思考革命:問題意識発から可能性発へ
279957 ■ 「観念パラダイムの逆転」の記事紹介 (3/3)
 
西知子 ( 京都 ) 13/08/12 PM03 【印刷用へ
279955の続きです。)

3.観念パラダイムの逆転

旧い観念パラダイムが、新しい可能性に蓋をしているとしたら、思考パラダイムの転換こそが、閉塞した状況を突破する切り札!
旧い観念パラダイムから新しい観念パラダイムへの大逆転を、構造的に展開し、次代の可能性を示してくれています。


20199【観念パラダイムの逆転1 現実捨象の倒錯観念から、観念捨象の現実直視へ】
何であれ、現実を否定すれば自己欺瞞(そして意識と存在の断絶・分裂)に陥る。だが今、その現実は自我・私権を残存させつつ、充足基調から本源収束へと根底的な地殻変動を起こしつつある。つまり、今ようやく肯定可能な現実基盤が形成されようとしている。
従って、潜在思念の充足基調⇒本源収束を実現に導く、現実直視の状況認識(事実認識or構造認識)さえ獲得すれば良い。そこでは現実を肯定こそすれ、否定する必要はない。

20354【観念パラダイムの逆転2 現実否定の倒錯思考】
原始人も現代人も、現実に立脚して生きており、その意味では、現実を受け容れ、肯定して生きている。
現実の否定は、頭の中でのみ(=観念としてのみ)可能なのであって、決して現実には有り得ない。
それほどに、現実を否定する意識というものは異常な意識なのであり、この異常な現実否定こそ、現実の中に可能性を求めるのではなく、頭の中だけに閉ざされた可能性を求める倒錯思考の原点である。
現代社会の至る所で噴出する異常現象は、全てこの現実否定→倒錯思考の観念パラダイムが生み出したものであると云っても過言ではない。

20355【観念パラダイムの逆転3 現実とは、人々の意識である】
貧困が消滅して生存圧力が衰弱し、同類圧力が中心的な圧力になってくると、パラダイムは一転する。同類圧力は、人々の共認が形成する圧力である。従って、『現実』とは人々の意識に他ならなくなる。
しかも、主体=対象である以上、人々の意識とは、自分の意識に他ならない。つまり、自分自身の意識が、『現実』=同類圧力を形成していることになる。もっと簡単に云えば、現実とは自分自身に他ならない。

21089【観念パラダイムの逆転4 実現基盤を摘出できない、現実否定の「構造認識」】
既成観念批判の焦点は、現実(下部意識)を対象化していないという一点にある。
現実否定の正当化=倒錯思考というパラダイムの中で、どれだけ「現実」を対象化した所で、所詮は否定意識が対象化した偏った「現実」しか見ることができない

21090【観念パラダイムの逆転5 現実、その下部意識と上部意識】
現実否定→倒錯思考のパラダイムと、それによって作られてきた全ての既成観念は、現実に通用しないどころか、このパラダイムは自ら変わることができない。そうであるが故に、それが作り出した既成観念群が人々の上部意識(観念回路)を覆い尽くすと、新しい時代を形成してゆく筈の下部意識=本源収束の出口を塞いで社会を全面閉塞状態に陥らせる。

21495【観念パラダイムの逆転6 残る観念は、頭で塗り替えたら終い】
旧パラダイムと既成観念は、本源収束の出口を塞ぎ、社会を八方塞がりの状態に陥らせている。もしこのまま、旧パラダイムから脱却できなければ、人類は滅亡する。
しかし我々は、遂に、生存圧力に基づく現実否定→倒錯思考の観念パラダイムを全的に逆転させる新パラダイムを見出した。それは、同類圧力に基づく現実肯定→実現思考の観念パラダイムである。

21496【観念パラダイムの逆転7 新しい認識だけが、現実を変えてゆく】
原始人も現代人も、専ら現実に立脚すると同時に、ひたすら現実を対象化して生きてきた。つまり、潜在思念に導かれて現実を直視することによって、新たな可能性を探り当て、新たな意識を形成し続けてきた。
換言すれば、一個の生も、その塗り重ねたる歴史も、常に現実から出発して新しい認識を紡ぎ出し、それに応じて現実を変えてゆく過程である。
現実を社会と言い換えても同じである。社会は人々の共認によって統合され、その意識=共認内容が変化してゆくことによって変わってゆく。現実が変わる=社会が変わるとは、ただそれだけの事である。
そこで、最も重要なのは、絶えず新しい認識を紡ぎ出し、人々の共認内容(意識)を変えてゆくことである。
 
 
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7.情報中毒による追求力の異常な低下とその突破口
8.大衆支配のための観念と、観念支配による滅亡の危機
9.新理論が登場してこない理由1 近代観念は共認収束に蓋をする閉塞の元凶となった
10.新理論が登場してこない理由2 専門家は根本追求に向かえない
11.学校教育とマスコミによる徹底した観念支配と、その突破口(否定の論理から実現の論理への転換)
12.理論収束の実現基盤と突破口(必要なのは、実現構造を読み解く史的実現論)
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