学者とマスコミが人類を破滅に導く
260211 観念追求力の構造を考える@
 
Dark Shadow 12/01/05 PM00 【印刷用へ
年末の劇場会議で、現代人の観念追求力の衰退が議論された。

観念機能は、人類極限時代に本能機能、共認機能により生み出され、それらを統合する機能として形成されたものである。これは、それまでのDNA進化を超える外圧適応機能であり、人類史における適応力の根幹機能であり、そして先端機能でもある。

しかし現在、その機能が著しく低下している。本来、この時代状況下において、生まれて然るべき新理論が全く生み出されない。

何故なのか?仮説的理由を考えてみる。

@積層構造としての観念機能と、単独機能としての観念機能

まず人類の観念機能構造にこそ、その答えがあるように思える。人類の観念機能は形成過程の時系列に従って本能、共認、観念という3層によって形成されている。つまり、新観念(新理論)の構築は本来、この3層を貫く形で形成されるものである。

一方、現代人は観念情報過多の時代に生きている。それは文字や映像を含めた観念情報中心の社会である。その反面、個人主義・核家族化により人間関係も希薄化、感情や共感の場面が減少、さらに都市生活・人工環境への順応によって、自然界に対する知覚触覚機能・適応機能も大幅に低下している。

これは、本能機能と共認機能は衰退しているが、観念機能だけは肥大している状態である。

これらの症状は、最も優秀であるといわれてきた昨今の官僚の問題や原発問題に関わる知識階級において顕著に表れている。知識は豊富だが答えを出せない。論理性は高いが自己正当化と他者否定しかしない。言っていることは正しいのに行動が伴わない。理路整然と語るが全く共感を得られない。

これらはすべて実感や体感(本能)、共感や共通体験(共認)を排除した、文字やコトバや数字(観念)の単独機能領域による思考でのみ処理されている可能性が高い。つまり、観念だけで独立完結する観念機能と、それによる構造的な機能不全の状態。

早い話が、実感や体感や共感や共通体験を軽視して教育・構築された「観念脳」では、構造的に人類本来の観念機能としてのポテンシャルを発揮できないのではないか。という事である。
 
 
 
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