思考革命:問題意識発から可能性発へ
267823 「ほめる」とは価値を発見して伝えること。
 
田野健 HP ( 51 設計業 ) 12/08/20 AM00 【印刷用へ
先に紹介した西村貴好著の"心をひらく「ほめグセ」の魔法"の中からもう一つほめることの本質を表現した章がありましたので紹介しておきます。
かなり”なるほどっ”と感じる部分がありました。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
価値を発見して伝える「ほめ達」の方法

「ほめ達」のほめ方は、おだてたり、耳触りの良いことを言ったりするのがメインではありません。
@目の前の「人」の価値を発見して伝える
A目の前の「モノ」の価値を発見して伝える
B目の前の「出来事」の価値を発見して伝える

この3つこそ「ほめる」ことなのです。
この「価値を発見して伝える」能力はあらゆる経営者、リーダー、人を育てる人、人を導く人、親に必要なことです。すべての人は自分の人生の経営者であると考えるならば、あらゆる人に必要な能力ともいえます。

さらに「価値を発見する」ことを続けると、脳が「ほめ脳」に変わります。脳の力が上がるわけです。脳の力が上がると、自分の能力上でよいことが2つ、人とのかかわりの上でよいことが2つ、合計4つのよいことが起こります。

一つ目は先手を打てることです。私たちのまわりには評価されていないもの、放置されているものがたくさんあります。そうした価値にどんどん気が付くようになってきます。人より先に「これいいね」と手を打てるようになるのです。

二つ目は今まで湧かなかったアイデアが湧くようになります。価値を発見することで、発想が前向きでプラスなものになるからです。

三つ目は「プラスの引き寄せ」がとても強くなります。「こんな人に会いたいな」「こういうところでプレゼンテーションができたらいいな」「こういう相手とお取り引きしたいな」という願望が、不思議なくらいかなうようになります。しかもチャンスが向こうからやってくるようになります。

四つ目は「引き立てられる力」が非常に上がります。
まわりをほめている「ほめ達」が自分のいないところで自分がほめられていたりすることが多くなるのです。

三つ目と四つ目の理由は共通しています。
よく「ほめるのと叱るのではどちらが大事か」といいますが、実はどちらが大事というよりも「誰が言ったか」のほうが大事なのです。人間力が高い人が言ったことならほめても叱っても相手は感動してくれるでしょう。

普通の人が気が付かないような価値を見つけてそれを伝えられる人は、自動的に人間力が上がっていきます。いい人がまわりにいっぱい集まってきます。当然「会いたいな」という人もやってきますし、人から引き立てられるようにもなるのです。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
私たちが社内の掲示版(社内板)を通じて日々、いろんな社内、社外の人やモノ、出来事の紹介していますが、その中にもこの「ほめ達」に通じる価値の発見を心掛けているように思います。そういう意味では社内板もみんなの”人間力”を向上させていく道場なのかもしれません。
 
 
  この記事は 267822 に対する返信です。
 この記事に対するトラックバックURL  http://www.rui.jp/tb/tb.php/msg_267823

 この記事に対する返信とトラックバック
300712 仁ベースの厳しさは「叱る」、仁の伴わない厳しさは「怒る」 竹村誠一 15/01/30 AM10
褒めること=評価することって全てにおいて本当に大事☆ 「男と女の職場話」 14/02/25 PM11
287704 褒めるって大事! 立石裕美 14/02/24 AM10

  [戻る]  


◆実現論本文を公開しています。
 実現論 : 序  文
 第一部 : 前  史
 第二部 : 私権時代
 第三部 : 市場時代
 第四部 : 場の転換
 参考文献

 必読記事一覧
01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28
大転換期の予感と事実の追求
実現論の形成過程
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(1)
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(2)
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(3)
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(4)
自考のススメ2.現代の不整合な世界(問題事象)(1)
自考のススメ2.現代の不整合な世界(問題事象)(2)
自考のススメ2.現代の不整合な世界(問題事象)(3)
自考のススメ3.自考力の時代⇒「少年よ、大志を抱け」(1)
自考のススメ3.自考力の時代⇒「少年よ、大志を抱け」(2)
1.これから生き残る企業に求められる能力は?
2.私権圧力と過剰刺激が物欲を肥大させた
3.市場の縮小と根源回帰の大潮流
4.共認回帰による活力の再生→共認収束の大潮流
5.自我と遊びを終息させた’02年の収束不全
6.同類探索の引力が、期応収束を課題収束に上昇させた
7.情報中毒による追求力の異常な低下とその突破口
8.大衆支配のための観念と、観念支配による滅亡の危機
9.新理論が登場してこない理由1 近代観念は共認収束に蓋をする閉塞の元凶となった
10.新理論が登場してこない理由2 専門家は根本追求に向かえない
11.学校教育とマスコミによる徹底した観念支配と、その突破口(否定の論理から実現の論理への転換)
12.理論収束の実現基盤と突破口(必要なのは、実現構造を読み解く史的実現論)
近代思想が招いた市場社会の崩壊の危機
新理論を生み出すのは、専門家ではない普通の生産者
現実に社会を動かしてきた中核勢力
私権時代から共認時代への大転換
市民運動という騙し(社会運動が社会を変えられなかった理由)
民主主義という騙し:民主主義は自我の暴走装置である
統合階級の暴走で失われた40年
大衆に逆行して、偽ニッチの罠に嵌った試験エリートたち
新理論の構築をどう進めてゆくか

『るいネット』は、46年の実績を持つ起業家集団・類グループが管理・運営しています。るいネットワーク事務局(Tel:0120-408-333, E-mail:member@rui.ne.jp