西洋医療と東洋医療
199388 『快癒力』篠原佳年著(3) 〜エネルギーをどこに使うのかが大切〜
 
復讐の叫び 09/02/10 AM03 【印刷用へ
続きです。

病気をつくることにエネルギーを使っている人が多いことがわかりました。これはあらゆる場面でも同じのようにどこにエネルギーを投入しているのかでその人の状態が規定されているように思います。仕事でも元気のない方は、やはり自分に拘っているからだと感じます。その突破口として、

 「あきらめる」「忘れる」「人のために尽くす」

と提示されてます。ポイントは【自分からみんなへ】だと思います。これ本当に大切なことです。直ぐにでも実践していきましょう。

『快癒力』篠原佳年著 
2012年の黙示録 『快癒力』より引用します。リンク

■病気をつくることにエネルギーを使うな

 では、どう改めたらよいのか。いま必要なのは、新しい「病気観」というものの確立ではないでしょうか。

 病気は悪いものである。病気は体に起きる現象である。病気は治さなければいけないものである。病気を治すには病院へ行かなければならない。――こういった既成概念はことごとく間違っています。
 
 病気は決して悪いことばかりではない。病気は体に起きた異変とばかりはいえない。病気は治さなくてもいい場合がある。病気は病院へ行けば悪化する。できたら病院へは行かないほうがよい。――こういう「病気観」も必要だと思うのです。

 気というものにたどりついた私が、その観点から難病の人を大勢あつかってきて、いま「あなたの病気観は?」と問われたら、「病気とは“熱きメッセージ”である」と答えます。病気とはその人の生き方に対するメッセージなのです。だれからのメッセージかといえば、神様でもなんでも、自分の気に入っている者でよいと思います。

 だが、ともかく心と体からなる人間という存在は、生命エネルギーを得て生きている。だから病気になったら、その症状の裏に隠されている本当の意味を理解することに努めなければならないのです。

 こういう観点に立ってみると、病気に対する既成概念がいかに理に合わないものかがわかってきます。たとえば病気になると元気がなくなります。元気がなくなれば元気を出させようと、栄養をつけさせたり、休息をとらせたりします。

 しかし、病気で元気がなくなるのはエネルギーが足りないためなのでしょうか。みなさんは中学校ぐらいで「エネルギー保存の法則」というものを学習したはずです。エネルギーは永遠に減らない。なくならない。自分のなかにあるエネルギーもまったく同じなのです。

 そう考えると、「気が落ちると病気になる」というのは、たぶん間違いでしょう。気が落ちるから病気なるのではなく、病気にエネルギーを使っているから、見た目では表面の気が減っているように見えるだけなのです。

 病気の人は病気をつくることに相当のエネルギーを振り向けている。エネルギーを病気づくりに重点的に配分してしまっているのです。

 自分のことばかり考えている人も、決して病気に無縁とはいえません。気を外に出さないで貯め込むと、一種の便秘状態になり、それがストレスとなって病気づくりへと向かう。この点、生命エネルギーはお金とよく似ています。

 人生にお金は必要ですが、入ってきたものをうまく配分して使ってこそ意味があります。莫大なお金をひたすら貯め込んだりすれば、泥棒が心配になり、失うことへの不安が生じ、ストレスとなって暗い人生を過ごすことになります。生命エネルギーもこの点はまったく同じと考えられるのです。

■難病が治るケースはこの3つしかない

 生命エネルギーで特に注意する必要があるのは、エネルギーの総量よりもバランスのほうがはるかに大切だという点です。

 では、気のバランスをとるにはどうすればよいのか。それは病気になった人が治っていく過程から逆算して知ることができます。私の経験によれば、難病が治るケースは次の3つしかありません。第1に「病気をあきらめた人」、第2に「病気を忘れた人」、第3に「人のために尽くした人」です。

 結論から言えば、「病気にエネルギーを使わなくなってしまった人たち」なのです。多くのリウマチ患者さんを診ていて「この人は絶対に治らないだろうな」と思われる人がいました。症状も悪ければ検査結果も最悪。そのうえ、治りたい気持ちが人一倍強く、来るたびに「治せ、治せ」と鬼のような形相でせがむ。難病だけに医師としてこんなつらいことはありません。

 正直いって、会うのがつらかったのです。その患者さんがしばらく来ないと思っていたら、久しぶりにやってきました。彼女の顔を一目見て私は驚きました。顔つきがまるで変わっているのです。穏やかで明るくて笑みさえ浮かべています。
 
 「元気そうじゃないですか、どうしたんです?」
  すると彼女はこういったのです。
  「先生、もうあきらめちやった」

検査をしてみると、炎症の程度をあらわすCRPの値がリウマチで最高の数値だったのがマイナスになっている。「治りたい、治りたい」と、それだけを願っても治らなかった人が、あきらめたら逆に治ってしまったのです。

 ある人は相当症状が悪いはずなのに通ってこなくなった。久しぶりに来たので事情を聞いてみると、孫が生まれたそうで「その世話で忙しくて忙しくて、病院に行くのなんか忘れてしまった」というのです。薬もずっと飲んでいないといいます。この人も検査してみと、劇的に快方へ向かっていました。

 また、自分の病気そっちのけで、人のために尽くすことで、快癒を果たした人もいます。ともかく病気はどんな難病も「あきらめる」「忘れる」「人のために尽くす」の3つを徹底すると、不思議なほどによい結果を生じさせる。この3つに共通するのはいったい何なのでしょうか。

 病気をつくるエネルギーを他のものに転換したのです。その結果、自分の気持ちが楽になって世の中が素敵に見えてきて、毎日わくわく生きられるようになったのではないでしょうか。すっかり明るくなった患者さんを見ていて、私はそう思うようになりました。このような患者さんの気を測定してみると、失われていたバランスが見事に回復しているのです。

 もうひとつ、気を測定していてバランスのとれる心理状態があります。それはブラス思考の状態です。物事をなんでも前向きによいほうへととらえる。こういう思考態度をもつ人も気のバランスがとれています。

 ただ、難病にかぎらず病気の人は、なかなかプラス思考ができないものです。そういう人たちは「あきらめる」「忘れる」「人のために尽くす」の3つのどれかを実行されたらよいと思います。なぜかといえば、治った人はみなそうなのですから。実行すればすべてが必ずよい方向に向かっていくのです。

以上引用終わり。(4)に続く。
 
 
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