暴走する悪徳エリートの所業
205323 日本をダメにする官僚機構
 
井上宏 ( 40代 建築コンサル ) 09/04/27 PM01 【印刷用へ
太平洋戦争で、日本軍はボロ負け。その原因の一つは学校秀才が作戦指揮を立案し続け、責任も取ることなく、同じような作戦を立て続けたことにある。忠実な日本兵をどれだけ無駄死にさせてしまったことか。

この状況は今も変っていない。
こんどは勤勉な日本人が戦後営々と蓄えてきた経済基盤を
>挙句の果てにバブルを崩壊させ、日本経済をどん底に突き落としてしまいました。しかも、その渦中の株式戦争では日本勢は百戦百敗、巨額の利益を外資に持っていかれてしまいました。リンク

その原因は?官僚機構の持つ硬直した序列制にあるのではないか?

立花隆 メディアポリティクスリンク より
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官僚の世界で何が一番大切かといえば、順位である。官僚の世界の基本ルールは、幾つかあるが、最大のルールは順位を乱さないことである。
順位の基本は何かというと入省年次プラス入省時の席次である。同じ年に入った官僚たちは、毎年席次に従って同じように出世していく。一定のポストをローテーションんでまわりながら階級を一つずつ上がっていく。上位に行くに従ってポストの数が減り、上がれない人は外局に出るか、外部に転出していく。本省局長になれる人は局の数だけしかいないし、次官になれるのは一人だけだ。

このシステム(年功序列。席次制)は、明治国家の創設以来、日本の官僚社会でずっとつづいてきた慣習で、これを破ることは事実上不可能といっていいほど日本の社会に根深く入りこんでいる。おそらくその起源は、奈良平安朝の昔まで、あるいはそれ以上に古いところまでたどれるのではないだろうか。

同じシステムが、陸軍、海軍の軍人の序列と進級にも働いている。昇級進級の基準が、陸軍の場合は士官学校の卒業席次、海軍の場合は海軍兵学校の卒業席次。日本の陸海軍をダメにしたのは、この順位席次システムであると昔からいわれつづけたが、それがゆるめられることはなかった。同じように、官僚の世界でも、このシステムがいけないと何度も言われながら、ほとんど全く変わることなく、明治以来今日までつづいている。
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(引用以上)

外圧は刻々と変わっていく。それに対して官僚は試験の成績とか、外圧と殆ど関係ないところで優劣が決まり、一度決まるとその序列が変わることが無い。そして権力を持つとそれを維持するために無能化していく。あるいは、自己組織保存のために動くようになる。

これでは、勝てるわけがない。官僚組織の徹底した総括が必要ではないだろうか?


 
 
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