日本を守るのに、右も左もない
273865 鳩山由紀夫、脱官僚と脱米国依存を語る〜レーザー防衛論で駐留なき安全保障を
 
山澤貴志 ( 47 ITコンサル ) 13/03/19 PM00 【印刷用へ
鳩山由紀夫が民主党政権を振り返って赤裸々に告白している。特に「レーザー防衛論で駐留なき安全保障を」という問題提起を首相在任中は真剣に考えていたようだ。是非とも、実践に移して欲しいと思う。

リンク 以下、要約。

私は友愛と呼んでいるが、フランス革命の「自由・平等・博愛」は権利に偏っている。権利だけでなく義務も一体である。従って、「自由・平等・博愛」は、「自立・共生・友愛」と置き換えた方がいい。

官僚依存からの脱出及び米国依存からの脱却。安倍のTPP参加表明は米国依存症。政治家は大臣というポストが欲しいだけ。だから実態は事務次官会議で決められる。民主党になって事務次官会議をやめたが、それでも大臣は「わが省は・・」と省庁のフレームに取り込まれて行った。また財務省支配の解体という事で「事業仕分け」に取り組んだが、今やもとに戻っていった。所得保障にしろ子供手当てにしろ、その本質は、官僚の天下り先である中間団体を関与させないという点にあったが、「ばらまきだ」と批判されてその本質は伝わらなかった。

米国依存問題については、いつまでこの国に他国の軍隊がい続けていいのかという問題。自分たちの国は自分たちが守るのが当然。それを常時駐留なき安全保障として問題提起した。脱米国依存は右翼と左翼がくっつくような魅力的な発想。アメリカのジャパンハンドラー、アーミテージとも話をした。アーミテージは理解はしてくれたが、条件付駐留と言い直せと言い返された。普天間問題もそのような発想の第一歩として県外を提起した。

私の持論だがレーザー防衛技術、スターウォーズのようでもあるが天気がいいときはミサイルを打ち落とすというのは夢でもない。ミサイルでミサイルを打ち落とす方がありえない話。なかなか自衛隊でも進んでいないが、レーザーの権威からは面白いと言われている。どうもアメリカが先をいっているようだ。このレーザー技術を専守防衛に使ってアメリカに頼らなくてもいいようにしていきたい。そしてEUにならってアジア共同体をつくるのが防衛の重要課題。アジアはヨーロッパと違って白か黒かではなく一致点を探す発想があるから体制の違いによらず可能だと思う。

アナトール・カレツキーが「資本主義4.0」という問題提起をしている。資本主義の危機を乗越えるのに大切なのが、「新しい公共」という発想。公共的活動を民間の活動として伸ばしていくことが大事だと思っている。

要約以上。政治やリーダーは結果が全てという視点に立てば鳩山は褒められたものではないが、その志向性は間違ってはいない。脱官僚、脱米国依存に脱マスコミをセットで進める発想が足らなかったのではないかと思う。生活の党他はより戦略的にいかにマスコミと闘うかを追求すべきだろう。
 
 
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