試験・身分制度の根深い害
251357 公教育の本質は、【調教】にあるのでは!?
 
佐藤祥司 ( 壮年 設計 ) 11/05/14 AM03 【印刷用へ
公教育の成り立ちを調べていくと、「金貸し支配のための洗脳教育」という背景が浮かびあがってきます。(234585) されにその前段には「キリスト教による洗脳」があります。(234584)

この「支配」や「洗脳」ということは、日本人にとっては、中々馴染めない概念ですが、欧米人は略奪闘争勃発した前5000年辺りから「支配」の歴史であったことから、当たり前の発想として登場してきたのは想像に難くないです。彼ら西洋人の意識構造とその成り立ちについては、以前の「なんでや劇場」の以下の投稿が参考になります。
247160247161247167247170247179

その中で、教育に対する価値感で特に重要なのが、以下の部分です。
>ギリシアの時代から同じ人間を奴隷として使役してきたのが西洋人だが、その発想の原点は家畜を飼い馴らすことであり、人間を家畜同様に飼い馴らすという発想から奴隷制が登場したのであろう。

彼らの、「教育」に対する価値感は家畜同様の「調教」にあるのではないかと思います。
そう考えると、キリスト教(プロテスタント)では、教職者を「牧師」と呼んでいます。そして、「迷える子羊」を導いているのです。

或いは、羊の群れを思いのままに操るには、群れのボス的存在を抑えておけば、その他はボスに追従するという発想から、ローズ奨学金(210790)やフルブライト留学制度(211316)などが行われ、或いは、幕末〜明治初期の薩長や政府要人の留学や使節団の受け入れなども、その後の倒幕や明治新政府の「支配」を容易にするためのものであったと思われます。

公教育は、そういう意味では、指導者に従わせるための「調教」そのもので、キリスト教から派生した近代思想によって、「羊は羊として生きること」と「支配」を変ることのない現実として、頭の中に「実現されることのない理想(夢)」を想い描かせるためのものだったのです。

そして、群れの中では、まとまって歯向かってこないように、或いは、社会全体のことに目が向かわないように、「個人主義」を教え、「自由」や「人権」など「微妙な対立構造」を仕組み、仲間や集団ではなく「群集」として育て挙げてきたのです。

しかし、現在、金貸しの目論見も、ここ日本において崩れ去ろうとしています。

若者を中心に、「社会収束」が進み、「自分から仲間へ」意識が向かってきています。
また、今回の地震や原発事故によって、「指導者(特権階級)は信用できない」という意識が高まり、それにより、「事実収束」とそれを「仲間と共有し確かめていく」という意識潮流が高まってきています。もはや、「偽者:調教師」は無視され、群集から仲間・集団を求める意識が高まっています。

そういう意味で、今までの洗脳システムとしての公教育も見直していかなければならないという動きも当然沸き起こってくるのではないか!?と思います。

今がチャンスです。(251213)みんなで社会の根本から見直していくときです。
 
 
  この記事は 249356 に対する返信です。
 この記事に対するトラックバックURL  http://www.rui.jp/tb/tb.php/msg_251357

 この記事に対する返信とトラックバック
301856 西洋人の心のルーツはカウボーイ 匿名希望 15/03/07 PM10
261799 学校教育は「子どもを型にはめ込み、多様性の芽をつみ取る」犯罪的な行為 三浦弘之 12/02/28 PM10
252262 日米のしつけ観の違い 斎藤幸雄 11/05/30 PM04
『新たな時代の教育制度の提言に向けてシリーズ3〜事実収束⇒観念収束という潮流に向けて教育制度も考える必要がある!!〜 「感謝の心を育むには」 11/05/20 AM02
新たな時代の教育制度の提言に向けてシリーズ3〜公教育の本質は「遊牧⇒交易部族出自の民族」によって培われた【調教】にある!〜 「感謝の心を育むには」 11/05/16 AM03

  [戻る]  


◆実現論本文を公開しています。
 実現論 : 序  文
 第一部 : 前  史
 第二部 : 私権時代
 第三部 : 市場時代
 第四部 : 場の転換
 参考文献

 必読記事一覧
01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28
大転換期の予感と事実の追求
実現論の形成過程
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(1)
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(2)
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(3)
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(4)
自考のススメ2.現代の不整合な世界(問題事象)(1)
自考のススメ2.現代の不整合な世界(問題事象)(2)
自考のススメ2.現代の不整合な世界(問題事象)(3)
自考のススメ3.自考力の時代⇒「少年よ、大志を抱け」(1)
自考のススメ3.自考力の時代⇒「少年よ、大志を抱け」(2)
1.これから生き残る企業に求められる能力は?
2.私権圧力と過剰刺激が物欲を肥大させた
3.市場の縮小と根源回帰の大潮流
4.共認回帰による活力の再生→共認収束の大潮流
5.自我と遊びを終息させた’02年の収束不全
6.同類探索の引力が、期応収束を課題収束に上昇させた
7.情報中毒による追求力の異常な低下とその突破口
8.大衆支配のための観念と、観念支配による滅亡の危機
9.新理論が登場してこない理由1 近代観念は共認収束に蓋をする閉塞の元凶となった
10.新理論が登場してこない理由2 専門家は根本追求に向かえない
11.学校教育とマスコミによる徹底した観念支配と、その突破口(否定の論理から実現の論理への転換)
12.理論収束の実現基盤と突破口(必要なのは、実現構造を読み解く史的実現論)
近代思想が招いた市場社会の崩壊の危機
新理論を生み出すのは、専門家ではない普通の生産者
現実に社会を動かしてきた中核勢力
私権時代から共認時代への大転換
市民運動という騙し(社会運動が社会を変えられなかった理由)
民主主義という騙し:民主主義は自我の暴走装置である
統合階級の暴走で失われた40年
大衆に逆行して、偽ニッチの罠に嵌った試験エリートたち
新理論の構築をどう進めてゆくか

『るいネット』は、42年の実績を持つ起業家集団・類グループが管理・運営しています。るいネットワーク事務局(Tel:0120-408-333, E-mail:member@rui.ne.jp