マスコミに支配される社会
283127 サイト紹介 世界の最先端を行く「ロシア・トゥデイ」
 
THINKER・鶴田 HP ( 40代 自営業 ) 13/11/07 PM00 【印刷用へ
インターネットで情報を調べる際、特に決まった情報源はないが興味深い情報を得られるニュースサイトはいろいろある。なかでもロシアのインターネットテレビ局「ロシア・トゥデイ」リンクは、そのひとつである。

 ロシア・トゥデイ(通称RT)は2005年に開局のロシアの国営メディア。報道は全世界に向けて英語で発信されている。国営と思えないくらい、オシャレで洗練されているだけでなく、ニュースの内容や質もアメリカのマスメディアとは比べ物にならないくらい知的レベルが高い。またユーモアのセンスも抜群である。これらを総合すると、大規模なメディアとして世界の最先端を行っているのではないかと思う。拠点は本国のモスクワだけでなく、アメリカ、イギリス、フランス、イスラエルに支局を持つ所も頼もしい。
なぜ、ロシアトゥデイのような面白い国営メディアがロシアで誕生したか、その背景をたどってみたい。

 ロシアは、旧ソ連時代のチェルノブイリ原発事故を機に欧米勢力の傀儡であるゴルバチョフがペレストロイカ(改革)を推進。その一環で推進されたグラスノスチ(情報公開)の結果、旧ソ連政府に原発事故の責任があるとされた。そこで課された莫大な賠償金が決定打となり、ソ連は崩壊。その後、ロシアの初代大統領となったエリツィンが欧米金融のフロント機関であるIMF(国際通貨基金)の助言に従い、彼らのいう「ショック療法」を受け入れた。急激な市場経済の導入である。そこで乗り込んできたアメリカ人経済学者たちが指示したのは、多数の国営企業の民営化である。その結果、国家財産が旧体制で権力の座に就いていたユダヤ系ロシア人の私物となり、新興財閥「オリガルヒ」が生まれ、彼らは欧米のプロスポーツチームを買収するほど世界有数の億万長者になった。彼らはルーブルの下落でも大儲けして、欧米勢の投資家とグルでロシアを食い物にし、ソ連崩壊後のロシア国民を貧困のどん底に叩き落としたのである。これに怒ったプーチンはユダヤ勢力に従うフリをして大統領の座を手入れると、態度を一変、それまで好き勝手にしていたオリガルヒを詐欺、脱税容疑で逮捕するなど追い出しにかかった。さらにプーチンは、欧米金融勢力とオリガルヒに乗っ取られていたメディアも掌握したのである。ロシア・トゥデイだけでなくロシアの報道機関が、アンチ・欧米金融権力として真実の報道をする姿勢にはこのような背景がある。

 さて、今の日本も旧ソ連と似ている。対外国家資産や優良企業の社内留保金などが、いまだに潤沢なところは旧ソ連と違いはあるが、今後の原発事故賠償、廃炉問題に加え、TPP、消費増税、そしてとどめの東京五輪と、欧米金融勢力の日本国民追い込み計画は整っている。311の後にインターネットで、金融勢力の存在を知る人が増えた。今後、社会状況が過酷になるにつれ、その本当の理由と仕組みを知りたい人もさらに増えていくことだろう。その意味では、ロシアは日本の先を言っている。彼らも欧米金融勢力に放射能で国を汚され、潰されたが、その後に現れた愛国政治家の強力なリーダーシップの下、見事よみがえった。そして、今では国家メディアを通じて、欧米金融勢力のウソとプロパガンダにまみれた世界の常識を覆しつつある。
 日本人が注目すべき情報は、欧米や日本のマスメディアではなく、むしろ、ロシア・トゥデイではないか。ロシア・トゥデイは英語しかないので、有益な情報収集と英語の勉強が一緒にできる点も素晴らしい。その一部を紹介したい。

●マックス・カイザー・レポート 2009年開始のシリーズ第1回 
リンク
「さあて、オバマが当選して世界も変わったね。何がチェンジしたんだろう? アメリカのテレビ・ニュースでもこんなことを言うようになった。ウォール街の連中がアフガニスタンのタリバンに資金を出している。その彼らがアメリカの兵士と戦って殺している。こんな風に世界の矛盾が見え始めてきたね」そして、パソコンの画面を開きながら、「次はこんなニュースがある。マクトナルドがグアンタナモでオープン! いやあ、まいったね、これは! ビッグマックを食いながら捕虜を虐待かい。結構なことだよ、まったく!まあ、こんな風にオバマが大統領になってから、こんなチェンジがあったよね。他には、、、」と続く。風刺を込めながら、世界情勢に詳しい視聴者にも見応えのある番組構成になっている。
●Brainwash Updateフッ素は毒ですよ!
リンク
このコーナーのタイトルはズバリ、「最新洗脳情報」欧米金融勢力とその関連企業のまきちらす毒とそれを正当化するためのウソの論理を暴くコーナー。オープニングは、アメリカの主要マスコミは脳みそを洗濯機に入れて洗いまくる映像になっている。お笑い番組さながらの演出。
●Brainwash Updateモンサントと政府がズブズブの関係
リンク
多くの国で禁止されている遺伝子組み換え作物。マウスの実験でも有害さが証明されている。なぜこんな危険なものがアメリカで許されているのか。それはモンサントと政府関係者が癒着しているからだと暴露。
●プーチンがRTに特別出演
リンク
プーチンは「テロとの戦いも必要だが、合法的な手段でするべき」とアメリカのやり方が行き過ぎであることを穏やかに指摘している。

他ロシア・トゥデイのニュース動画は、You Tubeで「RT」または「RT Brainwash Update」などと検索すれば多数みつけることができる。
 
 
  この記事は 282417 に対する返信です。
 この記事に対するトラックバックURL  http://www.rui.jp/tb/tb.php/msg_283127

 この記事に対する返信とトラックバック
288011 日本のマスコミが「ロシア・トゥデイ」を紹介 THINKER・鶴田 14/03/05 AM11
285148 プーチンの2013教書演説より〜金貸し支配の否定、周辺他国との関わり〜 匿名希望 Z 13/12/15 PM08
283332 ロシア財政破綻(ロシア危機)の概要 ハイネケン 13/11/12 PM10

  [戻る]  


◆実現論本文を公開しています。
 実現論 : 序  文
 第一部 : 前  史
 第二部 : 私権時代
 第三部 : 市場時代
 第四部 : 場の転換
 参考文献

 必読記事一覧
01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28
大転換期の予感と事実の追求
実現論の形成過程
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(1)
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(2)
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(3)
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(4)
自考のススメ2.現代の不整合な世界(問題事象)(1)
自考のススメ2.現代の不整合な世界(問題事象)(2)
自考のススメ2.現代の不整合な世界(問題事象)(3)
自考のススメ3.自考力の時代⇒「少年よ、大志を抱け」(1)
自考のススメ3.自考力の時代⇒「少年よ、大志を抱け」(2)
1.これから生き残る企業に求められる能力は?
2.私権圧力と過剰刺激が物欲を肥大させた
3.市場の縮小と根源回帰の大潮流
4.共認回帰による活力の再生→共認収束の大潮流
5.自我と遊びを終息させた’02年の収束不全
6.同類探索の引力が、期応収束を課題収束に上昇させた
7.情報中毒による追求力の異常な低下とその突破口
8.大衆支配のための観念と、観念支配による滅亡の危機
9.新理論が登場してこない理由1 近代観念は共認収束に蓋をする閉塞の元凶となった
10.新理論が登場してこない理由2 専門家は根本追求に向かえない
11.学校教育とマスコミによる徹底した観念支配と、その突破口(否定の論理から実現の論理への転換)
12.理論収束の実現基盤と突破口(必要なのは、実現構造を読み解く史的実現論)
近代思想が招いた市場社会の崩壊の危機
新理論を生み出すのは、専門家ではない普通の生産者
現実に社会を動かしてきた中核勢力
私権時代から共認時代への大転換
市民運動という騙し(社会運動が社会を変えられなかった理由)
民主主義という騙し:民主主義は自我の暴走装置である
統合階級の暴走で失われた40年
大衆に逆行して、偽ニッチの罠に嵌った試験エリートたち
新理論の構築をどう進めてゆくか

『るいネット』は、43年の実績を持つ起業家集団・類グループが管理・運営しています。るいネットワーク事務局(Tel:0120-408-333, E-mail:member@rui.ne.jp