■合同板
秀作記事
佳作記事
全記事
検索
全記事
●20科目72講座一覧
■科目板
必読
秀作
佳作
全部
否定脳(旧観念)からの脱却
必
秀
佳
全
新理論(構造認識)を塗り重ねてゆく
必
秀
佳
全
意識と脳回路
必
秀
佳
全
科学・宇宙・地球
必
秀
佳
全
生物史と自然の摂理
必
秀
佳
全
サル・人類史
必
秀
佳
全
原始共同体社会
必
秀
佳
全
日本人の起源と縄文体質
必
秀
佳
全
戦争と国家の起源:私権原理
必
秀
佳
全
市場原理と金貸し支配
必
秀
佳
全
市場拡大→世界大戦・環境破壊
必
秀
佳
全
’70年貧困の消滅と支配階級の暴走
必
秀
佳
全
学者とマスコミによる共認支配
必
秀
佳
全
アメリカ支配と官僚支配
必
秀
佳
全
原発・地震・気象・環境
必
秀
佳
全
農業・食品・健康・医療
必
秀
佳
全
性・婚姻・家族
必
秀
佳
全
子育て・能力形成(家庭・学校・企業)
必
秀
佳
全
現代意識潮流を探る
必
秀
佳
全
日本再生・共同体社会の実現
必
秀
佳
全
◇付属メニュー
毎週配信
メルマガ・るい
厳選秀作集&出版サービス
お勧めサイト(ランキング)
便利データサイト
注目書籍
類塾ネット
ブログからの最新TB一覧
るいネットからの最新TB一覧
厳選○サイト
アメリカ:闇の支配構造と略奪戦争
236272
’10年夏なんで屋劇場ノート8〜「特権階級の世界」と「大衆の世界」〜2つの世界の断絶と接点は?
山澤貴志
( 45 ITコンサル )
10/08/16 AM03 【
印刷用へ
】
●「特権階級の世界」と「大衆の世界」・・2つの世界の断絶と接点は?
しかしながら、情報管制→警察国家色を強める特権階級の世界と、大衆の世界は現時点においては、ほぼ断絶している。これは、私権原理にしがみつき暴走につぐ暴走を続ける金貸しやその手先=特権階級と、私権原理から共認原理に転換し、女原理に導かれて充足基調や企業の共同体化を進めている一般大衆では、よってたつ原理がまったく別物になってしまったからである。
はたして、断絶を深めてきたこの二つの世界に(その断絶の先に)再接点は生じるのか?
接点といっても、充足基調、実現の論理に立つ大衆の世界において、否定の論理に基づく旧型の(例えば特権階級打倒をスローガンに)革命が起こるというようなことは非常にイメージしにくい。事実、「小沢バッシング」にしろ「郵政をめぐる権力闘争」にしても、大衆はまるで別世界の出来事であるかのようにスルーしてしまっている。あるいは、判断保留でフリーズしているというべきだろうか。
暴走する特権階級の世界を、「暴走トラック」のイメージで捉えるならば、「破滅」「バラバラに分解」あるいは「崖に突っ込んで奈落の底へ転落する」ということになるが、おそらく、既に特権階級の世界は、いくつものブレーキ=安全機構を破り続けて、今や崖を飛び越えて空中浮遊しているのではないだろうか。そして、自滅することが確実であることを大衆は潜在思念で捕らえているからこそ、「勝手にやってれば」とスルーしているのではないだろうか。
つまり特権階級はもはや大衆との接点を持とうとも考えていないし、大衆は大衆で既に空中浮揚している特権階級など無視しているというのが、現状なのではないか。
しかしながら、暴走し破滅するからといって、特権階級の世界が大衆の世界と全く無関係であるということにはならない。特権階級が作り出している様々な制度は、大衆の世界を拘束している。しかも、彼ら特権階級は変わるつもりも能力もないのだ。
二つの世界が断絶したままでは、特権階級の暴走を止めることはできない。たとえ彼らが自滅してくれても、国債という重石は、私たちの生活を蝕むし、失業(役割の喪失)という現実、情報統制という現実は共認充足を求める私たちの共認世界に大きな影響を与える。だとすれば、二つの世界の接点は、大衆の側からつくりだしていくしかない。
●空中浮遊する特権階級(金貸し、官僚、マスコミ)に止めを刺すのは、大衆発の社会共認を受け止める政治家たち
おそらく、そのような大衆発の社会共認を受け止める形で、現在の特権階級に止めを刺し、制度の壁を突き崩す役割を担うのは、政治家になるのではないだろうか。
官僚やマスコミが、制度の枠内で特権を貪り大衆から遊離し、まさに空中浮遊しているのに対して、政治家は地元(講援会etc)という根っこを持っている。彼らには選挙という洗礼があり、後援会etcを通じて、大衆の現実とつながっている。要するに、根無し草の官僚やマスコミと違って、政治家には地元民という根っこがある。だから現に、ロックフェラーによる官僚、マスコミ支配が徹底した現在においても、デビッドは政界の一部の政治勢力しか支配できていない。
ドル暴落後の大恐慌下では、至るところで答えを求める大衆の草の根共認の場が形成され、その多くが情報を求めてネットに収束してゆくだろう。そして、やがて国家紙幣、金融規制、マスコミ規制、官僚交代制(参勤交代制)を主張する新政治勢力が登場するだろう。この新勢力が成長してゆけば、旧政治家は大衆発の社会共認に寄り沿おうとする勢力と、あくまでも金貸し特権階級の側にしがみつこうとする勢力に二分される。おそらく労組系、地元系、欧州貴族系(鳩山グループ)及び小沢系は分裂し、その一部は大衆の側につくだろう。そうやって新勢力主導の新政権が樹立される。
勿論、断絶したこの2つの世界をつなぐためには大衆の側が、単なる遊びの話や仕事のマジ話というレベルからジャンプアップして、政治や経済や世界の話へ、つまりは「社会的共認形成」へと向かって行かなければならない。
「特権階級の世界」と「大衆の世界」・・・2つの世界の断絶と接点こそ、継続して追求すべき最も新しいテーマであるように思う。
Tweet
この記事は
236240
に対する返信です。
この記事に対するトラックバックURL http://www.rui.jp/tb/tb.php/msg_236272
この記事に対する返信とトラックバック
地震・原発を契機に人々の意識はどう変わるか?【10】:特権階級の世界と大衆の世界の断絶と接点⇒新政治勢力の台頭
「日本を守るのに右も左もない」
11/07/09 AM01
240189
旧い運動方式だが、案外いけるかもしれない、デモ
匿名希望
10/11/01 PM04
「特権階級の空中浮遊」とはどういうことなのか?(6)〜“民主党攻撃を強化せよ!徹底的にやれ!”
「日本を守るのに右も左もない」
10/10/25 AM11
238276
特権階級の意識と大衆の意識の違いとは?
ノン
10/09/21 PM11
特権階級の空中浮遊とは、どういうことなのか?(2)〜戦後日本の意識潮流とマスコミの第一権力化
「日本を守るのに右も左もない」
10/09/11 PM10
特権階級の空中浮遊とは、どういうことなのか?(1)〜特権階級の世界と大衆の世界の断絶と接点
「日本を守るのに右も左もない」
10/09/04 PM07
237204
特権階級を制する、大衆発の政治勢力はどのようにして生まれてくるのか?
橋本宏
10/09/02 PM07
237123
10代は、すでにジャンプアップしている。
阿部佳容子
10/09/01 PM01
236814
特権階級と大衆の接点
もりちゃん
10/08/26 PM10
8/10なんで屋劇場レポート(4) ドル暴落→世界秩序崩壊で大衆の意識はどう変わる?「金貸し・特権階級の世界」と「大衆の世界」・・・2つの世界の断絶と接点
「金貸しは、国家を相手に金を貸す」
10/08/23 PM10
庶民による社会統合気運の高まり その最先端の潮流を探る10 〜勉強会収束の潮流⇒勉強会のネットワーク化〜
「日本を守るのに右も左もない」
10/08/23 AM00
8/10なんでや劇場レポート(5) 特権階級の世界と大衆の世界の断絶と接点
「日本を守るのに右も左もない」
10/08/20 AM00
236434
将来、小沢は打倒官僚のために自民党と組む
狒狒
10/08/19 AM00
[
戻る
]