市場の支配構造
210127 ローマクラブとは何か?
 
火中の栗 ( 40代♂ ) 09/07/04 PM08 【印刷用へ
>私はローマクラブ主宰者のアウレリオ・ベッツィにも会っていますけど、彼は「人口が多すぎる」などと発表する陰で人口削減のために動いています。207342

>現在のローマクラブが表向きは環境問題を問題視し、その裏で、原子力利権をむさぼっているという欧州の2面性の起源こそ、イルミナティという訳です。209829

最近、よく登場してくる「ローマクラブ」について調べてみた。


■■歴史

>ローマクラブ(Club of Rome)は、イタリア・オリベッティ社の副社長で石油王としても知られるアウレリオ・ペッチェイ(Aurelio Peccei)博士が、資源・人口・軍備拡張・経済・環境破壊などの全地球的な問題対処するために設立した民間のシンクタンク。世界各国の科学者・経済人・教育者・各種分野の学識経験者など100人からなり、1968年4月に立ち上げのための会合をローマで開いたことからこの名称になった。1970年3月に正式発足。(以上ウィキペディアより引用リンク

名称は“ローマ”だがスイス法人。リンク
日本からもメンバーが参加している。(緒方貞子 - 国際協力機構(JICA)理事長、池田大作 - 創価学会名誉会長が名誉会員リンク

昨年40周年を迎え、2008年11月にスイスのチューリッヒ近郊で開催された40周年会議では「温暖化や気候変動問題は緊急事態」「早急に対応をしなければ深刻な事態を招いてしまう」という強い認識が提示されている。リンク


■■石油ショックの原因を創出

>ローマクラブは、1972年、「成長の限界」というレポートで、石油はあと15年で枯渇すると発表した。石油は海洋プランクトンの死骸が変成した化石燃料であり、資源量に限界があると説明されれば、誰しもそれは大変だと衝撃を受けた。その直後、原油価格が高騰、世界経済は混乱した。石油ショックである。

>米国のハーマン・カーンらは、「成長の限界」は、開発途上国の経済成長を阻害し、いつまでも低開発のままにしておくことを主張していると批判した。そして石油は、科学技術の発展で補えると主張したのである。

(「ローマクラブとISO」より引用リンク



■■ISOという貿易障壁

>ローマクラブは、1991年、地球サミットに向けて「持続可能な発展のための経済人会議(BCSD)」を組織した。これには世界のビジネス界のリーダーが参画し、日本からも日産自動車会長、新日鉄会長、京セラ会長、王子製紙会長、三菱コーポレーション会長、東ソー会長、経済同友会のメンバー7名が参画した。

>このBCSD(Business Council for Sustainable Development)では、「持続可能な発展」が検討され、「環境マネジメントの国際規格化」が議論されることとなった。そしてBCSDからISO(国際標準化機構)に標準化の要請が行なわれ、ISOは、1991年9月、「環境に関する戦略諮問グループ(通称SAGE)」を設立したのである。

・・・中略・・・

>まとめるとローマクラブの提唱によって、環境マネジメントの国際標準ができ、日本の国内規格にもなったのである。ローマクラブ=ISOなのである。

・・・中略・・・

>ISO9001が貿易障壁ならば、ISO14001も貿易障壁なのはいうまでもあるまい。品質保証だけなら、書類を調えさえすれば、高品質が謳い文句の日本製品は軽々障壁を乗り越えてしまう。そこで環境マネジメントという概念を盛り込んだISO14001が必要となったのだ。
(「ローマクラブとISO」より引用リンク


★以上のように、欧州に有利な論文・制度を次々と作り出していることがわかる。

★経済的物量に勝るアメリカ(≒金貸し)に、大きく遅れをとった欧州支配層が失地回復するために編成した戦略部隊(シンクタンク)がローマクラブである、と言えるだろう。

★だとすると、経済破局による金貸し支配の綻びに乗じて一気に巻き返しを図ろうとするのは必然。(13兆事件はこの一端か?)

209318のような「反」地球温暖化CO2説が漏れ出てきているのは、金貸したちの(力のない)反撃か?
 
 
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