本当につけるためには、選択式の問題を解くだけでなく、もっと文章を書く時間を増やしていく必要があるのです。

(中略)

 真の国語力とは何でしょうか。それは、思考力です。言い方を変えれば物事を構造的に見る力と言ってもいいでしょう。

 哲学は、かつてギリシャで「知を愛する学問」と言われていました。ヨーロッパでは今も哲学は、学問の母と言われています。同じように、日本においては国語が、あらゆる学問の母になっています。

 言語による認識の構造化が国語力だとすると、国語力を高める方法は、次のようなことになります。第一は、難しい文章を繰り返し読むことです。第二は、自分の好きな本をたくさん読むことです。第三は、関心のあるテーマについて家族や友人と対話をすることです。第四は、すぐれた内容の文章を音読したり暗唱したりすることです。第五は、構成を意識した作文を書くことです。

(中略)

 一般に行われている国語の勉強では、実際にはあまり国語の力はつきません。それは、文章を読み取る際の技術的なことを教えすぎるからです。文章は、読解の問題として読むよりも、その文章に対して自分なりの感想を書こうと思って読むときに、最も深く読み取ることができます。

-------------------------引用終了-------------------------

Online作文教室 言葉の森 国語の勉強法(リンク)より引用

-------------------------以下引用-------------------------
 「国語の力をつけるためにはどうすればいいのですか」という質問をよく受けます。
 私は、これまでずっと、そういうことは国語の専門の塾で対応しているのだと思っていました。しかし、いろいろな人の話を聞くと、国語専門の学習塾というのはほとんどないようです。
 また、これは、学習塾関係者の話ですが、英語や数学は成績を上げることができるが、国語は成績を上げることができない。せいぜい漢字の力をつけるぐらいだが、塾という看板の手前、国語も一応教えることにしているということでした。
 国語の力をつけることは、実は難しくありません。しかし、学習塾などで授業として行うような形の勉強には向いていません。国語は主として家庭学習の中で力をつけていくものです。言葉の森でも、国語の勉強を直接教えるわけではありません。しかし、勉強の方向は自習という形でアドバイスをしています。このアドバイスを実行した子は確実に力がついてきます。
 これまで聞いた話では、小6のときに教科の中でいちばん苦手だった国語が、中学3年生になるころにはいちばんの得意科目になっていたという生徒がいます。また、どうしても国語の成績が伸びなかった小6の生徒が、アドバイスのとおりに勉強をすると、受験の後半で国語の成績だけが伸びたという話がありました。また、高校生で国語の成績がいちばん悪かった生徒がアドバイスのとおりに勉強をしたら、一挙にトップクラスの成績になったという話がありました。もともと国語の好きだった高校3年生の生徒の場合は、大学入試でも国語だけは常にほぼ満点近い成績を取れるので、勉強全体に余裕がありました。

 では、それはどういうアドバイスだったかというと、まず第一は、難しい文章を繰り返し読むことでした。
 この反対の勉強法が、易しい文章を読むこと、問題を解くこと、です。
 ついでに言うと、最も悪い勉強法が、易しい文章を繰り返し読むことです。その典型的な例が漫画やテレビを繰り返し読んだり見たりすることです。(笑)漫画やテレビそのものが悪いのではありません。よくないのは、それを繰り返し読んだり見たりすることで、その一方で漫画やテレビ以外にまともに読んでいるものがないことです。

(中略)

 子供が小学生のころは、読むだけの勉強というスタイルは、親が見ていて不安になるようで、つい問題を出したり、わからない言葉を調べさせたりする勉強を追加したくなるようです。しかし、こういう一見勉強的なやり方は、多くの場合、マイナスにしかなりません。その理由は、面倒で複雑なことをすると気軽に長続きする勉強にはならなくなるからです。同じ文章を何度も読んでいると、子供自身から、わからない言葉や意味について自然に質問をしてきます。そのときに、親が辞書がわりに簡単に答えてあげればいいのです。辞書で調べる勉強は、調べる勉強として独自にやるものです。読む勉強と調べる勉強を一緒に行おうとすれば、どちらも中途半端になるだけです。

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