’70年貧困の消滅と私権の衰弱
194313 社内ネットの活用事例
 
匿名希望 08/12/07 PM08 【印刷用へ
社内ネットの活用事例を見てもどこも閉塞している模様です。


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社内SNSにも炎上ってあるの?(リンク

最近も、ある企業の社内SNS導入プロジェクトの担当者から相談をもちかけられたのだが、やはり炎上が起きた時の対応方法をやたらと気にしている。よく話を聞いていると、どうやら経営層が気にしているとのこと。SNS自体を使ったこともない経営層にしてみれば、炎上だけ気になるのもしかたがないことなのかもしれない。

ところが、実際に社内SNSを導入した企業の担当者に話を聞いてみると、今度は炎上どころか利用する社員が少なくて困っているという相談を受けることが多い。いくら会社の方で利用するよう働きかけても、一向に利用率が上がらないのだという。

これは、社内SNSを導入している企業の成功事例として紹介されたこともある企業の社員に聞いた話だが、実際は言われているほど利用率は高くないということだった。理由は、今の若い社員は、ミクシィをはじめいくつかのSNSに登録している上、外でブログもすでにはじめているため、監視されていることがわかり切っている社内SNSになんか、今さら興味を示さないのだという。

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社内SNSは会社運動会の替わり(リンク

 まず最近増えているが、政治的理由やその他の理由でなぜか「コミュニケーションを活性化させる」ことが最終目的で社内SNSに着手するケース。正直こういうケースは、後でひどいことになることが多い。例えば浸透が進まずに社内SNSでの発言を増やそうと毎月自己紹介を書くことを義務つけたり、毎日日記を書けと指示が出たりする。そのうち今度は逆に「社内SNS(のような公の場)に顧客の事を書くのはけしからん」等と怒られて日記に書くことがなくなったりする。だから「コミュニケーションを活性化させる」という曖昧な目的だけで突き進みそうになったら、出来るだけ関与しないように距離を置くのが良いだろう。

 例外なのは、福利厚生として社内SNSを入れるケースである。

 組織の中で他の人とコミュニケーションを取るべきかか取らないべきかと問われたときに、あまりにも過度にならない限りコミュニケーションを取ったほうが良いというのにはほとんどの人に通常は賛同してもらえる。少なくとも組織で一緒に働く同僚について、結婚してるかしていないかとか、子供の性別や歳とか、出身地はどこで今はどのあたりに住んでいて、休みの日にやる主な趣味は何か、くらいの情報を会話の中でやり取りしておくことは、あまり害にはならないし益になることのほうが多い。ところが最近の日本企業では昔に比べるとこういった基本的なコミュニケーションすら減っていて、それが問題になっている組織がほんの時たまある。確かにこういう組織では「(基本の)コミュニケーションを活性化させる」ことで失われた協調性や一体感を取り戻すことは目的になりうる。

 「コミュニケーションを活性化させる」ことが目的となると、まずは相手の顔と名前を覚える、次に家族や趣味といったバックグランドを理解するということになる。こうなるとこれは昔の日本企業でよくやっていた運動会や社員旅行と同じモノだと捉えるのが自然ではないか。

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と社内ネットを使っても閉塞しているそうです。
しかも、記事が多かったのは昨年。今年に関してはほとんど記事がない。
大きな問題として、結局のところ、指揮系統が残ったままでは社内ネットでは押し付けでしかなく、圧力がないところでしか機能しない状態になっている。
(成功事例とされた企業でさえも)
そうなると、社内ネットは可能性はありつつも、現状の体制では、市場の裾野を広げるためのツールでしかなかった。

社内ネットがうまくいかない根本の原因が指揮系統であるということまで踏み込まなければ、いくらシステムを導入しても可能性は広がらない。
 
 
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194868 RE:社内ネットの活用事例 匿名希望 08/12/14 PM10

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