日本人と縄文体質
184200 江南人と日本人:::倭人とは何者か?1
 
北村浩司 ( 壮年 広報 ) 08/08/29 PM00 【印刷用へ
南朝鮮、日本の倭人の共通の祖先が江南人であることを示す記述があったので、紹介したい。

>中国の長江下流域には古来倭人とよばれる人たちが住んでいました。。前掲の『川海経』、『漢書』(一世紀成立)、『論衡(ろんこう)』(一世紀成立)そのほかの書によると、長江南部のほかに、朝鮮半島南部、日本などにも倭人はひろがっていました。倭人ということばの意味は、背がまるくてひくい人とか、中央から遠い土地の人とか、従順な人とか、もともとあまりよい意味ではありませんでした。
たとえば、『漢書』の顔氏古注には「交趾(こうし)(現在のベトナム)から会稽(かいけい)(現在の浙江省)に至る七、八千里のあいだに、百越が入りまじって住んでおり、それぞれに違う姓をもっている」と説明されています。長江にそって南側の地に多くの越人が住んでおり、なかでも下流の江南地方に住んでいた人々がとくに倭人とよばれていたことになります。(諏訪春雄通信100)リンク

>越人はことに航海術にすぐれていた人たちでしたので、すぐ朝鮮にわたり、その南の端に自分たちの故郷と似た風土の土地を発見して住みつき、さらに環境条件のよく似た日本へもうつり、海岸低地に居住したとおもわれます。また、紀元前三三四年ごろには、越が楚によってほろぼされました。このときにも大量の越人が、朝鮮半島や日本へわたったとみられます。このように、朝鮮半島や日本への越人の渡来幾次にもわたっていました。これが、朝鮮や日本の倭人でした。(同上)
 
彼らは2000年前以前からすでに竜骨船と呼ばれる、帆船を操縦し、かなり広域の航海を可能にしていたようである。(春秋戦国時代には外洋航海の記録がある。)つまり弥生前期のみならず縄文期にも日本に移り住んでいた可能性もありえ、縄文文化に影響を与えた可能性を検証する必要がある。しかしながら少なくとも(朝鮮経由か直接かはともなく)、稲作はおそらく彼らがもたらしたものだろう 

また江南人と倭人との習俗の共通性が以下のように記録されている
(一部記述に疑問も感じるが、原文のまま投稿する)
>一般に『魏志倭人伝』とよばれる資料には、倭人の習俗がかなりくわしく記載されています。
海の魚をとって生活し、航海にすぐれ、目立つ習俗として、文身、断髪、蛇や竜にたいする信仰、貫頭衣(頭からすっぽりかぶって顔を出す袋型の衣装)、航海における持衰(じさい)(犠牲者をあらかじめえらび、航海がうまくゆけば手厚くもてなし、うまくゆかないとすべての責任を負わせて殺害する習俗)、双系的親族組織(父方、母方双方の血筋をたどることのできる親族制度)、歌垣や妻問い婚、一夫多妻制、ヒメが聖(神祭り)を担当しヒコが俗(政治)を担当するヒメヒコ制、王殺し、などをあげることができます。これらは、いずれも越人の住んでいた中国南部、ことに江南の習俗とかさなっています(大林太良氏『邪馬台国』中公新書、一九七七年)。(同上)

>中国古典の「荘子」・「韓非子」・「淮南子」などに散見される、越人の生活風俗は、河川や海原に棲息するサメやワニからの危害を避けるために「断髪文身」、つまり頭髪を短く切り、体に刺青をしていた。また、海にもぐるだけではなく、田植や草取りのためにも裸足の生活を送り、日常生活に舟は生活に欠かせない道具だった。 (長江文明と古代日本−黒潮をめぐる舟の文化
>リンク
(以下2に続く)
 
 
 
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