アメリカ→官邸→マスコミによる支配
209504 米国債13兆円事件の整理
 
小西良明 ( 26 会社員 ) 09/06/25 PM00 【印刷用へ
イタリアで捕まった日本人2名が所持していた13兆円相当の米国債についてだが、世間では「偽物でした」で終わったことになりかけている。
しかし、報道される内容はちぐはぐで、正直言って素人目にも怪しすぎる。少しややこしくなってきたので、ここで一度状況の整理を試みる。

○ 関連のありそうな出来事
6月3日  日本人2名拘束 → 同日 釈放
6月10日  与謝野財務相による「米国債への信頼は揺るがない」発言
6月11日  インターネットのニュースなどで同事件について報道
6月12日  イタリアでG8開催
〜 13日 
6月14日  (ようやく)同事件について新聞で報道
6月19日  「米国債は偽物」発表

○ 報道内容に見られる妙な点
・イタリアで逮捕されたような書き方の記事が多いが、本当はスイスのキアッソという町。(イタリア警察が拘束したのはイタリア→スイスの列車だったからか)
・事件の発生から報道までのタイムラグが長い。
・当初「日本人と思われる2人」という記述だった。その後何となく日本人ということになっているが、その身元も特徴もハッキリしない。(50〜60代の男2人という説だったり男女ペア説だったり)
・国債が本物か偽物かも確認できないまま2人を即釈放。しかもその後の行方を追えていない。
・偽者だと報道され始めても、「半分以上が偽物」や「偽物多数」など、煮え切らない表現。仮にこの表現を真に受けると、少なくとも半数近くは本物だったことになる(どっちにしても巨額)。
・巨額の米国債が関わる事件の割には、当のアメリカが静かである。本物であれ偽物であれ、本来ならもっと追究するところだろう。

他の投稿(209146 209153など)でも指摘されているが、この米国債を偽物だとすると、つじつまが合わないことの方が多い。逆に、本物だと仮定すると以下のケースが想定される。(あくまで仮説)

・アメリカに対する資金援助として日本が流した裏金。(米国TARPとして利用可能と言っていた額(1345億ドル=13兆円)と、今回の米国債の額面が全く同じ。)
・アメリカの破綻を見越して、日本がこっそり米国債をスイスで売ろうとしていた。(事件発覚直後の与謝野財務相の「米国債への信頼は揺るがない」発言は、この件に対する謝罪とも思える)
・数日後に開かれる予定のG8で受け渡しが行われるはずだった。
・アメリカの金貸し勢力が、日本の次回総選挙における自民党の活動資金として渡そうとしていた。
・「構造改革」「郵政民営化」などでアメリカに利する(日本が損する)行動をとった政治家への報酬だった。(※または、政治情勢が不利になった某政治家達が、この報酬金をスイスに退避させるつもりだった)

これらはあくまで推測であり、どれも異なる可能性もあれば、複数が同時に当てはまる場合もあり得るだろう。何にせよ、世界規模のニュースに日本人が関わっている事件でありながら、曖昧な情報公開でフェードアウトさせられそうな状況は見過ごせない。
 
 
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