日本人と縄文体質
258179 属国意識解明の前に必要な弥生分析
 
田野健 HP ( 51 設計業 ) 11/10/31 PM08 【印刷用へ
先の投稿「日本人の「お上」意識と支配階級の属国意識〜中間整理」258116を経て、いよいよこの課題を進めていく事になります。数回の記事でその為の課題整理をしておきたいと思います。

■大きな課題意識として次代の日本人の可能性を見る上で属国意識の全容解明は急がれ、力を注いでおく必要がある。そしてこの属国意識とは支配階級の異常な服属意識(先の投稿ではこれを屈属意識と造語した)と庶民のお上意識の2層において成り立っている事をまず先に認識しておく必要がある。

★縄文人と江南人(=倭人)の混血によって生まれたのが弥生人である。
〜意外とこの歴史認識は一般化されておらず、この認識はこの問題を扱っていく前提として重要である。

【朝鮮と日本の倭人は何が異なるか?】
同様に朝鮮半島にも倭人は拡大したが、彼らと日本の倭人は異なるのか同じなのか?
そこも明らかにしておく必要が在る。おそらくは同じ呉越の倭人だと思われるが、完全な採取漁労農耕の越人と支配者層に遊牧が乗っかっている呉人とはわずかながら異なる。
越が先行し、呉が遅れて渡来したと言われているがその時間軸、渡来地域も押さえておく。
いずれにしても日本の弥生人は縄文人と混血した中国人なのだから朝鮮半島の倭人とは一定、異なるのは明らかである。

【弥生人とはなにか?〜階層化と受入れ体質の関係】
その上で、弥生人とは何か?この追求が必要になる。
縄文人と江南人は混血したが、五分五分ではない。江南人は支配しに来たわけではないが、弥生人の文化にはすでに階層化があり、弥生人の拠点、出雲には巨大な神殿が在る。その意味で弥生人には支配の臭いがする。これはなぜか?
この問題は比較的容易だが、要するに中国の呉越人の社会が既に階級社会であったという事で繋がっていくのではないか。(ここを歴史事実を踏まえて鮮明にしておく)その上で、弥生人は基本的に受け入れ体質を温存させたが、この温存したはずの「受け入れ体質」と「階層化社会」をどう説明するかがこの課題を解く追求ポイントになる。

【神社を見れば弥生人と朝鮮支配民の折り合いが見える?】
それらを見ていく中で、神社についても調べておく必要が在る。
中国系発の神社と朝鮮系発の神社、この違いは何か?
出雲と伊勢という2大勢力で見分けられるのか?もう少し細かく分類されるのか?また、その本質的な違いは何か?それらが以後の歴史にどう転写していったのか。
 
 
  この記事は 258116 に対する返信です。
 この記事に対するトラックバックURL  http://www.rui.jp/tb/tb.php/msg_258179

 この記事に対する返信とトラックバック
259520 呉と越は、倭人による民族国家だった 矢ヶ崎裕 11/12/14 AM02
259010 縄文と弥生をつなぐ生命文明の伝統〜安田喜憲氏最新著書より 田野健 11/11/26 AM00
258656 弥生前期(2400年前)の全国最大の水田跡(2千枚)発見で弥生時代は数百年早まるのでは 田野健 11/11/14 PM05
258184 属国意識は上(支配者)と下(庶民)の合体意識である(1) 田野健 11/10/31 PM10

  [戻る]  


◆実現論本文を公開しています。
 実現論 : 序  文
 第一部 : 前  史
 第二部 : 私権時代
 第三部 : 市場時代
 第四部 : 場の転換
 参考文献

 必読記事一覧
01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28
大転換期の予感と事実の追求
実現論の形成過程
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(1)
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(2)
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(3)
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(4)
自考のススメ2.現代の不整合な世界(問題事象)(1)
自考のススメ2.現代の不整合な世界(問題事象)(2)
自考のススメ2.現代の不整合な世界(問題事象)(3)
自考のススメ3.自考力の時代⇒「少年よ、大志を抱け」(1)
自考のススメ3.自考力の時代⇒「少年よ、大志を抱け」(2)
1.これから生き残る企業に求められる能力は?
2.私権圧力と過剰刺激が物欲を肥大させた
3.市場の縮小と根源回帰の大潮流
4.共認回帰による活力の再生→共認収束の大潮流
5.自我と遊びを終息させた’02年の収束不全
6.同類探索の引力が、期応収束を課題収束に上昇させた
7.情報中毒による追求力の異常な低下とその突破口
8.大衆支配のための観念と、観念支配による滅亡の危機
9.新理論が登場してこない理由1 近代観念は共認収束に蓋をする閉塞の元凶となった
10.新理論が登場してこない理由2 専門家は根本追求に向かえない
11.学校教育とマスコミによる徹底した観念支配と、その突破口(否定の論理から実現の論理への転換)
12.理論収束の実現基盤と突破口(必要なのは、実現構造を読み解く史的実現論)
近代思想が招いた市場社会の崩壊の危機
新理論を生み出すのは、専門家ではない普通の生産者
現実に社会を動かしてきた中核勢力
私権時代から共認時代への大転換
市民運動という騙し(社会運動が社会を変えられなかった理由)
民主主義という騙し:民主主義は自我の暴走装置である
統合階級の暴走で失われた40年
大衆に逆行して、偽ニッチの罠に嵌った試験エリートたち
新理論の構築をどう進めてゆくか

『るいネット』は、47年の実績を持つ起業家集団・類グループが管理・運営しています。るいネットワーク事務局(Tel:0120-408-333, E-mail:member@rui.ne.jp