原発
248561 ”原発利権村”の崩壊
 
匿名希望 11/04/03 AM00 【印刷用へ
『【福島第1原発事故】「カネの切れ目が縁の切れ目」 ”御用学者”らが豪快なちゃぶ台返し』(暗黒夜考〜崩壊しつつある日本を考える〜)リンクより転載します。
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(転載開始)

◆原発事故、国内の経験総動員を…専門家らが提言
 2011年4月2日01時42分 読売新聞

福島第一原子力発電所の事故を受け、日本の原子力研究を担ってきた専門家が1日、「状況はかなり深刻で、広範な放射能汚染の可能性を排除できない。国内の知識・経験を総動員する必要がある」として、原子力災害対策特別措置法に基づいて、国と自治体、産業界、研究機関が一体となって緊急事態に対処することを求める提言を発表した。

田中俊一・元日本原子力学会長をはじめ、松浦祥次郎・元原子力安全委員長、石野栞(しおり)・東京大名誉教授ら16人。

同原発1〜3号機について田中氏らは「燃料の一部が溶けて、原子炉圧力容器下部にたまっている。現在の応急的な冷却では、圧力容器の壁を熱で溶かし、突き破ってしまう」と警告。
また、3基の原子炉内に残る燃料は、チェルノブイリ原発事故をはるかに上回る放射能があり、それをすべて封じ込める必要があると指摘した。

一方、松浦氏は
「原子力工学を最初に専攻した世代として、利益が大きいと思って、原子力利用を推進してきた。(今回のような事故について)考えを突き詰め、問題解決の方法を考えなかった」
と陳謝した。

(転載終了)

「燃料の一部が溶けて原子炉圧力容器下部にたまり、圧力容器の壁を熱で溶かし、突き破ってしまう」

「3基の原子炉内に残る燃料は、チェルノブイリ原発事故をはるかに上回る」

「利益が大きいと思って原子力利用を推進してきたが、事故解決の方法を考えなかった。申し訳ない」

福島第1原発事故がもはやどうにもならない状況になりつつある中、”原発利権”に長らく群がっていた”御用学者”連中が、「カネの切れ目が縁の切れ目」とばかりに東電を見限り、豪快な”ちゃぶ台返し”的声明を発令した。

事故発生当初は、「安全だ」「大丈夫だ」「放射能?問題ない」と、散々、テレビ・新聞で喧伝してきた連中が、事態が日々深刻化する中、コロッと態度を変え、自己保身に走りはじめたのである。

ここに至っては、もはや事態の改善はほぼ見込めず、そうなれば当然に”生贄”が必要である。
その”生贄”となるのは、どうやら「東電」のようである。
今後、テレビ・新聞報道は、”御用アナ”や”御用学者”ら専門家による「東電叩き」一色に染まるであろう。
以下のニュースなどはその一環やも知れない。

※東電 供給計画に“原発増設”
 4月2日 19時43分 NHKニュース
 リンク


いじれにしても、これまで東電が湯水の如くカネをばら撒くことにより成り立っていた”原発利権村”の崩壊である。
その”金蔓”(かねづる)たる東電が、今後負担することとなる賠償額が半端ないものとなることが確定し、「もはやこれまで」と切り捨て御免という構図である。

「原発マフィア」なる言葉があるように、”原発利権”に群がる連中のとる行動は、まさに「用済みの者は切り捨てる(消す)」という、マフィアのそれそのものである。


最後に、原発関連御用学者リストおよび原発関連機関リストを以下に掲載しておくが、特に後者はスゴイ数である。
これらの連中が長年甘い蜜を吸い、これらの機関に数多くの官僚が天下っているのである。


◆原発関連御用学者リスト
リンク

福島原発事故で発言している人を中心に 

●東大
関村直人(東大)
中川恵一(東大)
東大病院放射線治療チーム (team_nakagawa) on Twitter
諸葛宗男(東大特任教授)
小宮山宏(東大元総長)
岡本孝司(東大)※現在中立的発言をしているといううわさがある(未確認)
宮健三(東京大学名誉教授・慶應大学教授)
前川和彦(東大・医・救急医学)

●東工大
松本義久(東工大)
有富正憲(東工大)
衣笠善博(東工大教授)元原子力安全委員会メンバー
澤田哲生(東工大の赤メガネ)

●北大
奈良林直(北海道大教授 原子炉工学)

●東北大
北村正晴(東北大学名誉教授・東北大学未来科学技術共同研究センター教授)

●大阪大
山口彰(大阪大)
中村仁信(大阪大学医学部名誉教授)
村上秀明(大阪大学教授)
野口(大阪大学)

●長崎・広島大
長瀧重信(長崎大学医学部名誉教授 財団法人 放射線影響研究所理事長)
山下俊一、高村 昇(長崎大学医学部)
神谷研二(広島大)
星正治(広島大)

●その他大学、医学関係
山名元(京都大学原子炉実験所教授)
伊藤哲夫(近畿大学原子力研究所)
大槻義彦(物理学界のスーパースター・早稲田大学名誉教授)
村松康行(学習院大学理学部化学科教授)
秋葉澄伯(鹿児島大学医学部教授(公衆衛生学))
浦島 充佳(慈恵医科大学准教授)
三橋紀夫(東京女子大放射線腫瘍学)
下道國(藤田保健大) 
島田義也(放射線医学総合研究所)
中村仁信(彩都友紘会病院院長)
米原英典(放射線医学総合研究所 (担当企画委員) 委員)

●原子力業界
斑目春樹(東大教授、原子力安全委員会委員長) 
石川迪夫(日本原子力技術協会前理事長(現最高顧問))
鈴木篤之(原子力安全委員会委員長)
武田充司(原子力安全研究会) 
青山繁晴(内閣府・原子力安全委員会・専門委員)



◆原発関連機関

独立行政法人原子力安全基盤機構
独立行政法人日本原子力研究開発機構
独立行政法人原子力環境整備促進資金管理センター
財団法人原子力安全研究協会
財団法人原子力安全技術センター
財団法人原子力国際技術センター
財団法人日本原子文化振興財団
原子力委員会(JAEC)(内閣府)
原子力安全委員会(NSC)(内閣府)
原子力安全 保安院(NISA)(経済産業省)
原子力発電環境整備機構(NUMO)
(社)日本原子力産業協会(JAIF)
(社)日本原子力学会(AESJ)
(財)原子力安全技術センター(NUSTEC)
(独)原子力安全基盤機構(JNES)
(社)日本原子力技術協会(JANTI)
(財)原子力安全研究協会(NSRA)
(独)日本原子力研究開発機構(JAEA)
(財)原子力研究バックエンド推進センター(RANDEC)
(財)日本原子力文化振興財団(JAERO)
(財)原子力発電技術機構(NUPEC)
(社)火力原子力発電技術協会(TENPES)
(財)原子力国際協力センター(JICC)
(社)原子燃料政策研究会(CNFC)
(財)原子力環境整備促進・資金管理センター(RWMC)
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以上です。
 
 
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10.新理論が登場してこない理由2 専門家は根本追求に向かえない
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現実に社会を動かしてきた中核勢力
私権時代から共認時代への大転換
市民運動という騙し(社会運動が社会を変えられなかった理由)
民主主義という騙し:民主主義は自我の暴走装置である
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