市場は環境を守れない、社会を統合できない
220757 事業仕分け〜予算だけでなく事業自体必要か否かを判断する必要がある〜
 
西田香織 ( 35 自営業 ) 09/11/28 PM11 【印刷用へ
【植草一秀さん『知られざる真実』(リンク)より】

>鳩山政権は政権発足以来、精力的に「改革」に取り組んでいる。予算編成過程を透明化し、財政支出の無駄を切り込む姿勢を具体的に示し始めている

事業仕分けは、財務省が密室で行っていた予算決めをオープンにし、透明化した点ではOK!と言えそうですね(^^)v

【永田町異聞 『外務省・JICAの金銭感覚』(リンク)より】

>昨日の事業仕分けで、ムダを厳しく指摘されたのが、外務省のODA実行機関である独立行政法人「JICA」(国際協力機構)だ。天下り法人であることはいうまでもない

>概算要求額は1508億円。坪当たり4万5200円という東京でもずば抜けて高額のオフィスをかまえ、その年間家賃は27億円。

>職員の平均給与は国家公務員の1.33倍で、研修生をふくめ年間2万人にのぼる海外出張にビジネスクラスを使用する

>給与や旅費の見直しが必要だと仕分け人に判断されたのは当然のことだろう。

なんと!!金銭感覚のない天下り企業にこんなにお金が流れていたんですね。

さらに、

>極端にいえば、他の多くの天下り組織と同じように、本省がやればいい仕事を、別法人に切り分けて、官僚OBポストを増やしていくだけの、相互扶助的な共同体といえるだろう。

>そして、ODA(政府開発援助)という名の元に、後進国での産業・社会インフラ整備(→市場化政策)が、先進国(の市場絶対の価値観)によってどんどん進められていく。

しかし、それは先進国の正当化観念に過ぎず、その本当の狙いは

@先進国市場の行き詰まり⇒新たな市場の開拓
A金融市場の行き詰まり⇒現物市場への転換(資源の搾取)

に他ならない。(175330)

事業仕分けが、国民の期待を反映した『本当に必要か否か』の選択肢に乗らないなら、予算だけを切り取ってもあまり意味がないかも。。
事業その物が『必要か否か』まで踏み込む必要があります。
 
 
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220916 事業仕分けの最大の意義は「国家予算査定の公開」 小西良明 09/11/30 PM09
農水省のムダは“事業仕分け”程度で何とかなる問題なのか 「新しい「農」のかたち」 09/11/29 PM05

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