今「知らぬが仏」でいると、文字通り本当に仏になってしまうという投げかけの記事を以前に読みましたが、まさにそうだなと日々感じている。
今日の気づきで、70年代に入り、安定期に入ってもなおかつGDPを上げようとした動きに少なからず反対していた勢力も存在していたことが分かった。
そういった意見に耳を貸さずに、事実から目をそらし、隠し隠しで推進してきった結果、バブルは崩壊し、莫大な被害を被った人々が激増してしまった。
原発の問題もそう。被害者も出て、今後も決して余談を許さない状況であるにもかかわらず、自らの利権を守るために、原発がなくてはならない世の中を維持させようと計画停電を推進している政府、それに後押しするマスコミ。
しかし国民はもう気付いている。原発がもう安全ではないという意識がすでに国民の意識に浸透している。少し前に話題になっていたが、歌手の斉藤和義が「ずっと好きだったんだぜ」という有名曲を、「ずっと嘘だったんだぜ」と原発を高らかに批判した替え歌を、堂々と顔をだして歌っている姿をユーチューブで見た時は衝撃だった。
原発反対のデモが各地で起きていることからも分かるように、「どうする?」から「どうにかならないか?」(実現論[ニ]より)という意識が、大衆からもすでに湧き起こっているのだとまさに実感する。 |
|