思考革命:問題意識発から可能性発へ
21621 下部機能は成功体験の塊
 
冨田彰男 ( 37 経営管理 ) 02/01/21 PM11 【印刷用へ
本能はDNAの組み替えによって進化しますが、人類は共認内容・観念内容を組み替えることで進化してきました。DNAの組み替えより遥かに容易・多様に組み替えが可能な共認機能・観念機能は人類進化の先端機能です。ということは、生物史的に見ても、共認内容も観念内容も組み替わるのが当たり前である、さらに言えば、進化・適応するためには組み替わるべきである、ということです。

一方の根源機能ですが、万物は塗り重ね構造体ですから、単細胞〜現在に至るまで塗り重ねで形成されてきた機能が現在も我々の中で作動しています。このことは何を意味するのでしょうか。我々人類も数十億年に渡って進化と適応を繰り返してきた結果として存在しています。気の遠くなるような時間の間に可能性への挑戦を無数に迫られたことでしょう。その間に様々な可能性を試みたが失敗に終り、滅亡してしまった種も多数いるでしょう。我々人類は、生まれながらにして、数十億年に渡る実現体験を積み上げてきた種だと言えるでしょう。数十億年に渡って可能性に挑戦して、しかも成功し続けてきた、このことは驚くべきことです。

我々の下部意識はそれぐらい優れものです。その下部意識の指し示す方向に従って、先端機能である共認内容・観念内容を組み替えること、それができれば人類の進化・適応・実現は成るはずです。何と言っても下部意識は数十億年に渡って成功し続けてきたのですから。「現実とは自分自身に他ならない」という言葉は、言い換えれば「現実とは自分自身の下部意識に他ならない」という言い方もできると思います。

この下部意識は自分だけでなく万人が同じものです。だから下部意識はその無数の成功体験から、「社会」「自然」という抽象概念ではなく具体的な人々の中に自らの可能性を探しているのかもしれません。テレビやネットでの事実収集や答えを出してくれそうな人を探すとか、メル友などより広い対象とつながろうとする行動にそれが現れているのだと思います。
 
 
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