実現論を塗り重ねてゆく
27097 有効な概念装置が「気づき」を呼び起こす
 
田中素 HP ( 36 企画 ) 02/03/20 PM10 【印刷用へ
> 答え=構造認識は、潜在思念の実現観念態であると同時に、潜在思念が現実を対象化する(=更なる可能性を模索する)概念装置でもある。<(26869四方さん)

仕事場面でも日常生活の場面でも、何かの言葉を耳にすることで頭の中の視界が急速に開け、物事が奥行きをもって鮮明に見え出すことがあります。あるいは、その言葉から「何かがわかりそうだ」という予感を感じ、自然に思考のエンジンが回り始めるのを覚えることもあります。

「答え」=構造認識によって潜在思念が顕在化する瞬間とは、一般に「気づきを得る」と呼ばれる、このような感覚に近いのではないかと思います。そして、この時はじめに耳にした言葉が、言わば潜在思念を顕在化させる「概念装置」の役目を果たしたということになります。

パラダイム転換という大きな「気づき」は、日常的に覚える小さな「気づき」に比べると、一足飛びにはいかないかも知れません。しかし、田野さん(27024)が言われるように、潜在思念がそれを察知している(求めている)以上、何段階かのステップで有効な言葉(=概念装置)を得れば自ずと顕在化してくるものだとも思います。

本源収束、外向収束という状況認識に対する気づき。現実否定ではなく現実肯定という気づき。そして、認識収束と構造認識の必要性という気づき。

これらの気づきを得る具体的な言葉は、人によって微妙に違うかも知れません。ただいずれにしろ、構造認識という広域レンジの概念装置を使って、その人の置かれた状況もひっくるめた現実が描写される、ということが取っ掛かりになるような気がします。
 
 
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27527 有効な概念装置で市場も変わる 石橋直樹 02/03/26 PM09

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新しい潮流1 社会捨象→不全捨象の充足基調(’70・’80年代)
新しい潮流2 私権統合の崩壊と社会収束の潮流(’90・’00年代)
新しい潮流3 社会不全⇒認識欠乏の蓄積
新しい潮流4 言葉それ自体が引力を持ち得ない時代
新しい潮流5 実現派は仲間収束から社会収束へ
新しい潮流6 解脱仲間から認識仲間への逆転
仲間圧力と認識仲間
新しい潮流は、新しい人間関係を必要としている
市場社会の、カタワの「集団」
本当は、「集団」に入ったのではなく、社会に出たのだ
古い人間関係は、影が薄くなるばかり
関係パラダイムの逆転1
関係パラダイムの逆転2
活力源は、脱集団の『みんな期待』に応えること
収束不全発の適応可能性の探索、その深くて強い引力
充足基調から探索基調への転換
'90年代の危機感と変革期待の行方
秩序収束と答え探索の綱引き
潮流2:戦後日本の意識潮流
潮流3:’70年、豊かさの実現と充足志向
潮流6:’95年、私権原理の崩壊と目先の秩序収束
潮流9:経済破局を突き抜けてゆく充足・安定・保守の潮流
今後10年間は充足⇒活力を上げれば勝てる 
「日本人はいつ物を考え出すのか?」(1) 共認充足が最大の活力源。'10年代はそれだけで勝てる
市場時代の共認非充足の代償充足⇒解脱(芸能)埋没
'70年〜現代 収束不全⇒本能的な秩序収束⇒課題収束⇒認識収束
現代〜近未来 対象への同化こそが新しい認識を生み出す
大学生が授業に出るのはなんで?
「やりがい」に潜む社会的欠乏
カリスマ 〜自分たちが共認できる価値観への評価収束〜 
仲間収束 2:一人でできない子
「働きたいから働こう」という意識
快美欠乏に替わって、認識の統合が最高価値になった。
判断の土俵とは、人々の潜在思念が作り出した共認圧力の場
『必要か否か』が環境問題に対する基底的な答えになる
芸能か、認識形成か

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