健康と食と医
235783 『熱中症』は『本物の塩』(微量ミネラル)摂取不足。
 
原賀隆一 HP ( 59 デザイン自営 ) 10/08/07 PM01 【印刷用へ
■私達の身体(生命維持)は多種類の元素(ミネラル)で出来上がっています。
「主要元素」は、H(水素)・O(酸素)・C(炭素)・N(窒素)の4つで
96〜97%を占めています。
次に「準主要元素」が、Ca(カルシウム)P(リン)S(硫黄)Na(ナトリウム)Cl(塩素)K(カリウム)Mg(マグネシウム)で約3%です。

そして「微量元素」(微量ミネラル)が、上記の7つを除く元素などで成り立っています。量は人体の0.02%です。
例えば、体重60Kgの人でわずか12グラムしかありません。さらにその中の3〜4グラムがFe(血清鉄分)です。その鉄の元素が、呼吸で得た酸素をとらえて血液中に送っているから人は生きています。
そしてその他のまさに微量なミネラル(全部でも約8g)も身体の中で、それぞれ「生命維持」に「不可欠」な働きをしていて、その中の一つでも少なくなると「病気」になり、さらに完全に無くなることが「死」を意味するのです。

血液中の微量ミネラルの減少を促す大きな要因が「発汗」です。
ところが発汗は、皮膚から水分を出してそれが乾燥するとき「気化熱」を奪い体温を下げて一定の『体温調節』をしているので、汗が出なければ体温は上昇し危険になります。

そして、ある程度(少量)の発汗では、水分が乾燥する前に微量ミネラルはまた体内に戻っていく作用をしています。しかし多量の発汗ではそれが追いつかず流れ出してしまいます。それが長時間続いた場合、微量ミネラル減少に陥り意識不明、死に至ることにもなります。
それはもちろん一年中を通じてですが、特に夏に多いのを、近年「熱中症」と呼ばれています。

しかし、それは「本物の塩」を摂取することでかなり予防が出来ます。

約35億年前、地球に「海」が出来たことで「生命体」が発生したのですから、当然現在も「海から採った本物の塩」(何も足さない、引かない)でなければ生命は維持していけません。

ところが、昭和38年頃から、専売公社が安価な外国産塩を輸入して、各種微量ミネラルを抽出し、それらを工業(例えば人間に非常に重要な役目をしているモリブデンはタイヤを作るのに必要とのこと)、医薬品製造などへ販売し、国民には「NaCl」=ただ辛いだけの塩化ナトリウム99.99%を販売してきました。しかしそれを国民が知ったとしても民間製造販売は違法で、その塩を食べざるを得なかったのです。

結果10数年後、ガン・脳卒中・アトピーなど急激に増え始め、(旧)厚生省はあわてて?「塩分取り過ぎ注意」を宣言しました。しかし、その「塩」の実態は明かさなかったのです。人間、いや生物にとって欠かすことのできない自然の海から採った「本当の塩」の説明(教育)も塩の大切さも未だに明かしません。

ただし、製塩・販売の自由化にしました。それは少しずつ国民が気付いてきたからか、または責任逃れの可能性も考えられます。どちらにせよ今は、国民は本当の塩を選択できるのです。

しかし、多くの国民は今もなお「塩分取り過ぎ注意」を根強く守っているのです。なぜなら、未だにその「真の意味」を明かさないからです。特にお年寄りは根強いです。だから熱中症で亡くなる人も多いのです。
マスコミもただ「記録的な暑さ」とか「異常気象」によるものと決め付けたように?言いますが、本当の要因は「塩」だと確信しています。

「自然塩」(天日結晶塩)と言われる、海水から採った塩を約1%(水1リットルに対し10グラム)溶かしたものを、夏とは限らずちょくちょく飲むことでバランスの良い微量ミネラルが補給できます。(夏場は多少濃いめでも良い)
昔(私が子供時代)誰もこんな病気は聞いたことが無かったのは、当時は「粗塩(天然塩)」だったし、どんどん補給していたからでしょう。

ちなみに、海水の中には次のような元素が含まれています。
1000ppm以上 Na(ナトリウム)・Cl(塩素)
100ppm以上 Ca(カルシウム)Mg(マグネシウム)K(カリウム)S(硫黄)
10ppm以上 Br(臭素)
1ppm以上 B(ホウ素)Si(ケイ素)Sr(ストロンチウム)Ni(ニッケル)
1ppm以下(57元素)
Ag(銀)Al(アルミニウム)As(ヒ素)Au(金)Ba(バリウム)Be(ベリリウム)Bi(ビスマス)Cd(カドニウム)Ce(セリウム)Co(コバルト)Cr(クロム)Cu(銅)Dy(ジスプロシウム)Er(エルビウム)Eu(ユウロビウム)Fe(鉄)Ga(ガリウム)Ge(ゲルマニウム)Gd(ガドリニウム)Hf(ハフニウム)Hg(水銀)Ho(ホルニウム)I(ヨウ素)In(インジウム)Ir(イリジウム)La(ランタン)Li(リチウム)Lu(ルテチウム)Mo(モリブデン)Mn(マンガン)Nd(ネオジム)Os(オスニウム)P(リン)Pb(鉛)Pd(バラジウム)Pt(白金)Pr(プラセオジム)Re(レニウム)Rh(ロジウム)Ru(ルテニウム)Sb(アンチモン)Sc(スカンジウム)Se(セレン)Sm(キュリウム)Sn(スズ)Ta(タンタル)Tb(テルビウム)Te(テルル)Ti(チタン)Tl(タリウム)Tm(ツリウム)V(バナジウム)W(タングステン)Y(イットリウム)Yb(イッテルビウム)Zn(亜鉛)Zr(ジルコニウム)

言い替えると、これらが元になって人体(生命)が出来ています。
もちろん各種食品にも含まれていますが、なかなかこれだけの種類をバランスよく摂取できません。特に夏場は食欲も減退し、ついついあっさりしたものになり、これらの中のひとつでも『無くなる』事が『死』を意味するのですから、いかに『塩』が大切かです。
 
 
 
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