日本人と縄文体質
213054 イスラムに学ぶ
 
復讐の叫び 09/08/17 PM03 【印刷用へ
私権闘争時代を経て、日本人の大切な部分を失ってきた現代人です。縄文体質も影を潜めているような状況です。

改めて、私権から共認原理の世界へ移行した今、日本も古きよき規範群を再生させていくことが求められています。

そのような日本人に警鐘をしているサイトから紹介します。

日本とイスラームリンクより引用します。

(6)なぜ日本人はイスラームを受け入れるべきか

A いたずらに軽薄華美に流れる現代日本人のために

 第二次世界大戦による敗戦で、日本はあらゆる有形無形の資産を破壊されたり喪失して、その被った被害は甚大であり、一時はあわや亡国寸前にまで陥った。

 だがこの一大危機を混迷と虚脱から脱却して立ち上がり、あらゆる障害を克服し、悪条件を突破して一億国民が一丸となって日夜努力奮闘した結果、戦後わずか十年にして次ぎ次ぎと復興事業が進み、二十年にしてどうやら戦前のレベルに到達した。その後は年々驚くべき速度をもってその線をはるかに凌駕し、いまや政治、経済、文化、学術その他のあらゆる分野で世界に並はずれた頭角をあらわし、かつて亡国寸前で再起不能と見られていた日本が、第一級の強大国と言われるまでにのし上がった。

 そのため国民生活は戦時中や終戦直後では想像もできないほど充実するばかりか、だんだん贅沢に慣れ、今度は物品を必要以上に浪費し、乱用しても気にかけず、日常の衣食においても暖衣飽食、美味美食を当然のように考えるようになってしまった。

 このおごれる慢心は、カネさえあればという軽薄な唯物思想を増長させるために役立つのみで、造物主である神に対する感謝の念やありがたさ、もったいなさを微塵にも考えない。

 こうしたカネとモノにのみ依存して日々を生きている人間は、時代が平和であり自分の周囲や環境が安定している時はよいが、ひとたび天変地災にあったり、不慮の事故や予期せぬ事態にめぐりあうと、もう狼狽し、喪心して為すすべを知らない。これは忍耐強く剛健で強靭な精神が養われていないからである。したがってその結果は、精神的にも肉体的にもひ弱な虚弱児に等しい存在である。現代の日本はこうした若者が都会にも地方にも激増している。豊富な物資、贅沢な食料がかえって国民を心身ともに蝕み、いためつける逆効果を招いた。これはまことに皮肉な現象と言えよう。

 このような時にあたり、いや、この時こそ最高の効能のある良薬とも言うべきものが唯一つある。それはほかでもない。イスラームの教えとイスラームの精神を順奉し、これを実践することである。

 このイスラーム発祥の地アラビアは、古来荒涼とした不毛の砂漠であり、イスラームはその苛酷で厳しい自然環境の中に誕生し育成した宗教である。したがって、おのずから質実剛健で困難や欠乏に耐え、それに屈することなく敢然として前向きの姿勢で耐乏の生活に甘んじる、という実に積極的な生活態度を教示しているのである。

 早い話が、その一例としてイスラームの「五行」の一つである断食などもそうである。一般にイスラームのラマダンとして最近よく教外者にも知られるようになったが、実は何もこのラマダン月のみでなく、ムスリムは今日一日断食をしようと心に決めると、随時にこれを実行して、食べ物のありがたさを肌をもって痛感し、これを与えてくださった神アッラーに感謝するのである。

 こうした修練や修行をよく重ねておれば、少々の危機や空腹、喉の渇きにもよく耐えて、少しも痛みを覚えないのである。贅沢に慣れきった者のようにすぐギブアップすることなく堅忍不抜の耐久力が常についているから、少々のことではけしてへこたれたり弱音を吐いたりしない。

 このような観点からも、特に戦後に成長した若い人々はぜひ、この簡素な生活、節倹の日常を持って旨とするイスラームの教えを実践するムスリムの生き方を模範として受け入れ、大いに歓迎して参考にするべきであろう。


B イスラーム精神に立脚した友好を

 今日の日本では、アジア・アラブ・アフリカ諸国との友好親善を提唱し、またこれをスローガンに具体的な行動を開始している個人や団体も少なくない。例えば海外からの留学生、技術研修生らを受け入れ、これを世話し、いろいろな面倒を見たり援助の手を差し伸べている例である。

 そしてまた、それなりに効果を上げている協会や団体もないではない。しかしその半面形式的なお座なりのものも比較的多いのである。

 このように国際的交流の中では、けして意図的にそうしているのではないが、相手側の風俗習慣について無知のため、好意的にしてあげたことがかえって逆効果となって、彼らから反発されることも再三ある。またその風俗習慣や言語を多少理解していても、イスラーム諸民族との付き合いでは、その宗教上の戒律や教義に抵触するようなことは厳重に注意すべきである。

 一つのよい方法としては、自分自身が自ら一個のムスリムとなるべくイスラームの道、すなわちアッラーのお導きを仰いで、イスラーム諸国の人々と接触し交際するようになることである。そうなれば、その交わりには魂がこもり、真心が入っているから、単なるうわべだけの親睦ではなく、相手の心の琴線に触れる何かを与えることのできる真の友好関係と相互理解を得ることになるであろう。これが可能となれば、その国に対する友好、親善も名実ともに真の生きた友好、親善となる。これからアジア、アフリカ、そしてアラブにまたがる十億のムスリムと仲良くし交流を深めてゆくためには、ぜひイスラームを理解し、イスラームの道に帰依するのが一見遠回りのようで実は一番近道である、ということに必然的に思い至るであろう。

 以上は今から十数年前に逝去された筆者の恩師、故ハッジ・オマル三田了一先生が生前常に筆者らに語っておられたご高説である。もし我々現代の日本人が、戦後の日本にとかく欠けていたこの質実剛健、質素簡略を旨とするような人間になれば、すなわちイスラーム精神を受け入れてこれを現実生活に適用するようになれば、それは正に「鬼に金棒」で、日本人はそれこそ世界中で名実ともに最も優秀な国民と称しても恥ずかしくはないであろう、と先生は述べておられた。これは思うに、非常に理にかなった的確な言葉である。これはとりもなおさず、戦後成長した人間はとかく頭でっかちの人間で、骨のない人間が多いことを憂えてのご意見であり、頂門の一針として我々は率直にこれを受け取るべきであろう。

 これは要するに、友好外交も国際交流も単に技術や経済や文化を介してのみならず、もっと心の深層に流れる相手の魂に触れるもの、換言すればこの場合イスラーム精神が何であるかを認識把握してその精神を尊重した上での交際こそ最高の、そして最善の友好である、ということである。

以上引用終わり。
 
 
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