健康と食と医
201622 自然の摂理に反した欠陥商品=人工甘味料
 
西谷文宏 ( 32 建築設計 ) 09/03/07 PM08 【印刷用へ
>糖分でも油脂と同じことが言えるという。低カロリーの代用油や人工甘味料で「おいしいのに、なにか物足りない感じ」がするのは(2)が満たされないからだという。「口の中はごまかせても、胃まではごまかせません」と伏木教授。(177802

人工甘味料は、砂糖の数百倍と言われる甘さがあるが、体内で吸収・分解されずに排出される為に、カロリーが限りなくゼロに近く、ダイエットコーラを始め、多くのダイエット商品に使用されている。
虫歯にもならず、血糖値を上げる事もないので、清涼飲料水では最早人工甘味料が使用されていない商品を探すほうが難しいと言っても過言ではない。
甘いのに太らない、糖尿病にもならないと言う、まさに”魔法”のような甘味料と言えるが、一方で(既にるいネットでも数多く紹介されているように)発ガン性や脳腫瘍の発症の恐れなどの危険性が指摘されている。

さらに人工甘味料には、生体のカロリーコントロール機能そのものを狂わせるという問題点が、実験によって明らかにされた。

以下、リンクより引用
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人工甘味料を使った食べ物は、砂糖を使った食べ物よりも、むしろ太る可能性がある、という研究結果が EurekAlert で報告されています。人間でなくラットでの実験結果ですが。パーデュー大の研究者による報告です。

ラットを二つの群に分け、一方にはサッカリンで甘みをつけたヨーグルトを与え、もう一方にはブドウ糖で甘みをつけたヨーグルトを餌を与えたところ、サッカリン群の方がたくさん餌を食べるようになり、体重も増えたそうです。さらにサッカリン餌から普通の餌に戻した後も、体重は減らなかったそうです。

なぜ人工甘味料で太るのかについてはよくわかっていませんが、サッカリン群の方が食べる量が増えたという事実、そしてサッカリン群の方が食事後の体温上昇が少なかった、ということから、研究者達は次のような筋書きを考えているそうです。Scientific American がわかり易く書き下してくれたバージョンから引用します。、

1.舌が甘いものを感じると、脳は「カロリーの高いものを食べた」と
  認識して、体はカロリーを代謝するように待ち受ける
2.ところが体がいくら待ってもカロリーがやってこない
3.体は期待とのギャップを埋め合わせるために、基礎代謝を落とすと
  共に、次の食事のときに食欲を増進させる
4.代謝が落ちているのに食べる量は増えるので、太る

というメカニズムが考えられているそうです。
もちろんこの実験はラットで行われたものなので、人間にも同じことが言えるとは限りません。人間を対象とした研究が必要でしょう。

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同じ実験結果に対して、リンクより引用。
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体内でカロリーコントロールを行うしくみがうまく働かなくなってしまったことが、エサを多く食べてしまった原因のようです。

人工甘味料で甘みをつけた液体を飲ませたグループのネズミは、体の中で甘みを感じる部分とカロリーの摂取を抑制する部分とのつながりに混乱が生じてしまったからではないかと考えられました。

人間を含めた動物は甘いものを食べることによって生理的に摂取カロリーを調節しますが、糖分がある程度体に摂取されるとそれ以上の糖分摂取をしないように命令します。

でも人工甘味料の場合は甘いのにカロリーがないため、体の中で混乱が生じて摂取カロリーの調節機能がうまく働かなくなるというのです。

このために食欲に抑制がきかなくなり、本来ではあり得ない量のエサを食べてしまって肥満になったのです。

ネズミで行ったこの実験結果に異議を唱えたり、人に当てはめた実験が行われていないので人への影響はわからないという意見もあるようですが、興味深い実験結果であることは確かです。
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いずれの引用先も、「あくまでラットによる実験で、人への影響はわからない」とあるが、アメリカでの大規模な調査で、人工甘味料の市場流通量の増大と、肥満人工の増大が見事に一致することが判明しており、人工甘味料が生体機能を完全に狂わせる、自然の摂理に反した食品であることは明らかである。

糖分は生体にとって重要なエネルギー源である為、甘い=美味しいと感じるのは、自然の摂理。一方で、万人が美味しいと感じるその構造は、市場取引における「うまみ」を生み出し、古代市場から糖類は市場取引における至上品・高級品とされてきた。
70年貧困が消滅してからも、(一部の支配層だけが口にできたものが)貧困の消滅によって万人が口にできるようになっただけで、甘いものに価値があることに何ら変わりはなく、数々のスイーツ特集などに見られるように、今もって市場における「うまみ」ある商品であることは不変である。

人工甘味料は、この「甘い=美味しい→市場で高く売れる」の構造の上に、ダイエット含めた(歪んだ)健康志向的な価値が上塗りされている。
そう言う意味で、人工甘味料は現在の食品市場においては最も重要視されている商品の一つであり、文字通り食品市場における「魔法の粉」と言える。(ラムズフェルトやカーギルがごり押しした(182269147471)理由もここにある)

しかし、先述したように、甘い=美味しいと感じる理由は、糖分が生体にとって重要なエネルギー源であるからであり、「甘いのにエネルギーにならない」と言う人工甘味料はそれだけで自然の摂理に反した、欠陥商品であると言える。

上述の実験結果は、まさにこのような問題点を明らかにした実験と言え、今後の「食への期待」を考えていく上で、自然の摂理の上に立って考えていくことの重要性を明らかにしてくれたとも言える。
 
 
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