日本人の起源(縄文・弥生・大和)
199993 天皇騎馬民族説の進化C 百済と日本の秦氏は辰王朝の系統
 
井上宏 ( 40代 建築コンサル ) 09/02/18 AM10 【印刷用へ
江上氏の騎馬民族説の続き、日本に巨大な足跡を残している秦氏について、・・・・
天皇騎馬民族説の進化(2) リンク 半月城通信さんより
//////////////////////////////////////////////////////////
さて、「夫余隆の墓誌銘」にもどりますが、ここには江上氏の騎馬民族説
にとってきわめて重要なことが書かれていました。
「公、諱(いみな)は隆、字(あざな)も隆、百済辰朝の人なり」
江上氏がかねてから主張していた辰(秦)王朝の実在がここでも証明され
たのでした。これと倭とのかかわりは、前回すこしふれましたが、これを整理して江上氏は座談会でこうのべました
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
(随使)?世清の紀行では奈良の飛鳥の都のことを「秦王国」と言っており、その国名は倭国王の出自が三韓時代の南部朝鮮半島の大半を支配したという辰王朝にあったことを示唆しています。
というのは、倭国での「秦」の字は中国側の記録ではすべて「辰」字で表
されており、そのことは倭の五王の上表で三韓の中の辰韓が例外なく秦韓と記されている事情からも明らかです。

したがって、倭国王の都した大和の国を「秦王国」というのは、「辰王
国」と解するのが至当であって、倭国王が辰王朝から出自したところからその名を得たものに相違ないのです。
百済の夫余隆も辰朝の出なりと言っているので、同じ辰王家から出た倭国
王の天皇家が、辰王の国(国都)として飛鳥時代まで伝えられていても不思議はないでしょう。百済王家が滅びるときまで辰(王)朝と伝えられているのに相応じるものです。

このようにして、先に掲げた百済王関係(夫余隆)と、倭国王関係がぴっ
たりと並列し、三韓時代の辰王家を共通にしたものとして結びつきますが、それが二つに分かれて、一つは元の馬韓が百済に統一され、そこにずっと居座って百済の(夫)余王家になったのに対し、他方は加羅(任那)に遷って日本列島の征服に乗り出し、まず対馬・壱岐・筑紫などを占領し、さらに数代の後、畿内の河内・摂津に都を遷して倭王となり、最後に大和に入って、そこの土着の豪族と合作して大和朝廷を創始したのですが、その後も倭国は終始百済と緊密な関係を保っており、このことも同じ王朝の分岐したものとして、初めてよく理解できるのです。
///////////////////////////////////////////////////////////
(引用以上)

 
 
  この記事は 199991 に対する返信です。
 この記事に対するトラックバックURL  http://www.rui.jp/tb/tb.php/msg_199993

 この記事に対する返信とトラックバック
262373 月氏の王と秦氏 彗星 12/03/22 AM10
216627 秦(はた)氏の謎1〜北方→半島の辰(秦)韓を経由して日本へ渡来した技術職人集団?〜 彗星 09/10/07 AM00

  [戻る]  


◆実現論本文を公開しています。
 実現論 : 序  文
 第一部 : 前  史
 第二部 : 私権時代
 第三部 : 市場時代
 第四部 : 場の転換
 参考文献

 必読記事一覧
01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28
「経済破局に至る基本構造」
銀行国有化しかない
金貸しの没落=私権原理の終焉
2008年、世界金融危機は何を意味するのか?
西欧近代:宮廷ユダヤが王族への借金をカタに近代国家システムを形成
日本銀行の通貨発行の仕組み
影に隠れて暴走してきた金貸しの支配が明るみになった
TPPをめぐる俗論を反証する@〜横行する数字のトリック、おかしな議論への反証
TPPをめぐる俗論を反証するA〜「国益VS農業保護」論は、国益に反する
国破れてTPP在り
忘れられた経済学者シルビオ・ゲゼル@
忘れられた経済学者シルビオ・ゲゼルA
脱金貸し支配・脱市場原理の経済理論家たち(2)カール・ポランニー
脱金貸し支配・脱市場原理の経済理論家たち(3)ミヒャエル・エンデ
脱金貸し支配・脱市場原理の経済理論家たち(5)エルンスト・フリードリッヒ・シューマッハー
脱金貸し支配・脱市場原理の経済理論家たち(7)サティシュ・クマールその2
脱金貸し支配・脱市場原理の経済理論家たち(8)ヴァンダナ・シヴァ
脱金貸し支配・脱市場原理の経済理論家たち(9)宇沢弘文
江戸時代の思想11 大衆支配のための既成観念を全的に否定し、新概念を創出しようとした安藤昌益
現状の経済システムに問題あり
作られた物欲
過剰消費のもう一つの理由
消費社会と受動社会がつくり出す、矛盾と危険性
国債残高
貨幣の問題をめぐってC
貨幣の問題をめぐってD
長期金利の上昇は本当に起こるのでしょうか?
市場「原理主義」の限界
市場は等価交換ではない、外部不経済を捨象している
等価交換など存在しない
消費の自由のいかがわしさ。
消費が変わる。消費を変える。
「所有価値」から「利用価値」への転換
市場社会は人間の欲望を飽くことなく増幅させるーーー金銭犯罪の五つの類型
フェアトレードは市場拡大の幻想取引ではないか?
自我経済学から共認経済学へ
「需要発から供給発へ」
諸外国の公共事業民営化はなぜ失敗したのか?

『るいネット』は、47年の実績を持つ起業家集団・類グループが管理・運営しています。るいネットワーク事務局(Tel:0120-408-333, E-mail:member@rui.ne.jp