健康と食と医
259357 食べなければ死なないA
 
一力広明 ( 37 素人 ) 11/12/08 PM06 【印刷用へ
「食べない健康法」リンク(探求三昧)より転載します。
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 〜前略〜
石原博士の本は、本質的な部分が多い。というのも、この人は現代医学で博士号を取っているだけでなく、東洋医学にも造詣が深いのだ。両者の長所・短所を補い合って治療にあたっている。

●小食のメリットは?
1日1食や2食の生活を続けていると、どういうメリットがあるか?忙しい人ばかりだろうから、まず結論だけ列挙する。

  空腹になることによって免疫力がアップする。
  ガンの予防と改善。
  加齢関連疾患の予防と改善。
  老化を遅らせ、若さを保つ。
  体重が減少する。
  消化力・排泄力が促進される。
  頭脳が明晰になる。
  性的機能が強くなる。
  ストレスに強くなる。

石原博士は、食事療法・断食療法によって多くの人々の病気を治してきた。その基本方針は、「食べないと健康になる」だ。
石原氏は学生時代から、小食にすると健康になることを体験的に理解していた。医師になってからは、スイスの食事療法だけで病気を治す病院や、モスクワの断食病院で学んだりした。このような体験を経て、「我々文明人がいかに食べ過ぎているか」を実感した。そして、断食や小食にすれば、いかに健康が増進できるかも確信した。

●小食を科学する
小食とガンなどとの病気の関係は、さまざまな実験によって相関性があることがわかっている。

・1935年のマッケイ博士の研究では、30〜40%のカロリー制限をした動物は、自由に摂取した動物よりも寿命が長くなり、ガンなどの加齢関連疾患に発症する確立が低くなった。
・フランスのド・ヴリーズ博士は、断食すると皮膚の若返りが著しく、シワ・シミ・そばかす・発疹・吹き出物が消えていくと言っている。
・スペインの老人ホームでは、通常の食事と水断食を1日おきにやったグループと、毎日通常の食事をしたグループを比較したところ、前者の老人たちが圧倒的に長生きした。
・1960年代のドイツの研究によると、食べたいだけ食べさせたネズミは、2日おきに断食させられたネズミよりもガンの自然発生率が5.3倍も高くなった。
・米国カリフォルニア大学のマーク・ヘラースタイン博士の最新の研究では、断食すると体内の細胞に抗ガン効果をもたらすことがわかった。

たくさん食べると分泌される成長ホルモンやインスリンのような、細胞の成長を促すようなホルモンは、細胞の分裂を促し、がん細胞の増殖に深く関わるという。つまり、日本人の死因の1位であるガンは、「食べすぎ病」だと断言してよいと石原氏は書いている。

●食欲不振のサインと免疫力
人間はガンになると食欲がなくなるのは、免疫力を上げてガンを治そうとする反応だという。ガンでも他の病気でもそうだが、食欲がないのに無理やり食べさせようとするのは、人間の自然治癒力を妨害していることに他ならない。

・オレゴン大学の研究では、18年間、30%のカロリー制限をしたアカゲザルたちは、普通食を与えられたサルたちよりも、T細胞のレベルが高く(免疫力が旺盛)、病気になりにくいという。こうした様々な研究によって、低カロリーの食事は、血液中のコレステロールを下げ、血圧を下げ、体脂肪を減らし、糖尿病や心臓病のリスクを軽減させることがわかっている。
・ミネソタ大学のM・J・マレイ博士の研究では、1975年にサハラ砂漠の飢餓の遊牧民たちに食料を与えたところ、突然にマラリアや結核などの感染症が増えてきたという。そのため、栄養過多が感染症を誘発し、われわれが食べる食物中の栄養素は、われわれの体の維持よりも、病原菌の分裂・増殖に利用されるのではないかと考えるに到った。

現代医学では、ガンができたら放射線で焼却したりするが、ガンの原因に対しては何らの処置もしない。そのため、ガンが再発することも多い。人間が生きるための必要最小限の食物しか摂っていないならば、「新生物」をつくる余裕がないのだから、ガンができてくる背景には「食べすぎ」があると石原博士は述べている。

●ガンは「悪魔の細胞」か?
およそあらゆる病気というものは、人間の「全体性」を回復しようとする何らかの試みだ。たとえば、風邪などの病気で発熱するのは、体温を上昇させることによってウイルスを殺そうという自然治癒力のなせる業だ。咳やくしゃみも、体温を上昇させるなどの目的による自発的な動作だ。では、ガンはどうだろうか。
長年自然医学の発展に貢献してきた森下敬一医学博士によれば、ガン(腫)は、血液の汚れを浄化している装置だという。石原博士は、白血球とガン細胞の共通点を指摘する。どちらも、細胞から活性酵素を大量に放出し、対象の老廃物や弱った細胞を「焼却」して貧食するという。なので、放射線や化学療法でいくらガンを消滅させようとしても、根本的な解決策にはならないのだ。血液を浄化させることこそが、ガンにお引取り願う最善の方法だと石原氏は書いている。

本当にこの世界はよくできていると感心する。やはり万物は、「必要」があって存在するのだ。
 
 
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